第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の回復に伴う輸出の増加などを背景に、基調としては持ち直しつつあるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大から依然として先行きは不透明な状況が続いております。

 このような環境の中、当社グループを取り巻く事業環境は、当社の主力製品が関連するスマートフォンや自動車市場において半導体供給不足の影響により取引先毎の生産動向に強弱はあるものの、全体としては概ね安定的に推移いたしました。

 この結果、売上高は1,511百万円(前年同期比0.2%減)となりました。損益につきましては、経費削減などの収益改善対策に効果が見られたことから、営業損失は21百万円(前年同期は62百万円の営業損失)、経常損失は7百万円(前年同期は49百万円の経常損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、前年同期に特別損失に計上した減損損失がなくなったことから9百万円(前年同期は164百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 製品・サービス別の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、成膜加工関連事業の単一セグメントであるため、製品・サービスの種類別に記載しております。また、当第1四半期連結会計期間より製品・サービスの区分を変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。

(ディスプレイ)

 液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けでメーターパネルやその他表示機器のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移いたしました。一方、スマートフォン向けは液晶パネル需要減速の影響から引き続き厳しい状況で推移いたしました。

 この結果、売上高は776百万円(前年同期比7.8%増)となりました。

(モビリティ)

 自動車向けカバーパネル用反射防止・防汚膜は、半導体供給不足の影響から取引先において生産調整が発生するなど受注は減少しました。一方、g.mothフイルムはg.mothの特性を生かせる様々な分野への展開をはかるべく営業活動に取り組んだことにより受注は増加いたしました。

 この結果、売上高は367百万円(前年同期比1.5%減)となりました。

(半導体・電子部品)

 電子部品向け薄膜製品は、テレワーク等で使用する電子機器の販売が増加したことから、関連する電子部品での特需により受注は大幅に増加いたしました。また、半導体向け薄膜製品は、試作対応を中心に受注は安定的に推移いたしました。

 この結果、売上高は263百万円(前年同期比28.9%増)となりました。

(その他)

 その他につきましては、成膜関連の商品販売において、半導体供給不足による生産調整の影響から成膜加工部材の販売額が大幅に減少いたしました。

 この結果、売上高は103百万円(前年同期比52.6%減)となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ933百万円増加し、16,846百万円となりました。これは主に、現金及び預金が560百万円増加したことなどによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ907百万円増加し、6,428百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が500百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が524百万円増加したことなどによるものであります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、10,418百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が33百万円増加したことなどによるものであります。

(2) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は75百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。