当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善が見られ緩やかな回復基調が続いているものの、中国経済の減速や地政学リスクへの警戒感等、世界経済の不確実性は高まっており、先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループの主要販売先であるパチンコ業界は、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)」施行に伴うのめり込み防止対策の検討、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則(平成29年9月4日公布、平成30年2月1日施行)」による今後の見通し等、先行き不透明な状況が続き、商談案件は大幅に減少しました。
このような状況の中、開発型企業グループである当社グループは、開発、製造、販売、アフターサービスに至る一貫体制で、製造原価の低減や多様化する顧客ニーズに適した製品を販売するとともに、充実したアフターサービス体制で付加価値の向上に努め、他社との差別化を図りながら提案販売を行ってまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高113億59百万円(前年同四半期比3.2%減)、営業利益13億15百万円(同32.3%減)、経常利益14億70百万円(同30.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億41百万円(同33.6%減)となりました。
セグメントの実績は次のとおりであります。
[アミューズメント関連事業]
当社グループは、ホール経営や従業員の働く環境の改善につながる製品を常に開発し、業界標準となる製品を次々とリリースしてきました。パチンコ業界の環境が厳しい中におきましても、新製品のリリースによる業績回復を計画していましたが、同業界の先行きに対する不透明な要素が多く、新規や改装の案件が少なかったことから販売活動は厳しい状況となりました。
当社グループでは7月から9月にかけて全国主要都市で新製品発表展示会を開催し、業界の常識を覆す新パーソナルPCシステム「マース ユニコン」、きめ細かい接客サービスをサポートする「ウェアラブル端末」、受動喫煙防止対策に有効な「SMOKE POINT」等を発表し、販売を開始しました。
当第2四半期連結累計期間におけるパーソナルの売上実績は39店舗、当第2四半期連結累計期間末時点における導入(実稼働)店舗数は累計1,610店舗(市場シェア18.5%)となりました。また、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの売上実績は40店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1,979店舗(市場シェア22.8%)となりました。
空気の力で紙幣を搬送する業界随一のAir紙幣搬送システムは、順調に導入件数を伸ばし、累計で750店舗を越えました。特にハイスペックモデルの立体Air紙幣搬送システムは、技術力の高さやホール業務の改善効果等が市場で高く評価され、大型案件や他社ユーザーの獲得につながりました。
この結果、アミューズメント関連事業の売上高は、68億75百万円(前年同四半期比15.7%減)、セグメント利益は13億18百万円(同26.2%減)となりました。
[自動認識システム関連事業]
自動認識システムは、RFID、バーコード、X線検査装置等、各種データを自動的に読み込み、内容精査、認識するシステムであり、当社子会社の株式会社マーストーケンソリューションが主体となり、広い分野で積極的に販売活動を展開しております。
国内外製造業の設備投資は、業界ごとに緩やかな回復基調に変化しつつあり、新たな更新需要や新規市場への展開が進んでおります。そうした中、前期より新規開拓した物流業界向けハンディーターミナルの販売が好調に推移しました。また、X線検査装置事業においては、当社グループでは、世界一の高分解能(性能)を誇るX線源を搭載した産業用X線検査装置を製造販売しており、スマートフォン向け小型電子部品や電気自動車向けリチウム電池の市場が世界的に成長していることを背景に、それらの生産過程での検査に必要なX線検査装置の販売が好調に推移しました。
この結果、自動認識システム関連事業の売上高は36億75百万円(前年同四半期比30.7%増)、セグメント利益は3億66百万円(同44.4%増)となりました。
[ホテル関連事業]
ホテル業界におきましては、訪日外国人の人数が過去最高を更新した昨年に続き、平成29年も最速ペースで増加しており、観光需要は好調に推移しました。
博多地域でトップクラスの稼働率を誇るホテルサンルート博多は、開業20周年を機に全館リニューアル工事(2月20日から5月31日まで)を実施し、6月1日にリニューアルオープンしました。工事期間中、販売客室数が減少したことや改装及び客室備品等の購入もあり、売上高及びセグメント利益は前年同期と比べて減少しましたが、利用客の評価は更に高まり、リニューアル後の売上は前年同期比を上回りました。静岡県御殿場市のマースガーデンウッド御殿場は、水と光のファンタジー(幻想的な噴水ショー)や宿泊者向けのイベントを定期的に開催し、新規顧客とリピーターの獲得に努めました。関連事業の「海鮮処博多松月亭(ホテルサンルート博多内)」及び「鉄板焼銀明翠GINZA(東京銀座)」は認知度も高まり、順調に利用者数が増加しました。また、インターネットによる関連商品の販売が好調に推移しました。
この結果、ホテル関連事業の売上高は8億8百万円(前年同四半期比5.5%増)、セグメント損失は3億73百万円(前年同四半期は1億円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態に関する分析
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は596億65百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億58百万円減少いたしました。
流動資産は371億33百万円となり、前連結会計年度末と比較して26億72百万円減少いたしました。その減少の主な内訳は、現金及び預金が32億43百万円減少し222億円となりました。
