第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、国内外の景気が低迷し需要が大きく減少した場合には、当社グループの事業活動や収益確保に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、昨年来の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が依然として猛威を振るい、経済活動、消費活動が減退する極めて厳しい状況が続きました。新型コロナウイルスは第5波の勢いが収まらず、全国各地に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が拡大されるなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。

 当社グループの主要顧客の一つである外食産業におきましても、新型コロナウイルスの影響による外出自粛やインバウンドの消失に加え、飲食店等における営業時間の短縮や休業要請、酒類販売禁止要請などにより、飲食市場での売り上げ減少が続きました。一方、中食産業におきましては、スーパーマーケットやテイクアウト、デリバリー等では売り上げが増加するなど、業種・業態により影響はさまざまですが、全体的には大変厳しい環境が続いております。

 このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、261億23百万円(前年同期比19.3%増)、営業利益は20億19百万円(同13.9%増)、経常利益は22億円(同12.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては14億96百万円(同11.1%増)となりました。

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

   ①業務用厨房部門「業務用厨房機器製造販売業」

 主たる事業の業務用厨房部門では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により外食、ホテル・旅館等において厳しい状況が続きましたが、当社グループの多岐にわたる販売先業種・業態におきまして、業況好調な食品スーパーや、厳しい環境の中でも出店、設備投資意欲の高い外食企業等への営業を推進しました。また、業界随一の豊富で多種多様なオリジナル製品の単品販売が好調に推移しました。新型コロナウイルスへの対策としては、自動手指洗浄消毒器などの衛生関連機器や、テイクアウト、デリバリー対応機器等の提案販売、Webによる調理セミナーの実施など、お客様の安心安全と顧客満足度の向上に注力いたしました。

 以上の結果、売上高は250億25百万円(前年同期比21.0%増)、営業利益は21億62百万円(同21.1%増)となりました。

   ②大型ベーカリー部門「ベーカリー機器製造販売業」

 大型ベーカリー部門では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により海外向けの営業がほとんど出来ませんでした。また、国内での大型設備投資案件にも乏しく、その結果、売上高は8億7百万円(前年同期比18.3%減)、営業損失は23百万円(前年同期は営業利益1億30百万円)となりました。

   ③ビル賃貸部門「ビル賃貸業」

 5物件を有する土地と資金の有効活用を目的としたビル賃貸部門の業績は計画通り推移し、売上高は2億98百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は2億12百万円(同25.3%増)となりました。

 

 (2)財政状態の状況

 資産の部は、流動資産で現金及び預金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ37億83百万円増加の399億23百万円となりました。固定資産は有形固定資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1億53百万円減少の190億1百万円となりました。

 負債の部は、流動負債で支払手形及び買掛金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ23億77百万円増加の157億50百万円となりました。固定負債は長期設備支払手形が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ84百万円減少の27億68百万円となりました。

 純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと等で、前連結会計年度末に比べ13億35百万円増加し404億6百万円となりました。

 (3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ51億62百万円増加の277億80百万円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果、得られた資金は58億5百万円(前年同期の獲得資金は4億55百万円)となりました。

主な要因は、税金等調整前四半期純利益が22億1百万円(前年同期比11.5%増)計上されたこと、また、たな卸資産が6億5百万円減少(前年同期は12億9百万円の増加)したことおよび仕入債務が14億92百万円増加(前年同期は12億79百万円の減少)したこと等によるものであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果、使用した資金は3億96百万円(前年同期比41.3%増)となりました。

主な要因は、有形固定資産の取得による支出で4億7百万円(同35.7%増)使用したこと等によるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動の結果、使用した資金は2億47百万円(前年同期比4.5%減)となりました。

主な要因は、配当金が2億42百万円(同6.3%減)支払われたことによるものであります。

 

 (4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (5)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (6)研究開発活動

  当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は2億9百万円であります。

  なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

     当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。