当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により急速に悪化したものの、経済活動の再開により一時は回復傾向にありました。しかしながら、足元では国内外で感染が再拡大し、経済活動の回復ペースが鈍化しております。先行きにつきましても、感染の再拡大に伴い企業収益の減少や個人消費の低迷など不確実な状況が継続することが予想されます。
遊技機業界におきましては、2020年6月以降からパチンコホールの稼働状況が徐々に回復をみせたものの、未だコロナ禍以前の水準までは回復しておらず、加えて、足元では感染が再拡大していることもあり、どの程度の影響を及ぼすか先行き不透明な点が多いため、より一層業界の先行きに警戒感を強めております。このような中、2020年5月20日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」により、旧規則機の経過措置期間が1年延長されたことで、新規則機の購入を控える動きが顕著となりました。
ゴルフ業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響により、来場者が第1四半期には大きく落ち込んだものの、春先からの外出自粛による反動需要や天候に恵まれたこともあり、第2四半期以降は回復傾向にあります。しかしながら、感染症の収束には未だ遠く、引き続き感染防止策を徹底し、新しい生活様式に適応した事業運営に取り組む必要があります。
このような環境下、遊技機事業におきましては、「ヒット機種を創出する商品開発」、「販売台数の最大化・ブランド力の向上」及び「コスト・利益管理の更なる徹底」を、ゴルフ事業におきましては、「商品価値の向上」、「経営イノベーションの具現化」及び「M&Aの継続」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高76,109百万円(前年同期比33.4%減)、営業利益1,853百万円(前年同期比91.9%減)、経常利益2,388百万円(前年同期比89.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失2,528百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益15,296百万円)となりました。
なお、第1四半期に当社連結子会社であるパシフィックゴルフマネージメント㈱が河川敷で運営するゴルフ場「川越グリーンクロス」のゴルフ場用地について、国土交通省関東地方整備局の「荒川第二・三調節池事業」の進捗状況等を踏まえ事業を再評価した結果、当該資産を減額しており、当該減少額3,008百万円を、また、第3四半期には「シルクカントリー倶楽部」の譲渡に関する基本合意契約を締結したことにより720百万円を、それぞれ減損損失として特別損失に計上いたしました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(遊技機事業)
遊技機事業におきましては、パチンコ機は「ルパン三世~復活のマモー~」、「戦国乙女6~暁の関ヶ原~」等を発売し、販売台数37千台(前年同期比25千台減)、パチスロ機は「パチスロ対魔導学園35試験小隊」等を発売し、販売台数4千台(前年同期比56千台減)となりました。
売上高及び利益面につきましては、販売台数の減少により前年同期を大幅に下回ることとなりました。
以上の結果、売上高18,263百万円(前年同期比61.6%減)、営業損失3,999百万円(前年同期は営業利益14,075百万円)となりました。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、2020年10月に「石岡ゴルフ倶楽部」、「南市原ゴルフクラブ」、「武蔵ゴルフクラブ」、「きみさらずゴルフリンクス」の計4ゴルフ場を取得する株式譲渡契約を締結し、同年12月より運営を開始いたしました。
売上高及び利益面につきましては、数年続いた大きな台風被害が今期は発生しなかったことや、第2、3四半期における来場者の大幅な回復があったものの、第1四半期における業績の落ち込みを補うまでには至らず、またゴルフプレーヤーの行動変容に伴うコンペの減少などにより顧客単価が低下したこともあり前年同期を大幅に下回ることとなりました。
以上の結果、売上高57,845百万円(前年同期比13.4%減)、営業利益7,864百万円(前年同期比29.5%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ16,493百万円減少し、420,268百万円となりました。流動資産のその他が3,685百万円、土地が3,389百万円増加する一方、有価証券が16,532百万円、現金及び預金が8,549百万円、受取手形及び売掛金が2,878百万円減少しております。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ6,621百万円減少し、197,565百万円となりました。未払法人税等が2,756百万円、流動負債の引当金が2,192百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が1,534百万円減少しております。
(純資産の部)
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失を2,528百万円計上したこと、また剰余金の配当により利益剰余金が7,890百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より9,872百万円減少し、222,703百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の53.2%から53.0%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より1,577百万円増加し、36,950百万円となりました。
各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は2,091百万円(前年同期は7,389百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、減価償却費6,424百万円、減損損失3,769百万円、売上債権の減少額2,682百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、税金等調整前四半期純損失1,381百万円、株主優待引当金の減少額1,635百万円、たな卸資産の増加額3,149百万円、仕入債務の減少額1,143百万円、会員預り金の減少額1,216百万円、法人税の支払いとして遊技機事業3,231百万円、ゴルフ事業2,888百万円となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、得られた資金は13,667百万円(前年同期は8,528百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、定期預金払戻・預入6,090百万円(純額)、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得23,007百万円(純額)となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支払いとして、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として1,923百万円、ゴルフ事業ではクラブハウス、コース等の改修に要する支払いとして4,273百万円となったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は9,994百万円(前年同期は17,415百万円の使用)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入としてゴルフ事業14,088百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして遊技機事業5,750百万円、ゴルフ事業9,964百万円、配当金の支払い7,841百万円となったこと等によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、7,627百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(7)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響の考え方に係る当第3四半期連結累計期間の会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。