固定資産は225億31百万円となり、前連結会計年度末と比較して17億14百万円増加いたしました。その増加の主な内訳は、投資有価証券が13億16百万円増加し74億30百万円となりました。
流動負債は49億14百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億47百万円減少いたしました。その減少の主な内訳は、未払法人税等が8億13百万円減少し3億10百万円、支払手形及び買掛金が3億79百万円減少し21億22百万円となりました。
固定負債は34億59百万円となり、前連結会計年度末と比較して6百万円減少いたしました。その減少の主な内訳は、リース債務が7百万円減少し9億80百万円となりました。
純資産は512億91百万円となり、前連結会計年度末と比較して95百万円増加いたしました。その増加の主な内訳は、利益剰余金が3億56百万円増加し472億2百万円となりました。
自己資本比率は86.0%となり、前連結会計年度末と比較して1.6ポイント増加いたしました。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は222億円となり、前連結会計年度末と比較して32億43百万円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は3億67百万円の支出(前年同四半期は23億46百万円の収入)となりました。主な要因は、営業貸付金の増加額12億20百万円等によるものです。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は23億1百万円の支出(前年同四半期は6億30百万円の支出)となりました。主な要因は、投資有価証券の取得による支出17億23百万円、有形固定資産の取得による支出5億34百万円等によるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は5億76百万円の支出(前年同四半期は5億13百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額5億76百万円等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億88百万円(前年同四半期比3.2%増)であります。
当第2四半期連結累計期間における主要な成果として、次の項目をあげることができます。
① アミューズメント関連事業
・CR対応ICカード式カードユニット「MX-140K1-LXXⅣ」の商品化
・CR対応ICカード式カードユニット「MX-140K1-LXXⅤ」の商品化
・CR対応ICカード式カードユニット「MX-140K1-LXXⅥ」の商品化
・CR対応ICカード式カードユニット「MX-140K1-LXXⅦ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(L)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(L)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(L)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(L)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(L)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(L)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(L)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(L)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(L)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(L)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(L)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(L)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(T)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(T)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-900(T)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(T)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(T)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-901(T)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(T)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(T)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-910(T)PS」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(T)」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(T)オキナワ」の商品化
・ICカード対応台間メダル貸機「SL-911(T)PS」の商品化
・島内データ処理機「MX-320E」の商品化
・ユニコン対応島内データ処理機「MX-320(UC)」の商品化
・接客サポートシステム「接客サポートソフト(V2)」の商品化
・接客サポートシステム ウェアラブル端末「WD100」の商品化
・会員申込みタブレット「WDM100」の商品化
② 自動認識システム関連事業
・ダイレクトパーツマーキングのハンディースキャナー「MCR-H700」の商品化
・UHF帯1W型のリーダライター「FRU-4100」の商品化
・高解像度X線観察用加熱機構「TX-160」の商品化
③ ホテル関連事業
この事業は、研究開発活動を行っておりません。