第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除された10月以降、経済活動の再開に伴い対面サービス業を中心に景況感が回復しているものの、製造業を中心とした業況は、半導体をはじめとする電子部品不足の深刻化や原材料価格の高騰などが下押し要因となり、改善ペースは鈍化しております。また、足元では新型コロナウイルス感染症の変異株が世界的に拡大しており、未だ先行き不透明な状態が続いております。

遊技機業界におきましては、2022年1月末の旧規則機撤去期限を控え、当第3四半期では新台需要が高まることを想定しておりましたが、世界的な電子部品不足の深刻化が影響し、遊技機メーカー各社は、新規則機の十分な供給ができず、新台の入れ替えは低調に推移いたしました。このような状況は第4四半期も継続しており、顧客であるパチンコホールは、購入済みの新規則機を再設置するなど、新台購入以外の方法も採用しながら、旧規則機の入れ替えに対応しております。

なお、当社は、この電子部品不足を主な理由として、2022年1月14日付で連結業績予想の下方修正を公表しております。

ゴルフ業界におきましては、緊急事態宣言等が解除された10月以降、アルコール提供や浴室使用などコロナ禍以前のサービスを感染防止策を実施しながら提供することが可能となりました。また、ゴルフは比較的感染リスクが低いスポーツとして認知されていることに加え、天候に恵まれたことや大きな災害が無かったことから、おおむね好調に推移いたしました。しかし、ここにきて新型コロナウイルス感染症の変異株による感染が拡大しており、今後の動向を注視する必要があります。

このような環境下、遊技機事業におきましては、「マーケットニーズを捉えた商品の開発」、「販売台数の最大化及びメーカーイメージの回復」及び「コスト管理の徹底による高収益体質の確立」を、ゴルフ事業におきましては、「商品価値の向上」、「経営イノベーションの推進」及び「良質なゴルフ場取得の継続」を基本方針とし、各施策を推進いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高92,376百万円(前年同期比21.4%増)、営業利益9,957百万円(前年同期比437.1%増)、経常利益9,876百万円(前年同期比313.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,604百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,528百万円)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

(遊技機事業)

遊技機事業におきましては、パチンコ機は「ガールズ&パンツァー劇場版」、「NEW TOKIO」等を発売し、販売台数40千台(前年同期比2千台増)、パチスロ機は「うまい棒」、「パチスロ戦国乙女 暁の関ヶ原-DARKNESS-」等を発売し、販売台数22千台(前年同期比18千台増)となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響により販売台数が伸び悩んだ前年同期と比較し、販売台数が増加したことにより、売上高につきましては、前年同期を上回り、利益面は、前年同期より損失幅が縮小いたしました。

以上の結果、売上高24,482百万円(前年同期比34.1%増)、営業損失1,666百万円(前年同期は営業損失3,999百万円)となりました。

(ゴルフ事業)

ゴルフ事業におきましては、第2四半期までは西日本側における長梅雨やお盆期間での台風等による降雨が発生したこと、またコンペ需要等が減少していたことの影響で売上高が伸び悩みました。しかし、緊急事態宣言等が解除された10月以降においては、アルコール提供が可能になるなど顧客単価は回復傾向にあり、加えて比較的天候に恵まれたこと、並びに新規取得ゴルフ場の運営開始などにより、売上高及び利益面につきましては前年同期を上回りました。

以上の結果、売上高67,893百万円(前年同期比17.4%増)、営業利益13,405百万円(前年同期比70.5%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産の部)

総資産は、前連結会計年度末に比べ17,007百万円減少し、413,062百万円となりました。現金及び預金が6,186百万円、有価証券が4,556百万円、流動資産のその他が3,365百万円減少しております。

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ10,729百万円減少し、193,098百万円となりました。長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が10,121百万円、電子記録債務が1,884百万円、支払手形及び買掛金が814百万円減少しております。

(純資産の部)

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の組み入れにより利益剰余金が4,604百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が7,890百万円、また、収益認識会計基準等を適用したことにより利益剰余金の当期首残高が2,974百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より6,278百万円減少し、219,964百万円となりました。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の52.6%から53.3%となっております。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より9,726百万円減少し、23,745百万円となりました。
各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は13,524百万円(前年同期は2,091百万円の使用)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益9,876百万円、減価償却費7,369百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、仕入債務の減少額2,533百万円、法人税等の支払いとして遊技機事業355百万円、ゴルフ事業3,612百万円となったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は4,804百万円(前年同期は13,667百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得3,463百万円(純額)となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、定期預金預入・払戻475百万円(純額)、有形固定資産の取得による支払いとして、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として964百万円、ゴルフ事業ではクラブハウス、コース等の改修に要する支払いとして5,055百万円となったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は18,450百万円(前年同期は9,994百万円の使用)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入としてゴルフ事業5,407百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして遊技機事業5,750百万円、ゴルフ事業9,871百万円、配当金の支払い7,850百万円となったこと等によるものであります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6,833百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。