文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
当社グループは、健全なレジャーの発展と心豊かな社会づくりに貢献するため、パチンコ・パチスロ業界のリーディングカンパニーとしての使命を果たすことを基本理念としております。
また、当社グループには、株主の皆さまをはじめ、お客さまであるパーラー、ファン、取引先、地域社会、従業員等の各ステークホルダーが存在しております。この各ステークホルダーと永続的に良好な関係を保つことが、経営の最重要課題であり、以下の諸点をグループにおける経営の基本方針としております。
① ステークホルダーの利益の最大化と最適な配分
② 法令、社会規範、企業倫理の遵守
③ 経営の効率化と透明性の向上
④ 全従業員一人一人の意欲の増進と能力開発
⑤ パチンコ・パチスロ業界の社会的信頼の向上
当社グループは、パチンコ・パチスロ市場でのシェア拡大により業界における確固たる地位を構築することで、安定的かつ永続的な成長を目指しております。その成果は売上高営業利益率に反映されるものと考えており、売上高営業利益率の向上を目標として、商品企画・開発・生産・販売の競争力を高めるための様々な施策を検討・実施しております。また、広告宣伝の効率化、使用部材の共通化、物流の合理化などのコストダウン策にも継続的に取り組んでまいります。
なお、直近3期における売上高営業利益率の推移は下表に示すとおりです。
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平成28年3月期 |
平成29年3月期 |
平成30年3月期 |
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売上高営業利益率(%) |
13.7 |
6.2 |
11.8 |
当社グループは、成長性の維持と収益性の向上を実現するため、経営資源を遊技機関連事業に集中投入し、他社が追随できないような「独創的な商品」を提供することで産業の活性化を図り、市場をリードし続けるメーカーとして競争優位性の確立を目指します。
当社グループの対処すべき課題としましては、主に以下の2点であります。
① 環境変化への対応とファン人口回復への取り組み
改正遊技機規則が施行され、同規則の趣旨のひとつでもあるパチンコ・パチスロへののめり込み問題対策が業界を挙げて進められております。また、のめり込み問題への対策を行う一方で、パチンコ・パチスロを身近で手軽な大衆娯楽に回帰させることが業界の最重要課題であると認識しております。
改正遊技機規則への対応は3年間の経過措置が設けられているため、当面は新規則機の人気を見極めたいパチンコパーラーが入替に慎重な姿勢を示すと予想されますが、当社グループといたしましては、遊技金額を抑えた遊技機の開発にスピーディに取り組み、普及に向けて市場をリードしてまいります。
収益力強化の取り組みとして利益の源泉であるパチンコ・パチスロの販売増・シェアアップ及びコストダウン等に注力してまいります。
パチンコ・パチスロファンに支持され、長期稼働することによってパーラーの収益にも貢献する遊技機を提供することが、当社グループのブランド力向上ひいては販売増につながってまいります。この点において、平成29年8月に発売したSANKYOブランドのパチンコ「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」は発売当初の注目度は低かったものの、同アニメのターゲットである若年層の心をつかみ、スペック・ゲーム性との相乗効果によってその人気は他の年齢層にも広がりをみせました。パチンコの新機種は投入から1カ月程度で販売が収束するのが一般的でありますが、同機種は半年以上にわたって追加受注を獲得することができ、当業界においては近年稀なロングセラーとなり、一般社団法人ぱちんこ広告協議会が実施した「“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2017」においてパチンコ部門での大賞に輝くなど、当社グループのブランド力向上につながるヒットとなりました。
このように、IP・コンテンツの世界観を生かしつつ、スペック・ゲーム性との相乗効果により幅広い年齢層に訴求していくとともに、今後主流となる遊技金額を抑えた遊技機や設定付パチンコの開発・営業に柔軟かつ迅速に対応し、シェアアップを図ってまいります。
一方、近年は開発費の高騰、販売の少ロット化が進んでおり収益を圧迫しておりますが、当社グループでは開発期間の短縮化や、ハイエンドモデル・ローエンドモデル、あるいは版権とのタイアップ・オリジナル商品に大別し、原価・研究開発費などのコスト配分にメリハリをつけ、少ロットでも利益を確保できるよう各商品ごとの損益管理を徹底してまいります。
当社グループの次期及び将来における経営成績や株価、財政状態等に影響を及ぼすおそれのある経営上のリスクに下記のものが考えられます。なお、文中の将来に関する記述は当連結会計年度末現在において当社グループが想定し、判断したものでありますが、発生の可能性があるリスクのすべてを網羅したものではありません。
当社グループの主たる事業である遊技機及び補給機器等の販売における主な顧客はパーラーです。パーラーの経営環境悪化及びそれに伴う需要の縮小や市場構造の変化は当社グループの販売成績を左右する要因になります。
特に昨今はパーラーの遊技機に対する評価の目は厳しく、ファンを飽きさせないような人気が長続きする商品を厳選導入する機運が強まり、その他大半の商品は十分な注目を集めるに至っておりません。当社グループでは商品競争力の強化を図りシェアの拡大につなげることを目指しておりますが、遊技機の開発には1年から2年前後の期間を要するため、開発着手後の市場ニーズの変化に柔軟に対応できなかった場合や、他社の人気商品などと販売時期が重なった場合、当社グループの販売計画や経営成績等が影響を受ける可能性が考えられます。
