当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が進むなど底堅さは見られるものの、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速等により輸出の鈍化傾向が続くなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の中、当社グループを取り巻く事業環境は、当社の主力製品が関連する中小型フラットパネルディスプレイ(FPD)市場において、車載向けは堅調に推移するものの、スマートフォン向け需要の低迷が続いていることから厳しい状況で推移いたしました。
この結果、売上高は4,051百万円(前年同期比15.2%減)となりました。損益につきましては、売上高が減少したことから営業損失は950百万円(前年同期は304百万円の営業損失)、経常損失は897百万円(前年同期は235百万円の経常損失)となりました。また、事業環境の変化に伴い当社グループの収益性低下が継続していることから、当社グループが保有する固定資産について減損損失1,884百万円を特別損失に計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,884百万円(前年同期は741百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
品目別の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、真空成膜関連製品等の製造、販売を行う単一セグメントであるため、品目別に記載しております。
(FPD用基板)
液晶パネル用帯電防止膜は、液晶ディスプレイパネルを搭載したスマートフォンの伸びが低下していることや、米中貿易摩擦の影響から中国スマートフォンメーカーの生産が鈍化していることから受注が減少いたしました。タッチパネル用透明導電膜は、スマートフォン向けは厳しいもののカーナビゲーション向けで安定的に推移いたしました。
この結果、売上高は2,137百万円(前年同期比10.2%減)となりました。
(その他)
その他製品につきましては、カバーパネル向けは安定的に推移いたしましたが、その他薄膜製品は市場全体の低迷から受注は減少いたしました。
この結果、売上高は1,913百万円(前年同期比20.2%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ7,788百万円減少し、14,770百万円となりました。これは主に、流動資産では受取手形及び売掛金が取引先との有償支給材料取引の影響により4,119百万円減少したこと、固定資産では減損損失の計上により有形固定資産が1,700百万円減少したことなどによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,800百万円減少し、3,040百万円となりました。これは主に、流動負債の支払手形及び買掛金が取引先との有償支給材料取引の影響により4,218百万円減少したことなどによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,987百万円減少し、11,729百万円となりました。これは主に、四半期純損失の計上により利益剰余金が3,002百万円減少したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は296百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。