文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向など緩やかな回復基調が続いているものの、米国などにおける保護主義的な動きや世界的な地政学リスクの影響などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボンなどのサーマルトランスファーメディア、修正テープの市場は底堅く推移しているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として厳しい販売・価格競争が続いております。
このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。
また、サーマルトランスファーメディア、修正テープなどについては、国内外において積極的な拡販活動を展開してまいりました。
生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシーベトナムコーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、連結売上高は、主力製品を中心に拡販に努めた結果、22億8千6百万円(前年同期比10.4%増)となりました。
利益面におきましては、高付加価値製品の販売増加およびグループを挙げた生産の効率化によるコスト削減などにより、営業利益は1億3千9百万円(前年同期比467.8%増)となりました。経常利益は為替差損の計上などがありましたが、1億1千8百万円(前年同期は経常利益3百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等の計上などにより、7千9百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3百万円)となりました。
品目別売上高の状況は、次のとおりであります。
サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、12億4千8百万円(前年同期比14.5%増)となりました。
インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、2億4千5百万円(前年同期比5.8%減)となりました。
テープ類は、堅調な需要に支えられ、5億1千3百万円(前年同期比4.5%増)となりました。
機能性フィルムは、電子材料分野を中心に拡販に努めた結果、1億1千2百万円(前年同期比48.1%増)となりました。
その他は、1億6千6百万円(前年同期比9.4%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、175億6千5百万円(前連結会計年度末比0.8%減)と、前連結会計年度末に比べ1億4千6百万円の減少となりました。これは、主に現金及び預金の減少などによるものであります。
負債は、76億2千9百万円(前連結会計年度末比0.7%減)と、前連結会計年度末に比べ5千4百万円の減少となりました。これは、主に長期借入金の減少などによるものであります。
純資産は、99億3千5百万円(前連結会計年度末比0.9%減)と、前連結会計年度末に比べ9千1百万円の減少となりました。これは、主にその他有価証券評価差額金の減少などによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9千4百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。