当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による財政・金融政策等を背景に、緩やかな回復基調で推移しましたものの、中国やアジア新興国の成長鈍化や英国のEU離脱問題による急激な為替・株価変動の懸念等から企業収益や個人消費に減速感が顕在化し、不透明感が増しております。
コンタクトレンズ業界におきましては、視力補正が必要な方々の生活においてコンタクトレンズが“必需品”として定着している環境を背景にして、1日使い捨てタイプへのシフトが続いていることや、遠近両用やサークルレンズの伸長もあり、市場は緩やかながら成長基調にあるものと推測されます。しかしながら、シリコーンハイドロゲル素材の新商品投入や乱視用、遠近両用のラインアップ強化等、メーカー間の競合環境は激化しております。
このような状況の中、当社グループは、3ヶ年中期経営計画の中間期である今年度につきましても前期から引き続き、「販売戦略」、「商品戦略」、「生産・開発力強化」、「管理体制強化」を最重要施策として、変化する市場や将来の競争力強化に結実すべく積極的に経営資源を投下しております。
既存商品のスペック拡充やブランド認知度向上を図り、国産ならではの開発力、品質・安全性の高さを、お客様よりご支援いただくことでシェア拡大に繋げ、収益性の改善、事業基盤の強化に努めております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,677百万円(前年同期比16.9%増)となり、利益につきましても、営業利益309百万円(前年同期比225.5%増)、経常利益164百万円(前年同期比77.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益69百万円(前年同期比182.3%増)と増収増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(コンタクトレンズ・ケア用品)
純国産使い捨てコンタクトレンズのピュアシリーズにおいて、1日使い捨てタイプの近視用、乱視用、遠近両用と2週間交換タイプの「2ウィークピュアうるおいプラス」を中心に、国産の品質力やきめ細やかな対応力を積極的にアピールしてまいりました。また、瞳を際立たせるサークルレンズ「シードアイコフレワンデーUV」と「ヒロインメイクワンデーUV」等サークルレンズにつきましても、国内外において積極的な営業活動を展開してまいりました。
この結果、「ワンデーピュアシリーズ」が約28%、「2ウィークピュアうるおいプラス」が約11%の伸長と好調に推移し、サークルレンズの3ブランドもそれぞれ前年同期を上回ったため、売上高は5,377百万円(前年同期比19.9%増)と増収となりました。
広告宣伝費や研究開発費の投入等、販管費は前年同期対比で増加しておりますものの、売上高伸長に伴う粗利益増加により営業利益につきましては、489百万円(前年同期比101.0%増)と増益となりました。
(眼鏡)
主力フレームの「ビビッドムーン」や「プラスミックス」を中心に、代理店の効率的な活用や展示会に出展する等、新販路の開拓や既存得意先での取引量拡大とともに、眼鏡レンズの販売中止により事業損益の改善に努めてまいりました。
しかしながら、主力フレームの春夏新作モデルの配荷が遅れたことにより、売上高は235百万円(前年同期比16.4%減)、営業損失5百万円(前年同期営業利益1百万円)となりました。
(その他)
子会社の携帯電話部門において、昨年8月に2店舗を譲渡したこと等が影響し、売上高は64百万円(前年同期比25.5%減)、営業損失16百万円(前年同期営業損失11百万円)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、25,993百万円となり、前連結会計年度末から1,225百万円増加いたしました。主な要因として、研究棟の竣工に伴い有形固定資産が1,023百万円(13,752百万円から14,776百万円)増加したことや、売上高の増加や債権の回収により現金及び預金が336百万円(2,028百万円から2,365百万円)増加したことが挙げられます。
負債につきましては、18,423百万円となり、前連結会計年度末から1,607百万円の増加となりました。主な要因として、運転資金借り入れにより短期借入金が716百万円(4,046百万円から4,762百万円)増加したことや、研究棟の竣工に伴い設備関係支払手形が818百万円(369百万円から1,188百万円)増加したことによるものであります。
純資産につきましては、7,570百万円となり、前連結会計年度末から381百万円の減少となりました。主な要因として、配当金の支払い等により利益剰余金が減少していることが挙げられます。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,365百万円となりました。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、599百万円(前年同期1,106百万円の収入)となりました。資金増加の主な要因は、売上債権の減少251百万円や仕入債務の増加315百万円が挙げられます。また、資金減少の主な要因は、賞与引当金の減少145百万円や法人税等の支払い233百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、381百万円(前年同期104百万円の支出)となりました。これは主に、研究棟の竣工に伴う有形固定資産の取得371百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、147百万円(前年同期697百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の借入806百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、248百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。