文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が見られるものの、中国経済の減速による国内経済への悪影響が懸念されるなど、先行き不透明感は強く、景気は緩やかな回復基調から足踏みの状況にあるとみられます。
このような状況の下、当社のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
<建築材料事業>
化粧板製品では、不燃メラミン化粧板「パニート」は、ホームセンター等の新たな販売ルートによる需要が拡大したことや、新設住宅着工件数は3月より対前年同月比で7ヶ月連続増加したことにより、販売は増加いたしました。しかし、高圧メラミン化粧板については、首都圏を中心にオフィスの移転・リニューアル需要が増加したものの、店舗出店数の減少やトイレブース市場での需要が低迷し、販売は減少いたしました。その結果、化粧板製品の売上高は3,139百万円(前年同四半期比97.6%)となりました。電子部品業界向け製品は、スマートフォン向けの需要は堅調なものの、国内における自動車生産減少に伴う車載器向けの需要やパソコン関連の需要は低迷が続いており、当社のプリント基板用フェノール樹脂積層板の販売は減少いたしました。その結果、電子部品業界向け製品の売上高は530百万円(前年同四半期比95.6%)となりました。ケミカルアンカー製品は、厚生労働省が危険有害性情報として「発がんのおそれの疑い」、「生殖能又は胎児への悪影響のおそれ」等を注意喚起している「スチレン」を原材料に使用しない製品の開発に取り組み、4月より全製品が「スチレン」を原材料に使用しない製品に生まれ変わりました。またセメント(無機)系を主成分とし耐熱性に優れた「CXタイプ」を6月に上市しました。しかし、学校耐震補強工事の発注件数の減少や公共工事の減少により、販売は減少いたしました。その結果、ケミカルアンカー製品の売上高は670百万円(前年同四半期比89.8%)となりました。
これらの結果、建築材料事業セグメントの売上高は4,340百万円(前年同四半期比96.1%)となりました。
<不動産事業>
不動産事業では、前年9月に東京都に賃貸オフィスビルを取得し、当第3四半期累計期間の売上増加につながりました。その結果、不動産事業セグメントの売上高は181百万円(前年同四半期比135.0%)となりました。
全社の業績といたしましては、売上高は4,522百万円(前年同四半期比97.2%)、営業利益は601百万円(前年同四半期比118.7%)、経常利益は642百万円(前年同四半期比122.5%)、四半期純利益は438百万円(前年同四半期比128.4%)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、69百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。