当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き、個人消費・設備投資も持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調が続いております。一方、海外経済は、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速、不確実な政治情勢などの影響を受け、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経済環境のもと、当社グループにおきましては、自動車用フロアーマットメーカーとして顧客のニーズに沿った新製品の開発から既存品の高付加価値商品化を継続的に創出し、また異型押出成形加工の技術力強化およびプラスチック製品の成長分野を深堀し事業基盤の一層の強化に取り組み、積極的な営業展開を進めるとともに収益体質の向上に努めてまいりました。
その結果、売上高40億87百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益1億91百万円(前年同期比16.0%増)、経常利益1億74百万円(前年同期比23.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億18百万円(前年同期比22.2%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
自動車用品関連につきましては、自動車用フロアーマットの売上は、国内自動車販売台数が伸び悩み、10月の消費増税の駆け込み需要も大きく見られなかったことによる受注減少の在庫調整および新型車の販売効果も少なかったことなどから、売上高28億94百万円(前年同期比6.2%減)、営業利益1億17百万円(前年同期比21.2%減)となりました。
産業資材関連につきましては、半導体関連部材の電子部品業界において、一部で米中貿易摩擦による生産調整の受注減少の影響はありましたが、下水道の老朽化および長寿命化対策を背景に、下水道補修用部材の売上は順調に受注を伸ばしており、また、2019年4月に子会社化した合成木材製品を展開する株式会社K&Mのデッキ材やフェンス材のエクステリア向け製品の売上も加わったことなどから、売上高11億92百万円(前年同期比34.4%増)営業利益73百万円(前年同期比373.4%増)となりました。
当社グループは、適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保、および健全なバランスシートの維持を財務方針としております。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、91億30百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億60百万円の増加となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して3億63百万円の減少となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少2億69百万円、受取手形及び売掛金の減少79百万円、未収入金の減少21百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して5億23百万円の増加となりました。その主な要因は、有形固定資産の増加5億円、無形固定資産の増加30百万円、繰延税金資産の減少35百万円によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、22億17百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億33百万円の減少となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して5億62百万円の減少となりました。その主な要因は、電子記録債務の減少4億23百万円、未払法人税等の減少52百万円、その他の減少63百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して4億29百万円の増加となりました。その主な要因は、長期借入金の増加4億39百万円によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、69億13百万円となり、前連結会計年度末と比較して2億93百万円の増加となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加36百万円、自己株式の減少2億12百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は18億17百万円と前連結会計年度末と比較して2億69百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益が1億67百万円、減価償却費1億15百万円、賞与引当金の減少15百万円、役員退職慰労引当金の減少34百万円、売上債権の減少1億89百万円、たな卸資産の減少74百万円、仕入債務の減少5億14百万円などにより、当第2四半期連結累計期間における資金の支出は1億22百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して2億32百万円の収入減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出88百万円などにより、当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の支出は1億3百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して27百万円の支出減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出17百万円、配当金の支払による支出82百万円により、当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の支出は99百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して72百万円の支出増加となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
当社は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資する者が望ましいと考えております。
当社は、当社の経営にあたっては、異型押出成形加工による合成樹脂製品の専門メーカーとして、永年に亘り培った技術力の蓄積と経験に対する理解並びに、取引先および従業員等のステークホルダーのみならず、当社子会社およびその役職員との間で長期間にわたって築かれた信頼関係への理解が不可欠でありこれらに関する十分な理解なくしては、当社の企業価値を適正に判断することができないものと考えております。
