当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2020年1~3月)は、新型コロナウイルス感染症の影響により国内外の経済活動が急速に縮小し、景気は悪化の一途を示して推移しました。
こうした状況の中、当社グループでは、感染症の拡大を防ぐため、使い捨て式防じんマスク(国家検定規格DS2・米国NIOSH規格N95合格品)をフル生産対応で増産し、医療機関への供給を行いました。また、その他事業におきましては、訪問営業の機会確保が難しい状況下ではありましたが、オープンクリーンシステム「KOACH」と自動ブラッシング機能付き内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍ⅡG」につきましては、期初の予定先に漏れなく納品を済ませました。
その結果、売上高は25億98百万円(前年同四半期比23.1%増)、営業利益3億47百万円(同168.8%増)、経常利益3億53百万円(同137.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億54百万円(同159.1%増)となり、売上高、利益ともに、期初計画、前年度実績を上回りました。
セグメント別の業績は以下の通りです。
(マスク関連事業)
DS2、N95の両規格に合格している使い捨て式防じんマスク「サカヰ式ハイラック350型」の新型コロナウイルス患者受入病院をはじめとした医療機関への供給など、医療崩壊を防ぐため最大限の増産・出荷を行いました。
また、産業用の防じんマスク、防毒マスク等の需要については、当第1四半期において目立った落ち込みは見られず堅調に推移しました。
これらの結果、当事業の売上高は22億21百万円(前年同四半期比20.9%増)となりました。
なお、当社グループは、医療機関における供給不足の状況に鑑み、当該マスクの国内生産設備の増設を決定しました(詳細は4月16日開示の「医療機関向け使い捨て式防じんマスク用生産設備の増設に関するお知らせ」をご参照ください)。当期8月頃より順次稼働させる予定であります。
(その他事業/環境関連事業等を含む)
オープンクリーンシステム「KOACH」につきましては、営業機会損失の影響は避けられず、販売件数は前年度の2割減となりましたが、大型機種「フロアーコーチ」の納入が続いたため、販売台数は逆に前年を上回り、売上高は2割増の成果を得ることが出来ました。
自動ブラッシング機能付き内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍ⅡG」につきましては、目標としていた販売台数を達成し売上を伸ばしました。
これらの結果、当事業の売上高は3億76百万円(前年同四半期比37.1%増)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、188億64百万円(前連結会計年度末183億38百万円)となり5億25百万円増加致しました。これは主に現金及び預金の増加等により流動資産が5億97百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、89億29百万円(前連結会計年度末85億42百万円)となり3億87百万円増加致しました。これは主に、流動負債が1年内返済予定の長期借入金の減少等により4億50百万円減少したことと、固定負債が長期借入金の増加等により8億37百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、99億34百万円(前連結会計年度末97億96百万円)となり、自己
資本比率52.7%(前連結会計年度末53.4%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億1百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。