当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ワクチン接種の加速化を受け、経済活動の持ち直しが期待されていますが、新規感染者数が8月に爆発的に増加するなど依然として先行き不透明な状況が続きました。
このような状況下において、当社グループは新型コロナウイルス感染症の影響により満足な営業活動を行えない状態が続く中、感染防止策を講じながら営業活動を継続し製品供給及びサービスの提供に努め、売上の回復を図ってまいりました。また、アミューズメント関連事業、自動認識システム関連事業、ホテル関連事業の各事業を通じてお客様の「満足」を勝ち取るために新たな付加価値の追求をしてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高68億40百万円(前年同四半期比0.6%減)、営業利益5億85百万円(同330.1%増)、経常利益10億94百万円(同432.9%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益を特別利益として計上したことから15億11百万円(同2,359.0%増)となりました。
セグメントの実績は次のとおりであります。
[アミューズメント関連事業]
アミューズメント関連事業の主な販売先であるパチンコ業界は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響と、2021年度内に規則改正等に対応した遊技機への入れ替えが必要となる状況が重なり、設備投資に対するパチンコホールの慎重な姿勢は依然として続いております。各パチンコホールにおいては、感染症対策の徹底により遊技場におけるクラスターは引き続き発生しておらず、遊技客数や売上の回復の兆しが見受けられるようになりました。
このような状況の中、当社グループではコロナ禍での新しい営業スタイルとして、少人数でホール運営が可能なパーソナルPCシステムと、遊技客と従業員の接触を回避する「セルフPOS」を活用する提案をWebセミナー等で進めてまいりました。また、遊技データ等の収集・AI分析が可能なパーソナルPCシステム「マースユニコン」を活用した効率的な経営スタイルの提案も行ってまいりました。しかしながら、先行き不透明な状況や目の前に迫る規則改正等への対応から周辺設備の買い控え傾向は強く、新規出店や大規模な改装の案件が乏しかったことから、販売状況は厳しいものとなりました。当第2四半期連結累計期間におけるパーソナルの売上実績は9店舗、当第2四半期連結累計期間末時点における導入(実稼働)店舗数は累計1,544店舗(市場シェア21.5%)となりました。また、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの売上実績は9店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1,680店舗(市場シェア23.4%)となりました。空気の力で紙幣を搬送する業界随一のAir紙幣搬送システム及びハイスペックモデルの立体Air紙幣搬送システムは、導入効果としてセキュリティの強化やホール業務の省力化が期待されますが、当第2四半期連結累計期間においては商談案件が乏しかったことから、販売は限定的となりました。
この結果、アミューズメント関連事業の売上高は、41億72百万円(前年同四半期比1.0%増)、セグメント利益は8億80百万円(同85.7%増)となりました。
[自動認識システム関連事業]
自動認識システム関連事業における市場は、第4次産業革命(Industry 4.0)によりIoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボティクス等が浸透し、昨今ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けた取り組みが広がっております。新型コロナウイルス感染症の影響により、一部で設備計画の延期や見直しがあるものの、テレワークや遠隔操作、セキュリティ関連等、感染拡大を契機とした需要が高まりつつあります。
自動認識システムは、RFID、バーコード、X線検査装置等を媒体として各種データを自動的に取り込み・認識ができるため、自動化・省人化の実現に向けて期待されており、当社グループでは特にFA市場、流通市場、アミューズメント市場、健診市場を中心に提案販売活動を行ってまいりました。また、健診・人間ドック向けの新クラウドサービス「macmo(マクモ)」シリーズとして、「どこでも問診」に加え、「いつでも予約」「健診ステーションクラウド」「スマート健康経営」の3種類のクラウドアプリーケーションを発表いたしました。今後の健診市場向けプラットフォームとして本格的に販売を進めてまいります。
この結果、自動認識システム関連事業の売上高は、22億7百万円(前年同四半期比2.2%減)、セグメント利益は2億8百万円(同25.7%増)となりました。
[ホテル関連事業]
ホテル業界は、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外の旅行者数が落ち込んでおり、経営環境は低迷した状況で推移いたしました。
このような状況の中、マースガーデンホテル博多及びマースガーデンウッド御殿場では、宿泊客や従業員の感染予防対策を徹底しつつ営業活動を継続してまいりました。稼働率は緩やかに改善の兆しが見えてきましたが、本格的な回復には時間を要するものと思われます。
関連事業のレストランでは、営業時間の短縮や酒類の提供停止等、行政による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に準じた営業活動を行ったことから厳しい状況が続きました。
この結果、ホテル関連事業の売上高は、4億61百万円(前年同四半期比7.0%減)、セグメント損失は3億72百万円(前年同四半期は3億62百万円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態に関する分析
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は593億23百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億62百万円増加いたしました。
流動資産は356億5百万円となり、前連結会計年度末と比較して28億99百万円増加いたしました。その増加の主な内訳は、現金及び預金が44億43百万円増加し276億72百万円となりました。
固定資産は237億18百万円となり、前連結会計年度末と比較して15億37百万円減少いたしました。その減少の主な内訳は、投資有価証券が15億34百万円減少し81億93百万円となりました。
流動負債は33億9百万円となり、前連結会計年度末と比較して81百万円増加いたしました。その増加の主な内訳は、未払法人税等が3億48百万円増加し5億89百万円となりました。
固定負債は23億9百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億27百万円減少いたしました。その減少の主な内訳は、リース債務が86百万円減少し5億54百万円となりました。
純資産は537億4百万円となり、前連結会計年度末と比較して14億7百万円増加いたしました。その増加の主な内訳は、利益剰余金が8億38百万円増加し494億85百万円となりました。
自己資本比率は90.5%となり、前連結会計年度末と比較して0.3ポイント増加いたしました。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は276億72百万円となり、前連結会計年度末と比較して44億43百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は18億73百万円の収入(前年同四半期は8億71百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益22億2百万円等によるものです。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は31億7百万円の収入(前年同四半期は3億62百万円の支出)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入32億79百万円等によるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は5億77百万円の支出(前年同四半期は5億84百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額5億84百万円等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億73百万円(前年同四半期比15.8%減)であります。
当第2四半期連結累計期間における主要な成果として、次の項目をあげることができます。
① アミューズメント関連事業
当第2四半期連結累計期間における主な成果はありませんが、プリペイドカードシステムや景品管理システム等に関連する新製品の商品化を目指して開発を進めております。
② 自動認識システム関連事業
・対向するゲートを通過する間にUHFタグを読み取る「UHF帯RFIDゲート」の商品化
③ ホテル関連事業
この事業は、研究開発活動を行っておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。