当社の企業価値および株主共同の利益を最大化していくためには、中長期的な観点から、このような当社の企業価値を生み出す源泉を育て、強化していくことがもっとも重要であって、当社の財務および事業の方針は、このような認識を基礎として決定される必要があります。当社株式の買付を行う者がこれら当社の企業価値の源泉を理解し、これらを中長期的に確保し、向上させられるのでなければ、当社の企業価値ひいては株主共同の利益は毀損されることになります。
当社は、このような当社の企業価値ひいては株主共同の利益を毀損するおそれのある当社株式の大規模買付行為に対しては、必要かつ相当な対抗措置を講じることにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保する必要があるものと考えております。
当社では、多数の株主および投資家の皆さまに長期的に当社への投資を継続していただくため、企業価値ひいては株主共同の利益を向上させるための取組みとして、以下のような施策を実施しております。これらの取組みは、上記①の基本方針の実現に資するものと考えております。
当社グループは、永続的に利益を出せる成長企業であり続けることで、お客様に笑顔と感動を与えられる価値を提供し、グローバルで存在感のある合成樹脂メーカーとして産業資材分野ならびに自動車用品分野において、企画開発設計から提案までトータルにサポートできる「ものづくり企業」を目指して社会の発展に貢献しようと考えております。
産業資材部門では、各々の用途に応じた異型押出成形加工によるプラスチック製品の製造販売を行い、住宅用建材、鋼製家具関連部材、家電製品部材、半導体関連部材、工業部品など広範囲な産業分野に供給しておりますが、これらの製品は、エンドユーザーである個人の消費動向に左右され易く、経営成績に影響を及ぼす可能性があることから、今後、個人消費の影響を受けにくい分野である公共事業関連にも注力していくほか、効率化、合理化を一層進め、商品企画力を発揮し、適正な収益確保を図ります。
また、自動車用品部門では、自動車用フロアーマットの製造販売を主軸とし、国内外の大手自動車メーカーの純正品として採用されておりますが、これらOEM純正フロアーマットは、自動車の販売動向が当事業の販売実績に直結することは否めません。当社においては、メーカー純正品としての高付加価値を提供するほか、軽自動車中心にデザイン性や遊び心を取り入れ、新たな購買層をターゲットとして展開しており、これらの生産については、専用の生産設備をベトナムの子会社に新設し、本格稼働しております。今後、国内の自動車販売台数の減少懸念はありますが、商品開発力を強化することにより、付加価値の高い魅力的な商品開発を行い、シェアの拡大および収益拡大を図ります。
当社は、当社の支配権の移転を伴う買付提案がなされた場合、その判断は最終的には株主全体の意思に基づき行われるべきものと考えておりますが、株式の大規模買付行為等の中には、その目的、態様等からみて企業価値・株主共同の利益に資さないものも少なくなく、当社の企業価値および株主共同の利益に重大な影響をおよぼす可能性を内包しております。また、株式の大規模買付行為等の中には、当該買付行為が明らかに濫用目的によるものと認められ、その結果として株主共同の利益を著しく損なうものもないとはいえません。
そこで当社は、当社の企業価値・株主共同の利益を確保することを目的として、2016年6月29日開催の第61回定時株主総会でご承認をいただき、買収防衛策として「当社株式の大規模買付行為への対応策」(以下、「本プラン」といいます。)を導入しております。本プランの概要は次のとおりです。
当社の議決権割合の20%以上となる株式の買付または公開買付を実施しようとする買付者には、必要な情報を当社に提出していただき、当該大規模買付行為は取締役会による評価期間(大規模買付行為の方法により、買付者からの必要情報の提供後60日または90日とします。)経過後にのみ開始されるものとします。
当該買付者が本プランの手続きを遵守しない場合や当社の企業価値・株主共同の利益を著しく損なう買付であると取締役会が判断した場合、例外的に対抗措置(大規模買付者等による権利行使は認められないとの行使条件を付した新株予約権の無償割当等)を発動する場合があります。ただし、取締役会は、当社の業務執行を行う経営陣から独立している社外取締役および社外有識者からなる第三者委員会を設置し、第三者委員会は外部専門家の助言を得たうえで、買付内容の検討等を行います。取締役会は対抗措置の発動に先立ち、第三者委員会に対し対抗措置の発動の是非について諮問し、第三者委員会は十分検討した上で対抗措置の発動の是非について勧告を行います。取締役会は、判断に際して第三者委員会の勧告を最大限尊重するものとします。
なお、本プランの有効期限は、2019年6月27日開催の定時株主総会終結の時から2022年3月期の事業年度に関する定時株主総会終結の時までとします。
当社取締役会は、次の理由から、本プランが基本方針に沿い、株主共同の利益を損なうものではなく、また当社の役員の地位の維持を目的とするものではないと判断しております。
本プランは、経済産業省および法務省が2005年5月27日に発表した企業価値・株主共同の利益の確保または向上のための買収防衛策に関する指針の定める三原則を充足しています。
本プランは、2016年6月29日開催の第61回定時株主総会においてご承認いただき導入したもので、株主の皆さまのご意思が反映されたものとなっております。
本プランにおける対抗措置は、合理的な客観的要件が充足されなければ発動されないように設定されており、当社取締役会による恣意的な発動を防止するための仕組みを確保しているものといえます。
本プランにおける対抗措置の発動等の運用に際しての実質的な判断は、独立性の高い社外者のみから構成される第三者委員会により行われることとされています。また、その判断の概要については、株主の皆さまに情報開示をすることとされており、当社の企業価値・株主共同の利益に適うように本プランの透明な運営が行われる仕組みが確保されています。
なお、第三者委員会の委員は、次の3名です。
・籔本憲靖(当社社外取締役)
・渡邊 徹(弁護士、北浜法律事務所パートナー)
・平塚博路(公認会計士、仰星監査法人社員)
株主総会で選任された取締役で構成される取締役会により本プランを廃止する旨の決議が行われた場合は、本プランはその時点で廃止されるものとしていることから、取締役会の選任議案に関する議決権の行使を通じて、本プランに対する株主の意思を反映させることが可能となっております。したがって、本プランは、いわゆる「デッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交代させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)」ではありません。また、当社は取締役の任期を1年とし、期差任期制を採用しておらず、経営陣の株主に対する責任をより明確なものとしております。したがって、本プランは、いわゆる「スローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)」でもありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は34百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。