文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向など緩やかな回復基調が続いているものの、米国などにおける保護主義的な動きや世界的な地政学リスクの影響などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボンなどのサーマルトランスファーメディア、修正テープの市場は底堅く推移しているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として厳しい販売・価格競争が続いております。
このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。
また、サーマルトランスファーメディア、修正テープなどについては、国内外において積極的な拡販活動を展開してまいりました。
生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシーベトナムコーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、連結売上高は、主力製品を中心に拡販に努めた結果、45億5千1百万円(前年同期比6.0%増)となりました。
利益面におきましては、高付加価値製品の販売増加およびグループを挙げた生産の効率化によるコスト削減などにより、営業利益は3億1千1百万円(前年同期比100.8%増)となりました。経常利益は為替差損の計上などがありましたが、3億1千3百万円(前年同期比93.4%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等の計上などにより、2億1千5百万円(前年同期比131.2%増)となりました。
品目別売上高の状況は、次のとおりであります。
サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、25億8千4百万円(前年同期比12.4%増)となりました。
インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、4億6千5百万円(前年同期比11.5%減)となりました。
テープ類は、堅調な需要はあるものの、9億3千4百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
機能性フィルムは、電子材料分野を中心に拡販に努めた結果、2億3千4百万円(前年同期比27.7%増)となりました。
その他は、3億3千2百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、173億2千3百万円(前連結会計年度末比2.2%減)と、前連結会計年度末に比べ3億8千8百万円の減少となりました。これは、主に借入金の返済等による現金及び預金の減少などによるものであります。
負債は、73億2千9百万円(前連結会計年度末比4.6%減)と、前連結会計年度末に比べ3億5千5百万円の減少となりました。これは、主に金融機関への借入金の返済による長期借入金の減少などによるものであります。
純資産は、99億9千3百万円(前連結会計年度末比0.3%減)と、前連結会計年度末に比べ3千3百万円の減少となりました。これは、主に投資有価証券の時価の下落によるその他有価証券評価差額金の減少などによるものであります。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上、減価償却費の内部留保などにより、5億円の収入となり、前年同期比では2億4百万円の収入の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出などにより2億6千6百万円の支出となり、前年同期比では3億4千9百万円の支出の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出などにより6億2千4百万円の支出となり、前年同期比では5億7千9百万円の支出の増加となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、期首残高に比べ4億1千万円減少し、54億6千4百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億8千5百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。