第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、円安の定着化などを背景に、大企業や輸出関連企業を中心に企業収益が緩やかな回復基調となりました。一方、海外は中国の景気減速などの影響を受け、先行き不透明な状況で推移しております。

医療機器業界におきましては、高齢化社会による潜在患者数の増加や地域包括ケアシステムによる在宅医療の推進などを背景に一部で需要拡大も見込まれておりますが、公定価格の改定や医療機関の共同購入による単価抑制圧力もあり、依然として厳しい状況が続いております。

 

このような環境の中、当社グループは、国内では慢性期医療分野の販売拡大と新規OEMの獲得に引き続き注力したほか、中国や欧州を中心とした海外販売の強化に努めてまいりました。

また、今後の成長戦略を確実なものとするために、新たな経営体制の下、営業・開発体制の強化や抜本的な原価低減などの重要施策の検討に鋭意取り組んでまいりました。

 

これらの活動により、売上高につきましては、国内の自社販売が前年並みで推移したほか、海外販売が中国を中心に堅調に推移いたしましたが、OEM販売が既存顧客の在庫調整により大きく減少したことにより、前年同期を下回る結果となりました。

一方、利益面につきましては、海外工場における生産集約などの原価低減により、原価率は前年並みとなりましたが、研究開発費や販売促進費などの販管費が前年同期比で増加したことから、営業利益、経常利益とも前年を下回る結果となりました。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高6,809百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益340百万円(前年同期比30.0%減)、経常利益358百万円(前年同期比35.8%減)、四半期純利益167百万円(前年同期比56.9%減)となりました。

 

販売形態別の販売状況は、次のとおりであります。

 

<自社販売>

自社販売は、消化器系製品が公定価格の改定や企業間競争の影響で減少いたしましたが、泌尿器系製品が、フォーリートレイキットの製品ラインナップ拡充などにより伸長したほか、外科系の気管切開チューブが伸長したことにより、売上高4,485百万円(前年同期比0.1%増)となりました。

 

<OEM販売>

OEM販売は、消化器系製品が新規OEMの立ち上げなどにより堅調に推移いたしましたが、血管系製品が既存顧客の在庫調整により大幅に減少し、売上高1,040百万円(前年同期比13.7%減)となりました。

 

<海外販売>

海外販売は、欧州市場が顧客の在庫調整により減少したものの、中国販売が泌尿器系製品を中心に引き続き堅調に推移したことから、売上高1,283百万円(前年同期比1.8%増)となりました。

 

 

 (2)財政状態の分析

(資産)
 当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比較して986百万円減少し16,920百万円となりました。これは、現金及び預金の減少258百万円、受取手形及び売掛金の減少744百万円が主な要因です。

(負債)
 当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して1,126百万円減少し3,883百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金の減少277百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少201百万円、退職給付に係る負債の減少530百万円、役員退職慰労引当金の減少94百万円が主な要因です。

(純資産)
 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して140百万円増加し13,037百万円となりました。これは、為替換算調整勘定の減少77百万円に対し、利益剰余金の増加197百万円、その他有価証券評価差額金の増加20百万円が主な要因です。

 

 

 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

 (4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、191百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。