第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末において当社が判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な雇用・所得環境を背景に個人消費が底堅く推移しているものの、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱問題、中国の景気減速の影響などが景気の下振れリスクとして懸念されており、依然として不透明な状況で推移しました。

当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボンなどのサーマルトランスファーメディア、修正テープの市場は底堅く推移しているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として厳しい販売・価格競争が続いております。

このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。

また、サーマルトランスファーメディア、修正テープなどについては、国内外において積極的な拡販活動を展開した一方で、グループ全体でのコスト削減の推進に努めました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、連結売上高が23億6千9百万円(前年同期比3.6%増)となり、営業利益は2億2千5百万円(前年同期比60.8%増)、経常利益は2億2千5百万円(前年同期比90.7%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等の計上などにより、1億4千7百万円(前年同期比85.8%増)となりました。

 

(売上高)

当第1四半期連結累計期間の売上高は、23億6千9百万円(前年同期比3.6%増)と、前年同期に比べ8千3百万円の増収となりました。これは主として、主力製品を中心に拡販に努めたことなどによる影響であります。

また、品目別売上高の状況は、次のとおりであります。

サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、14億7百万円(前年同期比12.8%増)となりました。

インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、2億1千4百万円(前年同期比12.7%減)となりました。

テープ類は、堅調な需要はあるものの当四半期においては、4億3千6百万円(前年同期比15.1%減)となりました。

機能性フィルムは、電子材料分野を中心に拡販に努めましたが、1億1千1百万円(前年同期比1.2%減)となりました。

その他は、1億9千9百万円(前年同期比20.0%増)となりました。

 

(営業損益)

売上原価は、生産面において、海外生産拠点であるエフシー ベトナム コーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進に努めたことにより、16億5千8百万円(前年同期比0.2%減)と、前年同期に比べ4百万円の減少となりました。

販売費及び一般管理費は、4億8千5百万円(前年同期比0.4%増)と、前年同期に比べ1百万円の増加となりました。

営業利益は、高付加価値製品の販売増加およびグループを挙げた生産の効率化によるコスト削減などにより2億2千5百万円(前年同期比60.8%増)となりました。

(営業外損益および経常損益)

営業外損益は、円安による為替差益の計上などにより0百万円の収益(純額)となり、前年同期に比べ2千2百万円の増加(純額)となりました。

この結果、経常利益は2億2千5百万円(前年同期比90.7%増)となりました。

(特別損益および税金等調整前四半期純損益)

特別損益は、投資有価証券評価損の計上などにより、1千1百万円の損失(純額)となり、前年同期に比べ1千万円の損失の増加となりました。

この結果、税金等調整前四半期純利益は2億1千4百万円(前年同期比82.8%増)となりました。

(法人税等(法人税等調整額を含む)および親会社株主に帰属する四半期純損益)

法人税等および法人税等調整額は6千7百万円と、前年同期に比べ2千9百万円の増加となりました。

この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億4千7百万円(前年同期比85.8%増)となりました。

 

続いて財政状態につきましては、次のとおりであります。

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、173億3百万円(前連結会計年度末比1.4%減)と、前連結会計年度末に比べ2億4千8百万円の減少となりました。これは、主に投資有価証券の評価替えによる増加の一方で、借入金の返済により現金及び預金が減少したことなどによるものであります。

負債は、70億5千6百万円(前連結会計年度末比4.9%減)と、前連結会計年度末に比べ3億6千2百万円の減少となりました。これは、主に金融機関からの長期借入金を返済したことなどによるものであります。

純資産は、102億4千6百万円(前連結会計年度末比1.1%増)と、前連結会計年度末に比べ1億1千4百万円の増加となりました。これは、主にその他有価証券評価差額金の増加などによるものであります。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9千4百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。