当中間会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当中間会計期間における我が国経済は、企業収益の緩やかな改善やインバウンド需要の回復などから緩やかな回復傾向となりました。一方、ウクライナや中東情勢問題の長期化による原材料やエネルギー価格の高騰、継続的な円安に伴う物価上昇による個人消費の伸び悩みなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社が属するジュエリー業界におきましても、原材料である地金の高騰、物価高騰による消費者マインドの冷え込み等、市場環境は引き続き厳しい状況であります。
この様な状況の下、当社としましては、経営目的である「ジュエリー創りを通じてより良き世界を創る」を実現するため、高付加価値商品、アレルギーに配慮した商品、当社独自技術を活かした機能性商品の開発の強化と同時に、原材料、エネルギー、各種消耗品など価格上昇によるコスト増加に伴う販売価格への価格転嫁の推進、徹底した製造コストの圧縮、時間当たり生産性の向上、販路拡大など各種施策に取り組んでまいりました。海外売上につきましては、継続的な円安の影響を受け、好調に推移いたしました。
以上の結果、当中間会計期間の売上高は全体で2,075百万円(前年同期比25.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は110百万円(前年同期比237.8%増)、経常利益は109百万円(前年同期比204.9%増)、中間純利益は79百万円(前年同期比208.4%増)となりました。
当中間会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べ367百万円増の3,118百万円となりました。主な変動は、棚卸資産の増加133百万円、投資その他の資産の増加200百万円等によるものです。
当中間会計期間末の負債は、前事業年度末と比べ312百万円増の1,671百万円となりました。主な変動は、仕入債務の増加113百万円、短期借入金の増加200百万円等によるものです。
当中間会計期間末の純資産は、前事業年度末と比べ55百万円増の1,447百万円となりました。主な変動は、中間純利益79百万円の計上による増加によるものです。
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末残高に対して50百万円減少し、431百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュフロー)
営業活動の結果獲得した資金は、28百万円(前年同期は62百万円の収入)となりました。これは主に、税引前中間純利益の計上等の収入、棚卸資産の増加、仕入債務の増加等によるものです。
(投資活動によるキャッシュフロー)
投資活動の結果使用した資金は、258百万円(前年同期は17百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得、貸付金債権の譲受けによる支出等によるものです。
(財務活動によるキャッシュフロー)
財務活動の結果獲得した資金は、179百万円(前年同期は39百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の増加、配当金の支払による支出等によるものです。
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当中間会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当中間会計期間において、当社の従業員数は前事業年度末の82名から7名増加し、89名となりました。増加要因としては、社内体制強化及び技術継承、営業体制強化のためであります。なお、当社は、ジュエリー事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当中間会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。