第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類へ移行し、社会経済活動の正常化に向かう動きが加速する中、企業収益や雇用情勢の改善から景気は緩やかに回復しました。一方、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格・エネルギー価格の高騰による物価上昇、金融資本市場の変動の影響など、先行きは依然として不透明な状況にあります。

 当社グループが関連する業界におきましては、オート機器及び情報機器の分野では、設備投資需要は高水準を維持したものの、生活機器の分野では、相次ぐ物価上昇が個人消費に影響を及ぼしており、予断を許さない経営環境が続いております。

 このような状況の中、当社グループは外部環境の変化を前提とした強固な経営基盤の再構築を引き続き進めながら、IT基盤、設計、生産体制の効率化を遂行し、グループ全体の最適化とシナジー強化、収益力の向上に努めてまいりました。また、多様化するお客様のニーズやライフスタイルに寄り添い高付加価値商品の研究開発に注力し、複眼的思考をもって顧客価値のある製品とサービスの提供に取り組んでおります。そして、当社グループをあげて、社会やお客様の様々な課題を“美・食・住”の視点から探求し、新しい事業、製品及びサービスのデザインを通じて、持続可能な社会の実現を目指しております。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は61億7千5百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は2億7千2百万円(前年同期比127.0%増)、経常利益は2億9千3百万円(前年同期比118.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億6千万円(前年同期比113.8%増)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

(モビリティ&サービス事業)

 主力の門型洗車機は、脱炭素社会に向けたモビリティの電動化が進む中、SS(サービス・ステーション)向けでは、油外収益向上に向けた旺盛な設備投資意欲に支えられて売上げが伸長し、カーディーラー向けでは、前年並みに推移しました。オイル機器は、主にローリーの売上げが前期末の受注残により堅調に推移しました。情報機器では、一般店舗向け小型表示機の売上げが前年実績を下回ったものの、SS向け表示機は前年並みに推移しました。一方、工事用保安機器は売上げが前年実績を大きく上回りました。

 その結果、売上高は前年同期比21.4%増の42億5千4百万円となりました。

(ライフ&サポート事業)

 主力製品の農家向け低温貯蔵庫や保冷米びつは売上げが前年並みに推移しましたが、電気せいろなどの一般家庭向け商品は、需要の回復が見られず低調に推移しました。一方、音響関連商品は、前年のような特定顧客向け製品の受注が少なく売上げを大きく落としました。また、食品加工機は、海外市場においてコロナ禍からの経済活動の回復により、前年を上回りました。

 その結果、売上高は前年同期比0.7%増の11億8千1百万円となりました。

(住設機器事業)

 住設機器としては、主に木・アルミ複合断熱建具、反射板式消音装置、鋼製防火扉等を製造・販売しております。アルミやスチールなどの原材料価格の高騰は、ようやくピークを越えたものの高止まりしている状況にあり、建築資材全般の価格高騰により厳しい受注環境が続いています。木・アルミ複合断熱建具は脱炭素社会の実現に貢献する製品の一つであり、製造時のCO2排出量が少なく、木材利用の活発化、ZEB(ネット・ゼロ・エネル

ギー・ビル)化に向けた高断熱建材の需要増加などが奏功し、売上げは順調に推移したものの、一部案件の第2四半期以降へのずれ込みがありました。

 その結果、売上高は前年同期比2.9%減の6億5千2百万円となりました。

(その他の事業)

 保険代理業、不動産管理・賃貸業及び長野リンデンプラザホテルの運営に係るホテル業が主体となります。ホテル業は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の5類移行後も、感染防止策を徹底し営業してまいりました。当第1四半期は、長野県の全国旅行支援「信州割SPECIAL」の期間延長の効果もあり、ビジネス客や観光客の利用が堅調に推移しました。

 その結果、売上高は前年同期比10.0%増の8千7百万円となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ14億5千万円増加し279億4百万円となりました。流動資産は14億1千9百万円増の180億1百万円、固定資産は3千1百万円増の99億2百万円となりました。これは主に事業の閑繁等の季節的要因に伴い受取手形、売掛金及び契約資産が5億3千9百万円増加したことと、棚卸資産が8億9千4百万円増加したことによるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債の合計は、前連結会計年度末に比べ13億1千4百万円増加し139億8千1百万円となりました。流動負債は15億4千9百万円増の117億8千4百万円、固定負債は2億3千5百万円減の21億9千7百万円となりました。これは主に短期借入金が16億5千万円増加したこと、長期借入金が2億2千4百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ1億3千6百万円増加し、139億2千2百万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が1億2百万円増加したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発費は2億2千8百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。