文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向など緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦など米国政権における保護主義的な動きや世界的な地政学リスクの影響などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボンなどのサーマルトランスファーメディア、修正テープの市場は底堅く推移しているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として厳しい販売・価格競争が続いております。
このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。
また、サーマルトランスファーメディア、修正テープなどについては、国内外において積極的な拡販活動を展開してまいりました。
生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシー ベトナム コーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、連結売上高は、主力製品を中心に拡販に努めた結果、69億1千5百万円(前年同期比7.5%増)となりました。
利益面におきましては、高付加価値製品の販売増加およびグループを挙げた生産の効率化によるコスト削減などにより、営業利益は4億5千4百万円(前年同期比109.1%増)となり、経常利益は4億7千8百万円(前年同期比99.5%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等の計上などにより、3億2千9百万円(前年同期比124.4%増)となりました。
品目別売上高の状況は、次のとおりであります。
サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、39億3千2百万円(前年同期比12.3%増)となりました。
インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、6億8千1百万円(前年同期比10.3%減)となりました。
テープ類は、堅調な需要に支えられ、14億4千7百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
機能性フィルムは、電子材料分野を中心に拡販に努めた結果、3億3千9百万円(前年同期比5.2%増)となりました。
その他は、5億1千3百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、169億8千4百万円(前連結会計年度末比4.1%減)と、前連結会計年度末に比べ7億2千7百万円の減少となりました。これは、主に借入金の返済等による現金及び預金の減少などによるものであります。
負債は、68億3千3百万円(前連結会計年度末比11.1%減)と、前連結会計年度末に比べ8億5千1百万円の減少となりました。これは、主に金融機関への借入金の返済による減少などによるものであります。
純資産は、101億5千1百万円(前連結会計年度末比1.2%増)と、前連結会計年度末に比べ1億2千3百万円の増加となりました。これは、主に利益剰余金の増加などによるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億8千5百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。