文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、海外経済の成長に伴い輸出が増加する中で、政府の各種政策による雇用・所得環境の回復から個人消費や企業収益が改善するなど、緩やかな拡大を続けております。
遊技機業界におきましては、射幸性を抑えた遊技機への移行やギャンブル等依存症抑制の観点から平成30年2月1日を施行期日として改正された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」及び「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、あわせて「規則」といいます。)への対応に加え、縮小傾向で推移する市場規模の回復に向けて、遊技機の新たな魅力の創出が求められております。
ゴルフ業界におきましては、ゴルフ人口の減少やゴルフプレー層の高齢化等の問題を引き続き有しており、ゴルフの更なる普及に向けて若年層プレーヤーの獲得や年齢に応じたプレースタイルの拡充等の取り組みの重要性が増しております。
このような環境下、遊技機事業におきましては「プレーヤーに感動を与える機種の創出」及び「高収益体質の確立」を、ゴルフ事業におきましては「ゴルフ場の商品価値向上」及び「収益力の強化」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高100,233百万円(前年同期比33.0%減)、営業利益12,252百万円(前年同期比65.8%減)、経常利益11,649百万円(前年同期比67.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,920百万円(前年同期比74.7%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(遊技機事業)
遊技機事業におきましては、パチンコ機は「不二子 Lupin The End」及び「銀河鉄道999」等を発売し、販売台数は79千台(前年同期比74千台減)、パチスロ機は「ガールフレンド(仮) 聖櫻学園メモリアル」及び「戦国乙女 TYPE-A」等を発売し、販売台数は11千台(前年同期比52千台減)となりました。
前期から続く射幸性を抑えた遊技機への移行及び平成30年2月1日を施行期日とした規則の改正が予定されていたことによる先行き不透明感の高まりから、パチンコホールの需要は実績のあるシリーズ機にのみ集中するなど、業界環境は急激に変化しております。当社はこのような業界環境に対応するため、販売スケジュールを抜本的に見直した結果、当第3四半期はパチンコ機2機種を発売し、パチスロ機は発売しておりません。
以上の結果、売上高34,132百万円(前年同期比60.4%減)、営業利益3,106百万円(前年同期比88.3%減)となりました。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、当期に5ゴルフ場の取得及び運営を開始しました。また、保有ゴルフ場の中から、総武カントリークラブ総武コースやPGMゴルフリゾート沖縄等の8ゴルフ場を選定し、ハイグレードゴルフ場ブランド「GRAND PGM(グラン ピージーエム)」を平成29年7月に発足しました。対象ゴルフ場ではハイグレードゴルフ場に相応しい質の高いサービスの提供に向けて、コースの改修、クラブハウスの新築・改修、社員研修、レストランメニューの改定及びプロショップ商品の見直し等を実施し、顧客単価のアップを図ることで収益力の強化を目指してまいります。
売上高につきましては、平成29年10月が悪天候や台風の縦断により低調に推移したものの、11月、12月が好天に恵まれたことに加え、前期及び当期に取得したゴルフ場が寄与したことにより増加しました。利益面につきましては、新規ゴルフ場分や「GRAND PGM」関連の費用等が発生したことにより前期から減少しました。
以上の結果、売上高66,100百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益11,494百万円(前年同期比5.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ20,336百万円減少し、428,815百万円となりました。土地が6,803百万円、建物及び構築物(純額)が5,406百万円、商品及び製品が2,796百万円増加する一方、現金及び預金が26,892百万円、受取手形及び売掛金が4,155百万円、有形固定資産のその他(純額)が2,465百万円、投資有価証券が1,422百万円減少しております。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ18,623百万円減少し、213,124百万円となりました。長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が9,735百万円、流動負債のその他が5,480百万円、未払法人税等が2,470百万円、引当金が2,029百万円減少しております。
(純資産の部)
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の組み入れにより利益剰余金が5,920百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が7,880百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より1,713百万円減少し、215,691百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の48.4%から50.3%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の増減額は、10,562百万円のマイナスとなり、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は34,550百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、8,655百万円のプラス(前年同期は36,936百万円のプラス)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益11,603百万円、減価償却費7,831百万円、売上債権の減少額3,955百万円となった一方、賞与引当金の減少額1,534百万円、未収消費税等の増加額1,322百万円、たな卸資産の増加額3,263百万円、未払金の減少額1,776百万円、前受金の減少額1,764百万円、法人税等の支払額7,280百万円となったことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,395百万円のプラス(前年同期は13,690百万円のマイナス)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入53,870百万円、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入50,058百万円となった一方、定期預金の預入による支出40,150百万円、有価証券及び投資有価証券の取得による支出44,762百万円、有形固定資産の取得による支出13,128百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,534百万円となったことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、20,615百万円のマイナス(前年同期は27,451百万円のマイナス)となりました。これは主に長期借入れによる収入11,387百万円となった一方、長期借入金の返済による支出21,235百万円、配当金の支払額7,847百万円となったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8,712百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。