当社グループが主たる事業とする遊技機の開発、製造及び販売に関しては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」など様々な法規制・基準があり、これに則った厳正な運用が求められております。従って、法規制等に重大な変更が加えられた場合、当社グループの販売、経営成績等に影響を及ぼす可能性があると考えられます。
近年では、著名人やアニメ、人気キャラクターなどとタイアップした遊技機が主流となっております。こうした流れにおいて、採用キャラクターなどの肖像権や著作権といった知的財産権の取扱いが増えるに従って、知的財産を巡る係争も増加しております。
当社グループでは、「知的財産本部」を中心にして、キャラクター等の取扱いにあたっては十分な調査を実施し、当該係争を回避するため細心の注意を払っております。ただし、今後当社の認識しない新たな知的財産権が成立した場合には、当該権利保有者による損害賠償の請求などに至る危険性も否定できません。その際、当社側に瑕疵が認められた場合には、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。
パチンコ及びパチスロ等遊技機の製造及び販売に当たっては、一般財団法人保安通信協会(保通協)等、国家公安委員会が指定する試験機関が風営法施行規則等に基づいて実施する型式試験に適合する必要があります。昨今のファンニーズの高度化や遊技機の技術構造の進化への対応が必要となる一方で、型式試験の期間が長期間に亘ったり、適合に至らなかった場合、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性も考えられます。当社グループといたしましては、長年培ってきた商品の開発技術力やノウハウを活かして、当初計画に即した順調な新機種投入に努めてまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績の好調及び雇用環境の着実な改善等から景気は緩やかな回復基調が続いております。
当パチンコ・パチスロ業界におきましては、ギャンブル等依存症問題への対応の一環として「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」(いわゆる改正遊技機規則)が平成29年9月に公布され、平成30年2月1日付で施行となりました。旧規則の遊技機は3年間の経過措置の間に順次、新規則の遊技機に置き換わっていくこととなりますが、現状新規則に対応した遊技機の市場投入は始まっておらず、今後登場する新規則機に対してファンがどのような反応を示すか見通しづらいことから、当社グループの顧客であるパチンコパーラーは既存の遊技機の設置機種構成見直しの判断を先送りしており、パチンコ・パチスロの販売市場は低調に推移いたしました。
こうした中、当社グループではパチンコ15タイトル(リユース機を除く)、パチスロ6タイトルを販売いたしました。このうちパチンコの新機種投入が上半期5タイトルにとどまったことから第3四半期累計期間までは営業損失を余儀なくされましたが、下半期は10タイトルを投入して盛り返すとともに、平成29年8月に発売したパチンコ「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」がロングランヒットとなったことが当社グループのブランド力向上にもつながり、売上、損益ともに回復基調が顕著となりました。
以上の結果、売上高862億円(前期比5.9%増)、営業利益101億円(同101.2%増)、経常利益113億円(同195.3%増)、平成30年4月27日に公表いたしました株式会社三共クリエイトが保有する固定資産の減損損失計上はあったものの、親会社株主に帰属する当期純利益は55億円(同212.2%増)となりました。
営業面においては、売上高が回復し、また原価低減及び研究開発費等のコスト抑制といった経営努力が奏功し、売上高営業利益率は11.8%となり、前連結会計年度に比べ5.6ポイントの改善を達成いたしました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(パチンコ機関連事業)
パチンコ機関連事業につきましては、売上高672億円(前期比11.1%増)、営業利益145億円(同40.1%増)、販売台数171千台となりました。販売の少ロット化傾向が続く中、当社グループでは前期の11タイトルを上回る15タイトル(リユース機を除く)を投入し、前期並みの販売台数を確保いたしました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」(平成29年8月)、「フィーバー機動戦士Zガンダム」(平成30年1月)、Bistyブランドの「ヱヴァンゲリヲン 2018年モデル」(平成29年10月)、「コードギアス 反逆のルルーシュ~エンペラーロード~」(平成30年2月)、JBブランドの「フィーバーパワフル 2018」(平成30年2月)、「フィーバークィーン 2018」(平成30年2月)であります。
(パチスロ機関連事業)
パチスロ機関連事業につきましては、売上高111億円(前期比15.6%減)、営業利益1億円(前連結会計年度は2億円の営業損失)、販売台数29千台となりました。パチスロは規制変更の影響をパチンコ以上に受けるのではないかという懸念があり、パーラーが新台購入に慎重姿勢を示したことから、当社グループにおいても低調な販売結果に終わりました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ マクロスフロンティア3」(平成29年5月)、「パチスロ アクエリオンEVOL」(平成29年7月)、Bistyブランドの「パチスロ 新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2」(平成30年1月)であります。
(補給機器関連事業)
補給機器関連事業につきましては、パーラーの新規出店意欲が低調に推移していることなどを受けて、売上高72億円(前期比0.6%増)、営業利益4億円(同35.9%増)となりました。
(その他)
その他につきましては、売上高5億円(前期比11.0%増)、営業損失4億円(前連結会計年度は6億円の営業損失)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
