文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済政策及び金融緩和の効果が継続し、雇用環境や企業収益において緩やかな回復基調が続いているものの、中国をはじめとする新興国経済の減速等により、先行き不透明な状況で推移しております。
コンタクトレンズや眼鏡業界におきましても、消費税特需による反動減の影響も一巡し市場は回復基調に転じており、価格、販路、広告戦略等々における各メーカー間の販売促進が激化するものと思われます。
このような状況の中、当社グループといたしましては、今期を起点とする3ヶ年中期経営計画を策定し、『世界に広がる“日本のシード”』を具現化してゆく3年間と位置付け、「販売戦略」、「商品戦略」、「生産・開発力強化」、「管理体制強化」を最重要施策として、変化する市場や将来の競争力強化に結実すべく、積極的に経営資源を投下してまいります。新商品の投入や既存商品のスペック拡充、ブランド認知度向上を図り、国産ならではの開発力、品質・安全性の高さを、お客様よりご理解、ご支援いただくことでシェア拡大に繋げ、収益性の改善、事業基盤の強化に努めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,452百万円(前年同期比15.9%増)と増収となり、利益につきましては、広告宣伝費の投下や売上増加に伴う物流コスト等の増加はありましたものの、売上高の伸長等により営業利益357百万円(前年同期比47.7%増)、経常利益329百万円(前年同期比49.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益156百万円(前年同期比47.2%増)と増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(コンタクトレンズ・ケア用品)
コンタクトレンズ・ケア用品につきましては、純国産1日使い捨てコンタクトの「シードワンデーピュア」シリーズや、瞳を際立たせるサークルレンズ「シードアイコフレワンデーUV」と「ヒロインメイクワンデーUV」を柱として、国産の品質力やきめ細やかな対応力、独自の付加価値といったアピールポイントを前面に、国内外において積極的な営業活動を展開してまいりました。
この結果、昨年6月から全国発売を開始いたしました「シードワンデーピュアうるおいプラス乱視用」や、女優の飯島直子さんをキャラクターに起用した遠近両用の「シードワンデーピュアマルチステージ」等の機能性コンタクトが着実に伸長しております。これにより、近視・遠視用も加えた「シードワンデーピュア」シリーズは約37%の伸長となりました。加えて、回復基調の市場環境をベースに、2週間・1ヶ月交換タイプにおいてもユーザーが市場に戻ってきており、売上高は9,812百万円(前年同期比16.3%増)と増収となりました。出荷増に伴う物流関連費用や広告宣伝費、研究開発費の投入等で販管費も増加しているものの、売上伸長による粗利益増加によって、営業利益につきましては、704百万円(前年同期比22.6%増)と増益となりました。
(眼鏡)
眼鏡につきましては、主力フレームの「ビビッドムーン」や「プラスミックス」を中心に、代理店の活用や地方展示会出展、海外ルート確立等、新販路の開拓や既存得意先での取引量拡大に努めてまいりました。
眼鏡業界におきましても、消費税特需による反動減の影響が一巡し消費動向は回復基調にあり、主力フレームの春夏新作モデルが大型チェーン店等で採用され予定どおり配荷されました。この結果、売上高は474百万円(前年同期比14.3%増)となりましたものの、主力フレームの秋冬用新作モデルの製作費用や広告宣伝費等を一部当累計期間に前倒しで投入した影響もあり、営業損失23百万円(前年同期営業損失30百万円)となりました。
(その他)
その他につきましては、売上高は165百万円(前年同期比0.4%減)とほぼ前年同期並みとなり、営業損失34百万円(前年同期営業損失23百万円)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、23,685百万円となり、前連結会計年度末から1,138百万円減少いたしました。主な要因として、売上高の伸長に伴いたな卸資産が734百万円(4,311百万円から3,577百万円)減少したことや、減価償却費の増加により有形固定資産が690百万円(14,135百万円から13,444百万円)減少したことが挙げられます。
負債につきましては、15,434百万円となり、998百万円の減少となりました。主な要因として、リース債務(長期短期合算)の減少305百万円(4,027百万円から3,721百万円)減少したことや、借入金の返済により長期借入金が917百万円(3,887百万円から2,970百万円)減少していることによるものであります。、
純資産につきましては、8,250百万円となり、140百万円の減少となりました。主な要因として、その他有価証券評価差額金の減少57百万円(270百万円から212百万円)が挙げられます。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、1,253百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,927百万円(前年同期380百万円の収入)となりました。資金増加の主な要因は、売上高の伸長に伴うたな卸資産の減少734百万円及び減価償却による内部留保874百万円であります。また、資金減少の主な要因は、仕入債務の減少304百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、517百万円(前年同期672百万円の支出)となりました。その主な要因は、定期預金への預け入れ301百万円や、鴻巣研究所2号棟竣工等に伴う有形固定資産の取得による支出236百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,308百万円(前年同期519百万円の支出)であります。資金減少の主な要因は、長期借入金の返済1,016百万円や配当金の支払191百万円であります。資金増加の主な要因は、短期借入金の純増減額319百万円であります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、360百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループでは、使い捨てコンタクトレンズの製造ライン増強及び販売力強化のため、コンタクトレンズ・ケア用品に係る製造部門の従業員数を中心に増員を図っており、これに伴い、当社グループの当第2四半期連結会計期間末の従業員数は638人(前連結会計年度末606名)となっております。
なお、従業員数は就業人員数であります。