第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、金融政策を主とした経済政策などを背景に企業業績、雇用情勢に改善が見られ、景気は全体として緩やかな回復基調となりました。しかしながら、米国が利上げ時期を模索していることや、中国経済の減速懸念が強まっていることなどを背景として、景気の動向は依然として先行き不透明な状況で推移しました。

当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボン、修正テープの市場は堅調に推移している反面、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けの機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然、厳しい販売競争・価格競争が続いております。

このような環境のなか、当グループは、経営基盤の強化、技術革新による新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応するための新規・新製品開発およびバーコード用リボン、修正テープ、「FIXFILM」など主力製品の国内外での拡販活動に積極的に取り組んでおります。

また、生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシー ベトナム コーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産の効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでおります。

この結果、連結売上高は、主力製品を中心とした拡販活動に努めましたが、65億2千3百万円(前年同期比6.2%減)となりました。

利益面におきましては、円安による原材料価格の上昇などがありましたが、グループを挙げた生産の効率化によるコスト削減に努めた結果、営業利益は7千5百万円(前年同期比221.1%増)、経常利益は5千6百万円(前年同期比87.8%増)となりました。四半期純利益は固定資産廃棄損の計上および法人税等の計上などにより、1千5百万円(前年同期比174.9%増)となりました。

品目別売上高の状況は、次のとおりであります。

サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、33億6千4百万円(前年同期比1.9%増)となりました。

インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、8億6千7百万円(前年同期比23.9%減)となりました。

テープ類は、市場価格の低下がありましたが、堅調な需要に支えられ、14億1千1百万円(前年同期比4.9%増)となりました。

機能性フィルムは、電子材料分野を中心とした拡販活動に努めましたが、販売競争、価格競争の激化により、3億1千9百万円(前年同期比36.2%減)となりました。

その他は、5億6千万円(前年同期比15.8%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、169億4千1百万円(前連結会計年度末比0.5%増)と、前連結会計年度末に比べ8千1百万円の増加となりました。これは、主に運転資金の借入れによる現金及び預金の増加などによるものであります。

負債は、77億2千4百万円(前連結会計年度末比1.4%減)と、前連結会計年度末に比べ1億9百万円の減少となりました。これは、支払手形及び買掛金が減少した一方で、金融機関からの長期借入金が増加したことなどによるものであります。

純資産は、92億1千6百万円(前連結会計年度末比2.1%増)と、前連結会計年度末に比べ1億9千1百万円の増加となりました。これは、主に利益剰余金の増加などによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億8千4百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。