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パチンコ機関連事業 |
69,130 |
112.6 |
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パチスロ機関連事業 |
11,447 |
83.3 |
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補給機器関連事業 |
7,246 |
100.6 |
|
合計 |
87,824 |
106.7 |
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
受注高(百万円) |
前年同期比(%) |
受注残高(百万円) |
前年同期比(%) |
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パチンコ機関連事業 |
73,514 |
125.4 |
6,525 |
2,312.2 |
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パチスロ機関連事業 |
9,523 |
69.8 |
25 |
1.5 |
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補給機器関連事業 |
6,784 |
89.2 |
238 |
34.0 |
|
合計 |
89,822 |
112.5 |
6,788 |
255.6 |
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
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パチンコ機関連事業 |
67,271 |
111.1 |
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パチスロ機関連事業 |
11,172 |
84.4 |
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補給機器関連事業 |
7,246 |
100.6 |
|
その他 |
530 |
111.0 |
|
合計 |
86,220 |
105.9 |
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
前述のとおり、パチンコ「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」のロングランヒットに伴うブランド力向上により、第4四半期会計期間の販売が好調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度末の総資産は3,962億円であり、前連結会計年度末と比べ57億円増加しました。これは主に、有価証券が60億円、前払費用(流動資産「その他」に含む)が41億円それぞれ減少となりましたが、受取手形及び売掛金が78億円、現金及び預金が77億円それぞれ増加したことによるものであります。
負債は590億円であり、前連結会計年度末と比べ87億円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が36億円、電子記録債務が32億円、未払金(流動負債「その他」に含む)が10億円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比べ30億円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を55億円計上、その他有価証券評価差額金が17億円、フィールズ株式会社を持分法適用の範囲から除外したことにより14億円増加した一方、配当金の支払い121億円によるものであります。この結果、純資産は3,372億円となり、自己資本比率は2.1ポイント減少し、84.8%となりました。
セグメント別の資産は次のとおりであります。
パチンコ機関連事業の資産は1,065億円となり、前連結会計年度末と比べ269億円増加しました。
パチスロ機関連事業の資産は226億円となり、前連結会計年度末と比べ30億円減少しました。
補給機器関連事業の資産は90億円となり、前連結会計年度末と比べ3億円の減少となりました。
これら当社主力事業セグメントは製品及びサービスを販売する市場・顧客が共通しており、当連結会計年度においてはパチンコ機関連事業が前期比11.1%増収、パチスロ機関連事業が前期比15.6%減収、補給機器関連事業が前期比0.6%増収となったことを受けて上記のような資産の変動となっております。
その他事業セグメントの資産は100億円となり、前連結会計年度末と比べ38億円の減少となりました。これは子会社が保有するゴルフ場営業用固定資産につき、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、28億円の減損損失を計上したことが主たる要因であります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末と比べ221億円増加し2,740億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ74億円増加し159億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益80億円、仕入債務の増加額72億円、前払費用の減少額(「その他」に含む)41億円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額78億円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末と比べ21億円減少し184億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、有価証券の償還による収入700億円、投資有価証券の償還による収入240億円、定期預金の払戻による収入55億円であり、支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出680億円、定期預金の預入による支出110億円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度末とほぼ同額の121億円の資金の支出となりました。これは主に、配当金の支払額121億円によるものであります。
