第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、堅調な海外経済や設備投資需要の持ち直しを受け、景況感が改善傾向にあるものの、半導体をはじめとする電子部品不足の深刻化や原材料価格の高騰が抑制要因となり、改善ペースは鈍化しております。

遊技機業界におきましては、2022年1月末には旧規則機の撤去期限を迎えることとなりますが、新規則機への入替状況として、パチンコ機は稼働が良好なヒット機種が複数登場するなど、新規則機への入替が順調に進んでおります。一方、パチスロ機は未だ新規則機の稼働低迷により入替需要は伸び悩んでおりますが、ゲーム性の幅が広がった新しいカテゴリーのパチスロ機が市場に投入され始め、今後、入替が促進されると予想されます。また、広告自主規制の緩和により、4月からメーカーによる遊技機のテレビCMの放映が再開されたことで、プレーヤーへの直接的な訴求が可能となり、今後の稼働底上げが期待されます。

ゴルフ業界におきましては、緊急事態宣言が発令された地域があったものの、ゴルフは比較的感染リスクが低いスポーツとして認知されていることもあり、ゴルフ場やゴルフ練習場への来場者数は増加傾向となりました。また、8月には「東京オリンピック2020」でゴルフ競技が開催され、男子、女子競技ともに日本人選手の活躍により大きな盛り上がりを見せ、追い風要因となりました。

このような環境下、遊技機事業におきましては、「マーケットニーズを捉えた商品の開発」、「販売台数の最大化及びメーカーイメージの回復」及び「コスト管理の徹底による高収益体質の確立」を、ゴルフ事業におきましては、「商品価値の向上」、「経営イノベーションの推進」及び「良質なゴルフ場取得の継続」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高58,754百万円(前年同期比55.5%増)、営業利益4,733百万円(前年同期は営業損失4,680百万円)、経常利益4,844百万円(前年同期は経常損失4,694百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,543百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失6,179百万円)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

(遊技機事業)

遊技機事業におきましては、パチンコ機は「ガールズ&パンツァー劇場版」、「NEW TOKIO」等を発売し、販売台数29千台(前年同期比24千台増)、パチスロ機は「パチスロガールズ&パンツァー劇場版」、「パチスロ麻雀物語4」を発売し、販売台数9千台(前年同期比5千台増)となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響により新機種の発売が1機種にとどまった前年同期と比較し、販売台数が増加したことにより、売上高につきましては、前年同期を上回り、利益面は、前年同期より損失幅が縮小いたしました。

以上の結果、売上高15,260百万円(前年同期比427.4%増)、営業損失1,495百万円(前年同期は営業損失5,795百万円)となりました。

(ゴルフ事業)

ゴルフ事業におきましては、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い来場者数は大きく落ち込んでおりましたが、当期は大幅に回復しております。M&Aでは、7月に「オールドオーチャードゴルフクラブ」の株式譲渡契約を締結し、10月より運営を開始しております。

売上高及び利益面につきましては、西日本側における長梅雨や8月のお盆期間での台風等による降雨が発生したこと、また引き続きコンペ需要の減少等が影響し顧客単価が押し下げられたことなどが主な要因となり、売上高は想定より伸び悩んだものの、来場者数の増加及び新規ゴルフ場取得により前年同期を大きく上回りました。

以上の結果、売上高43,494百万円(前年同期比24.7%増)、営業利益7,429百万円(前年同期比201.9%増)となりました。

(2) 財政状態の状況

(資産の部)

総資産は、前連結会計年度末に比べ15,949百万円減少し、414,121百万円となりました。有価証券が6,076百万円、流動資産のその他が4,120百万円減少しております。

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ11,682百万円減少し、192,145百万円となりました。長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が5,865百万円、支払手形及び買掛金1,789百万円、電子記録債務が1,609百万円減少しております。

(純資産の部)

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の組み入れにより利益剰余金が2,543百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が3,945百万円、また、収益認識会計基準等を適用したことにより利益剰余金の当期首残高が2,974百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より4,266百万円減少し、221,976百万円となりました。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の52.6%から53.6%となっております。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より12,430百万円減少し、21,042百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は5,815百万円(前年同期は11,844百万円の使用)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益4,844百万円、減価償却費4,830百万円、売上債権の減少額2,579百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、仕入債務の減少額3,400百万円、法人税等の支払いとして遊技機事業186百万円、ゴルフ事業2,150百万円となったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は8,167百万円(前年同期は20,578百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得6,186百万円(純額)となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、定期預金預入・払戻9,530百万円(純額)、有形固定資産の取得による支払いとして、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として696百万円、ゴルフ事業ではクラブハウス、コース等の改修に要する支払いとして3,999百万円となったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は10,079百万円(前年同期は2,064百万円の使用)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入としてゴルフ事業3,286百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして遊技機事業3,000百万円、ゴルフ事業6,165百万円、配当金の支払い3,942百万円となったこと等によるものであります。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,518百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。