第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により急速に悪化したものの、経済活動の再開に伴い個人消費や輸出を中心に緩やかな回復基調にあります。しかしながら、依然として終息の目途がついていないため、不確実な状況が継続することが予測されます。

遊技機業界におきましては、緊急事態宣言後の営業自粛等の要請は解除されたものの、顧客であるパチンコホールへの客足の戻りは鈍く、稼働も未だ完全に回復していないなど先行き不透明な状況にあります。このような中、5月20日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」により、旧規則機の経過措置期間が1年延長されたことで、新規則機の購入を控える動きにつながり、第2四半期における遊技機需要は低調に推移いたしました。

ゴルフ業界におきましては、ゴルフプレー人口の減少や労働力不足等の課題を引き続き内包しており、また、近年の異常気象による自然災害などのリスクもあり、厳しい経営環境が継続しております。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響としては、第1四半期には大きく落ち込んだ来場者数が足元では徐々に回復してきております。引き続き、感染防止策を徹底し、新しい生活様式に適応した事業運営に取り組む必要があります。

このような環境下、遊技機事業におきましては、「ヒット機種を創出する商品開発」、「販売台数の最大化・ブランド力の向上」及び「コスト・利益管理の更なる徹底」を、ゴルフ事業におきましては、「商品価値の向上」、「経営イノベーションの具現化」及び「M&Aの継続」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高37,781百万円前年同期比48.9%減)、営業損失4,680百万円(前年同期は営業利益13,550百万円)、経常損失4,694百万円(前年同期は経常利益13,532百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失6,179百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益9,407百万円)となりました。

なお、第1四半期におきまして、当社連結子会社であるパシフィックゴルフマネージメント㈱が河川敷で運営するゴルフ場「川越グリーンクロス」のゴルフ場用地について、国土交通省関東地方整備局の「荒川第二・三調節池事業」の進捗状況等を踏まえ事業を再評価した結果、当該資産を3,008百万円減額し、減損損失として特別損失に計上しております。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

(遊技機事業)

遊技機事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により販売計画の再検討を実施し、第3四半期から新機種の販売を本格化させることといたしました。そのため、当第2四半期連結累計期間におきましては前期発売した機種を中心に販売し、パチンコ機は販売台数4千台(前年同期比40千台減)、パチスロ機は「パチスロ対魔導学園35試験小隊」等を発売し、販売台数3千台(前年同期比28千台減)となりました。

売上高及び利益面につきましては、販売台数の減少により前年同期を大幅に下回ることとなりました。

以上の結果、売上高2,893百万円(前年同期比90.2%減)、営業損失5,795百万円(前年同期は営業利益7,946百万円)となりました。

(ゴルフ事業)

ゴルフ事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、お客様及び従業員の安全確保、感染防止策を徹底した事業運営を引き続き実施いたしました。

売上高及び利益面につきましては、数年続いた大きな台風被害が今期は発生しなかったことや、第2四半期における来場者の大幅な回復があったものの、第1四半期における業績の落ち込みを補うまでには至らず、またスループレーの増加やコンペの中止などにより顧客単価が低下したため前年同期を大幅に下回ることとなりました。

以上の結果、売上高34,888百万円(前年同期比21.3%減)、営業利益2,460百万円(前年同期比65.8%減)となりました。

(2) 財政状態の状況

(資産の部)

総資産は、前連結会計年度末に比べ22,406百万円減少し、414,356百万円となりました。原材料及び貯蔵品が3,848百万円増加する一方、有価証券が8,981百万円、現金及び預金が7,946百万円、受取手形及び売掛金が7,266百万円、土地が2,961百万円減少しております。

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ12,658百万円減少し、191,528百万円となりました。長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が2,311百万円増加する一方、電子記録債務が3,864百万円、流動負債のその他が3,847百万円、未払法人税等が3,340百万円減少しております。

(純資産の部)

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失を6,179百万円計上したこと、また剰余金の配当により利益剰余金が3,945百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より9,747百万円減少し、222,827百万円となりました。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の53.2%から53.8%となっております。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より6,667百万円増加し、42,040百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、使用した資金は11,844百万円(前年同期は364百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、減損損失3,048百万円、売上債権の減少額8,360百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、税金等調整前四半期純損失7,743百万円、たな卸資産の増加額5,526百万円、仕入債務の減少額4,806百万円、法人税等の支払いとして遊技機事業1,501百万円、ゴルフ事業2,475百万円となったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、得られた資金は20,578百万円(前年同期は15,306百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、定期預金払戻・預入4,710百万円(純額)、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得20,900百万円(純額)となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支払いとして、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として1,241百万円、ゴルフ事業ではクラブハウス、コース等の改修に要する支払いとして3,281百万円となったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は2,064百万円(前年同期は9,505百万円の使用)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入としてゴルフ事業14,088百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして遊技機事業3,000百万円、ゴルフ事業8,869百万円、配当金の支払い3,948百万円となったこと等によるものであります。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,176百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。