第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した

事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

①財政状態

 当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて525百万円減少し16,126百万円となりました。これは主に、現金及び預金が増加したものの、受取手形及び売掛金と有形固定資産が減少したこと等によるものです。負債は前事業年度末に比べて510百万円減少の1,498百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金と電子記録債務が減少したこと等によるものです。また、純資産は前事業年度末に比べて14百万円減少の14,627百万円となりました。これは主に、四半期純利益を109百万円計上したものの、期末配当金を129百万円支払ったこと等によるものです。

 

②経営成績

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)の世界的な流行の影響により急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にありました。感染症の影響により、企業収益が急速に減少しており、先行きも当面、極めて厳しく不透明な状況が続くものと見込まれております。

 

 このような状況の下、当社のセグメント別の業績は、以下のとおりであります。

<建築材料事業>

 化粧板製品のうち、高圧メラミン化粧板は、今年7月に「新商品」植物由来の原材料を50%以上使用した木目調人工大理石「バイオマーブルカウンターMC 6mm」の販売を開始し拡販に注力しました。しかしながら、感染症による景気の先行き不透明感から新築改修工事の延期、中止が影響し、オフィス家具向け、トイレブース向け、店舗市場向けの需要が減少しました。
 不燃メラミン化粧板は、モザイク柄同調エンボス 不燃メラミン化粧板「パニート モザイコ」について、よりお客様のニーズに合った製品の提供ができるよう設計価格の改定、およびサイズバリエーションの追加を進めてまいりました。また、不燃メラミン化粧板「パニート」についても、2.4mm厚タイプの設計価格改定を行い、拡販に注力しましたが、前期の消費税増税及び今期の感染症の影響により、住宅リフォーム市場の需要が減少しました。

 その結果、化粧板製品の売上高は1,383百万円(前年同四半期比77.9%)となりました。
 電子部品業界向け製品は、米中貿易摩擦の影響による国内のプリント基板業界の景気悪化の回復の兆しがないことに加え、感染症の影響により堅調に推移していた自動車の生産も急速に悪化したことにより、プリント基板用フェノール積層板の需要が減少しました。

 その結果、電子部品業界向け製品の売上高は266百万円(前年同四半期比84.7)となりました。
 ケミカルアンカー製品は、感染症による設備投資抑制等の影響により、建築工事を中心とした工事物件の一部が中断、延期、中止となったことにより販売が減少しました。

 その結果、ケミカルアンカー製品の売上高は340百万円(前年同四半期比90.0%)となりました。

 これらの結果、建築材料事業セグメントの売上高は1,990百万円(前年同四半期比80.6%)となりました。

<不動産事業>

 不動産事業は、感染症の影響により、賃貸取引が減少する状況のなか、比較的順調に推移いたしました。その結果、不動産事業セグメントの売上高は194百万円(前年同四半期比96.0%)となりました。

 

 全社の業績といたしましては、売上高は2,184百万円(前年同四半期比81.8%)、営業利益は154百万円(前年同四半期比65.6%)、経常利益は158百万円(前年同四半期比66.8%)、四半期純利益は109百万円(前年同四半期比63.7%)となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により224百万円増加したことと、投資活動および財務活動によりそれぞれ65百万円および129百万円減少したこと等により、前事業年度末に比べて26百万円増加し、当第2四半期会計期間末には4,037百万円となりました。

 

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において営業活動の結果増加した資金は224百万円(前年同四半期比36.6%)となりました。これは主に、税引前四半期純利益158百万円、売上債権の減少額363百万円による資金の増加、仕入債務の減少額353百万円、法人税等の支払額62百万円による資金の減少を要因としております。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は65百万円(前年同四半期は59百万円の増加)となりました。これは、固定資産の取得による支出が65百万円であったこと等によるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において財務活動の結果使用した資金は129百万円(前年同四半期比100.0%)となりました。これは、配当金の支払額が129百万円であったこと等によるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はあり

ません。

 

(5) 研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、60百万円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。