当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン普及により、海外経済活動の回復に伴う輸出の増加など基調としては持ち直しつつあるものの、変異株拡大によるサプライチェーンの混乱や半導体の供給不足が継続するなど依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループを取り巻く事業環境は、当社の主力製品が関連するスマートフォンや自動車市場において半導体供給不足の影響により取引先毎の生産動向には強弱があり、中国子会社がその影響を大きく受けた一方、国内においてはその影響が軽微であったことから概ね堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は3,029百万円(前年同期比4.1%増)となりました。損益につきましては、経費削減などの収益改善対策に効果が見られたことから、営業損失は31百万円(前年同期は211百万円の営業損失)、経常利益は0百万円(前年同期は215百万円の経常損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、前年同期に特別損失に計上した減損損失がなくなったことから5百万円(前年同期は394百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
製品・サービス別の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、成膜加工関連事業の単一セグメントであるため、製品・サービスの種類別に記載しております。また、第1四半期連結会計期間より製品・サービスの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。
(ディスプレイ)
液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けでメーターパネルやその他表示器機のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移いたしました。一方、スマートフォン向けは液晶パネル需要減速の影響から引き続き厳しい状況で推移いたしました。
この結果、売上高は1,470百万円(前年同期比3.1%増)となりました。
(モビリティ)
モビリティ向け薄膜製品は、半導体供給不足の影響が軽微であったことからカバーパネル用反射防止・防汚膜やg.mothフイルムの受注は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は753百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
(半導体・電子部品)
半導体・電子部品向け薄膜製品は、エネルギーデバイス、電子部品、光学デバイス向けで受注は好調に推移いたしました。また、半導体向けについても試作対応を中心に受注は安定的に推移いたしました。
この結果、売上高は521百万円(前年同期比40.1%増)となりました。
(その他)
その他につきましては、成膜関連の商品販売において、半導体供給不足による生産調整の影響から成膜加工部材の販売額が大幅に減少いたしました。
この結果、売上高は283百万円(前年同期比31.0%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,382百万円増加し、19,296百万円となりました。これは主に、流動資産では現金及び預金が606百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,873百万円増加したこと、固定資産では有形固定資産が460百万円増加したことなどによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,343百万円増加し、8,863百万円となりました。これは主に、流動負債では支払手形及び買掛金が2,472百万円増加したこと、固定負債では長期借入金が508百万円増加したことなどによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ39百万円増加し、10,432百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が39百万円増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ906百万円増加し、7,034百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は190百万円(前年同期は624百万円の使用)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純損益が1百万円の黒字に転換したことや売上債権と仕入債務の増加による純額で611百万円の資金増加要因があったことに加え、前期の転進支援制度による特別退職金の支払い268百万円がなくなったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7百万円(前年同期比98.1%減)となりました。
これは主に、有形固定資産と無形固定資産の取得による支出が合計で314百万円あったものの、投資有価証券の償還による収入が304百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は707百万円(前年同期比132.9%増)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入1,000百万円があったことによるものであります。
(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は146百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。