文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日銀のマイナス金利による金融緩和策が実施される一方で、不安定な為替動向に加え、海外においては中国経済の減速や米国の追加利上げの見送りなどから、景気の動向は依然として先行き不透明な状況で推移しました。
当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボン、修正テープの市場は底堅い推移をしているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として、厳しい販売・価格競争が続いております。
このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。また、バーコード用リボン、修正テープなどについては、国内外での積極的な拡販活動を展開してまいりました。
生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシー ベトナム コーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、連結売上高は、主力製品を中心とした拡販に努めましたが、21億2千万円(前年同期比2.4%減)となりました。
利益面におきましては、売上高の減少の一方で、原油価格の下落によるエネルギーコストの削減のほか、グループを挙げた生産の効率化によるコスト削減に努めた結果、営業利益は1億1千5百万円(前年同期は営業利益4百万円)、経常利益は円高による為替差損の計上などがあり、5千5百万円(前年同期は経常損失2千6百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等の計上などにより、3千2百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失7千3百万円)となりました。
品目別売上高の状況は、次のとおりであります。
サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めましたが、10億1千4百万円(前年同期比6.4%減)となりました。
インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、2億8千8百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
テープ類は、堅調な需要に支えられ、5億4千2百万円(前年同期比21.5%増)となりました。
機能性フィルムは、電子材料分野を中心とした拡販に努めましたが、販売・価格競争の激化により、4千4百万円(前年同期比74.1%減少)となりました。
その他は、2億3千1百万円(前年同期比56.3%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、176億8千2百万円(前連結会計年度末比2.4%減)と、前連結会計年度末に比べ4億2千8百万円の減少となりました。これは、主に借入金の返済による現金及び預金の減少などによるものであります。
負債は、83億5千4百万円(前連結会計年度末比3.3%減)と、前連結会計年度末に比べ2億8千7百万円の減少となりました。これは、主に金融機関からの長期借入金の返済などによるものであります。
純資産は、93億2千7百万円(前連結会計年度末比1.5%減)と、前連結会計年度末に比べ1億4千1百万円の減少となりました。これは、主にその他有価証券評価差額金の減少などによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8千2百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。