当社グループの運転資金需要の主な内容は、材料仕入、支払販売手数料、研究開発費等の製造費、販売費及び一般管理費等営業費用であります。主な設備投資の計画については、第3「設備の状況」3「設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
当社グループの運転資金及び設備投資資金については、原則として内部資金により調達することとしております。また、当社グループは健全な財務状態、活発な営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力によって、将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能であると考えております。
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契約会社名 |
相手方の名称 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
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株式会社ビスティ |
フィールズ株式会社 |
パチンコ機 |
販売委託契約 |
平成25年10月1日から 平成26年9月30日まで 以降1年毎の自動更新 |
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株式会社ビスティ |
フィールズ株式会社 |
パチスロ機 |
遊技機販売取引基本契約 |
平成25年10月1日から 平成26年9月30日まで 以降1年毎の自動更新 |
当社グループは『創意工夫』の基本方針のもと、市場ニーズを先取りしてパーラー及びファンの皆さまに満足していただくだけでなく、パチンコ・パチスロ産業が末永く大衆娯楽として支持されるために、潜在ファン・休眠ファンにも関心を持っていただけるようなアミューズメント性の高い遊技機の研究開発に取り組んでおります。
現在、グループの研究開発活動は、当社商品本部、各子会社及び関連会社の開発部門で行っており、研究開発担当のスタッフは当連結会計年度末時点で316名、研究開発費の総額は174億円であります。
セグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。
(1) パチンコ機関連事業
パチンコ機関連事業は、当社商品本部、株式会社ビスティ及び株式会社ジェイビーを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランド6タイトル、Bistyブランド4タイトル、JBブランド5タイトル、グループ合計で15タイトルを販売いたしました。
主な取り組みとしまして、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」、「フィーバー機動戦士Zガンダム」、「フィーバー革命機ヴァルヴレイヴ」(以上SANKYO)及び「ヱヴァンゲリヲン 2018年モデル」、「コードギアス 反逆のルルーシュ~エンペラーロード~」(以上ビスティ)といった人気アニメ版権を中心に役物ギミックなどの外観インパクトや液晶CG、サウンドにこだわったほか、大当り時に爽快感を味わえるようなゲーム性の工夫等、様々な試みを行いました。
海外アーティストとのタイアップとしまして、「フィーバーLADY GAGA」、「フィーバーMICHAEL JACKSON」(以上SANKYO)ではプロジェクションマッピング技術を取り入れ、有名楽曲に合わせた演出がふんだんに表現できるよう新たな試みに挑戦しました。
また、シンプルで分かりやすい演出を採用した「新夏祭り」、「フィーバーパワフル 2018」、「フィーバークィーン 2018」やパチンコ本来の「玉の動きを楽しめる」大当りを搭載した「ジェットアロー」(以上ジェイビー)等、多様な遊技機の開発も継続的に行っております。
当事業に係る研究開発費は135億円であります。
(2) パチスロ機関連事業
パチスロ機関連事業は、当社商品本部及び株式会社ビスティを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランドで4タイトル、Bistyブランドで2タイトル、グループ合計で6タイトルを販売いたしました。
主な取り組みとしまして、「パチスロ マクロスフロンティア3」、「パチスロ アクエリオンEVOL」(以上SANKYO)及び「パチスロ 新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2」(ビスティ)等、ファンからの支持が高いシリーズ機の投入に加え、新たなファン層の開拓として、「パチスロ ゴルゴ13」、「パチスロ MICHAEL JACKSON」(以上SANKYO)等、人気コミックや著名アーティストをモチーフとしたタイトルを取り入れることで注目を集めました。
当事業に係る研究開発費は39億円であります。
(3) 補給機器関連事業
補給機器関連事業は、当社商品本部システム開発課を中心として、パーラーにおける補給機器設備全般の研究開発を行なっております。
具体的には、独自の制御方式による島制御システムなど、省力化システムの開発に加え、パーラーの利便性向上、メンテナンスの簡便化、環境対策、省エネルギー対応といった様々なニーズに応えるため、エコ商品・設備機器の開発、改善などの研究開発に取り組んでおります。
当事業に係る研究開発費は33百万円であります。