文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復傾向で推移したものの、英国のEU離脱や米国大統領選挙等の動向により株価や為替が大きく変動するなど先行きにつきましては不透明な状況となっております。
遊技機業界におきましては、より多くの方が遊技しやすい環境の整備を目的として、業界団体を中心に射幸性を抑制した新基準機への移行が行われております。業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会が平成28年6月に公表した「遊技業界における健全化推進に関する声明」に基づき、同年12月末までに「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」を市場から回収・撤去したことから、第3四半期には競合各社より遊技機が集中的に発売され、遊技機メーカー間の販売競争は激化しました。
ゴルフ業界におきましては、4月に発生した「平成28年熊本地震」の影響や8月、9月の台風上陸及び11月には記録的に早い時期に関東地方で降雪が観測されるなどの天候不順がゴルフプレー需要に影響を及ぼしました。
このような環境下、遊技機事業におきましては「新規性・差別化を追求した機種の創出」及び「収益力の強化」を、ゴルフ事業におきましては「運営体制の強化」、「会員募集の促進」及び「M&A、運営受託の推進」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高149,502百万円(前年同期比13.8%減)、営業利益35,834百万円(前年同期比8.3%減)、経常利益35,370百万円(前年同期比7.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益23,417百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(遊技機事業)
遊技機事業におきましては、パチンコ機は、女子高生による戦車バトルをパチンコ機特有のデバイスと演出で表現した「ガールズ&パンツァー」及びルパントリガーを搭載した専用本体で「ルパン三世 Lupin The End」等を発売し、販売台数は153千台(前年同期比41千台減)となりました。パチスロ機は、パトランプを搭載した南国シリーズの最新作「南国物語」及び当社の人気パチンコ機で好評を博した演出をパチスロ機で表現した「ルパン三世 消されたルパン」等を発売し、販売台数は63千台(前年同期比22千台減)となりました。
以上の結果、売上高86,115百万円(前年同期比21.2%減)、営業利益26,569百万円(前年同期比6.5%減)となりました。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、ゴルフ場来場者数及び顧客単価は前年同期に比べ微増となりましたが、会員募集が好調に推移した前期には及ばなかったことに加え、当期からゴルフ事業セグメントに計上しているサービスエリア事業の縮小を主な要因として売上高は前年同期比で減少しました。売上高の減少に伴い営業利益も減少しましたが、原油価格の低迷による水道光熱費の減少等が経費の削減に一定の寄与をしました。
また、当第3四半期には2ゴルフ場を取得したほか、スポンサー契約及び株式譲渡契約を締結するなどゴルフ場のM&Aを推進しました。
以上の結果、売上高63,386百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益12,155百万円(前年同期比9.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ2,745百万円減少し、447,969百万円となりました。有価証券が24,368百万円、投資有価証券が2,306百万円、電子記録債権が1,668百万円、建物及び構築物(純額)が1,441百万円、商品及び製品が1,208百万円増加する一方、現金及び預金が30,563百万円、流動資産のその他が2,848百万円減少しております。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ17,705百万円減少し、234,136百万円となりました。電子記録債務が7,918百万円、短期借入金が3,000百万円増加する一方、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が13,650百万円、1年内償還予定の社債が8,000百万円、流動負債のその他が5,082百万円、引当金が1,710百万円減少しております。
(純資産の部)
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の組み入れにより利益剰余金が23,417百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が7,877百万円減少、また、その他有価証券評価差額金が736百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より14,959百万円増加し、213,832百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の44.1%から47.7%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の増減額は、4,150百万円のマイナスとなり、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は25,951百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、36,936百万円のプラス(前年同期は15,692百万円のプラス)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益34,834百万円、減価償却費7,891百万円、仕入債務の増加額7,436百万円となった一方、法人税等の支払額8,963百万円となったことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、13,690百万円のマイナス(前年同期は8,341百万円のマイナス)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入122,410百万円、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入17,439百万円となった一方、定期預金の預入による支出98,090百万円、有価証券及び投資有価証券の取得による支出43,084百万円、有形固定資産の取得による支出11,459百万円となったことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、27,451百万円のマイナス(前年同期は23,597百万円のマイナス)となりました。これは主に長期借入れによる収入24,833百万円となった一方、長期借入金の返済による支出38,650百万円、社債の償還による支出8,000百万円、配当金の支払額7,845百万円となったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8,762百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。