第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2019年1~9月)は、米中貿易摩擦の長期化を主因とする中国経済の成長力の陰り、英国のEU離脱協議の難航などによって世界経済の減速が鮮明となる中、国内景気は外需低迷による生産・輸出が鈍化傾向を示すなど、先行き不透明な状況は変わらずに推移しました。

 このような経営環境の中、当社グループでは『クリーン、ヘルス、セーフティ』各市場において掲げた重点施策への取り組みを進めましたが、防衛省向け製品である防護マスクの納入時期ずれ等の影響により、売上高は60億25百万円(前年同四半期比1.1%減)となりました。

 利益につきましては、昨年秋より運用を開始した先進技術センターに関わる経費増により、営業利益3億26百万円(同13.2%減)、経常利益3億10百万円(同12.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億22百万円(同27.3%減)となりました。

セグメント別の業績は以下の通りです。

 

(マスク関連事業)

 産業用の防じんマスク、防毒マスク、電動ファン付き呼吸用保護具の販売は引き続き順調に推移したことから、売上高は52億93百万円(同1.2%増)となりました。

 なお、“呼吸追随システム”などの新技術が採用された次世代防護マスク「18式」は、第4四半期に納入いたします。

 

(その他事業/環境関連事業等を含む)

 オープンクリーンシステム「KOACH(コーチ)」については、販売件数は引き続き順調に積み上がり前年同四半期実績を7%程度上回りましたが、大型機種「フロアーコーチ」の受注が前年対比で下回ったことを主因に売上高は前年同四半期実績に至らず、その他事業全体の売上高は7億32百万円(同15.2%減)となりました。

 なお内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍(かがみないし)」については、従来の“自動ブラッシング機能”に加え、医療現場における検査、作業の軽減・効率化及び省スペース化等の新機能を搭載した第2世代機「ⅡG」を7月より発売いたしました。現在、事業拡大に向け注力しているところであります。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、181億4百万円(前連結会計年度末189億15百万円)となり8億11百万円減少いたしました。これは主に、流動資産が受取手形及び売掛金並びに電子記録債権の減少等により4億42百万円減少したことと、有形固定資産が建設仮勘定の減少等により4億3百万円減少したことによるものです。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、84億67百万円(前連結会計年度末93億28百万円)となり8億60百万円減少いたしました。これは主に、流動負債が1年内返済予定の長期借入金の増加等により4億81百万円増加したことと、固定負債が長期借入金の減少等により13億42百万円減少したことによるものです。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、96億36百万円(前連結会計年度末95億87百万円)となり、自己資本比率は53.2%(前連結会計年度末50.7%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億20百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。