第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資は堅調に推移したものの、鉱工業生産は海外経済の減速に伴う輸出の低迷などから弱含み、個人消費は緩やかな持ち直しにとどまるなど、景気は横ばい圏で推移し、一部に弱さも見られました。

住宅産業におきましては、新設住宅着工戸数は貸家の減少傾向が続き、当第2四半期連結累計期間においては467千戸と前年同期比5.0%の減少となりましたが、当社グループ事業との関係が特に強い戸建て住宅に限っては同4.3%の増加となりました。

これに伴い、当社グループの主力製品である窯業系外装材の当第2四半期連結累計期間における業界全体の国内販売数量は、前年同期比2.1%(JIS規格対象外の12mm厚製品を含む基準)の増加となりました。

このような市場環境の下、当社グループは、生産効率改善にかかる各種施策の徹底により生産・供給体制の強化を図るとともに、窯業系サイディングで業界初となる塗膜30年保証の新シリーズをはじめ、高付加価値商品の拡販に取り組みました。また、非住宅市場向けの営業施策の強化や、成長を続けている米国を始めとする海外マーケットのさらなる開拓に努める一方、各種合理化や生産性向上によるコスト削減にも注力いたしました。

この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりとなりました。

 

(金額単位:百万円)

 

前第2四半期

連結累計期間

 

当第2四半期

連結累計期間

 

増減

金額

率(%)

売上高

56,570

60,600

4,029

7.1

営業利益

5,435

6,076

641

11.8

経常利益

5,720

6,159

438

7.7

親会社株主に帰属する四半期純利益

4,202

4,849

647

15.4

 

売上高につきましては、主力の国内事業は業界全体の販売量が増加した上、高付加価値商品の拡販などにより業界内シェアを順調に上昇させて増収となったほか、米国窯業系外装材も増収となったことから、全体の売上高は606億円と前年同期比40億29百万円(7.1%)の増収となりました。なお、業界内シェアにつきましては、当第2四半期連結累計期間においては49.8%と前年同期比2.2ポイント上昇し、9月単月では51.5%と過去最高を記録しました。

損益につきましては、国内における物流のコストアップがあったものの、国内外装材事業が増収により増益となったほか、米国・中国の窯業系外装材事業も増益となり、営業利益は60億76百万円と前年同期比6億41百万円(11.8%)の増益、経常利益は61億59百万円と同4億38百万円(7.7%)の増益となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、中国子会社で固定資産売却益を計上したこともあり、48億49百万円と同6億47百万円(15.4%)の増益となりました。

 

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

外装材事業

売上面では、前記のとおり、国内外装材事業、米国窯業系外装材事業のいずれも増収となったことから、売上高は558億18百万円と前年同期比37億81百万円(7.3%)の増収となりました。

また、損益面では、前記のとおり、国内外装材事業、米国・中国の窯業系外装材事業の増収に伴う増益により、セグメント利益(営業利益)は73億66百万円と前年同期比6億32百万円(9.4%)の増益となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比し17億76百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には343億2百万円となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は66億71百万円(前年同期比16億44百万円の増加)となりました。これは、主に、償却前利益(税金等調整前四半期純利益+減価償却費)で88億70百万円を計上した一方で、たな卸資産が14億43百万円増加し、法人税等の支払額が20億47百万円となるなど資金の減少要因もあったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は32億71百万円(前年同期比19億21百万円の増加)となりました。これは、主に、有形固定資産の取得による支出が47億89百万円(前年同期比34億55百万円の増加)あった一方で、有形・無形固定資産の売却による収入が9億28百万円(前年同期比9億24百万円増加)あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は14億12百万円(前年同期比41百万円の増加)となりました。これは、主に、配当金の支払額が10億35百万円あったことなどによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億85百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

(6) 財政状態及び資金の流動性の状況

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。

前連結会計年度末に比し純資産が29億66百万円、総資産が23億36百万円それぞれ増加した結果、自己資本比率は65.5%と1.0ポイントの増加となりました。

増減の主なものは、流動資産では受取手形及び売掛金が24億59百万円減少したものの、現金及び預金が12億24百万円、商品及び製品が13億85百万円それぞれ増加したことなどにより、流動資産全体で4億23百万円増加しております。また、固定資産では有形固定資産が25億41百万円増加した一方で、投資その他の資産が4億51百万円減少したことなどにより、固定資産全体で19億12百万円増加しております。

負債では、流動負債が13億49百万円減少した一方で、固定負債が7億18百万円増加したことにより、負債合計は6億30百万円減少しております。

当社グループの資金状況については、「(2)キャッシュ・フローの状況」の項に記載のとおりであります。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。