第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当社グループが属するエンタテインメント業界の環境としましては、音楽ビデオを含む音楽ソフトの生産金額が前年同期比5.8%増の880億9百万円(2021年1月~6月。一般社団法人日本レコード協会調べ)、有料音楽配信売上金額が前年同期比13.0%増の211億91百万円(2021年1月~3月。一般社団法人日本レコード協会調べ)となりました。映像関連市場につきましては、映像ソフトの売上金額が前年同期比2.7%減の695億27百万円(2021年1月~6月。一般社団法人日本映像ソフト協会調べ)となったものの、映像配信市場は、映像配信サービスの強化や、テレビデバイス対応及び5Gの普及等ユーザーの利便性に繋がる環境の変化を踏まえ、今後も拡大することが予想されます

このような事業環境の下、当社グループでは中長期的な成長を実現するため、強いIPの創造に向けて、アーティスト・タレント・クリエイターの発掘・育成に継続して取り組み、音楽・アニメ・映像コンテンツのオリジナル作品の企画制作や他社作品のライセンス許諾等により作品の取扱いラインナップを強化するとともに、グローバルな展開を行っている国内外の有望なパートナー企業との連携により、新たなコンテンツの共同開発や当社保有コンテンツの海外展開等も積極的に推進してまいりました

当第1四半期連結累計期間の経営成績としましては、音楽パッケージの販売数及びライヴ・イベントの公演数増加等により、売上高は194億17百万円(前年同期比37.6%増)、営業利益は2億62百万円(前年同期は営業損失10億54百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失17億4百万円)となりました。

 

 

セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。

 

①  音楽事業

音楽パッケージ作品の販売及びライヴ・イベントの公演数増加により、売上高は127億28百万円(前年同期比72.7%増)、営業利益は7億56百万円(前年同期は営業損失7億64百万円)となりました

 

②  アニメ・映像事業

映像配信及びイベント・ライヴの売上が増加したことにより、売上高は24億58百万円(前年同期比31.8%増)、営業利益は2億99百万円(前年同期は営業利益23百万円)となりました

 

③  デジタル・プラットフォーム事業

映像配信の販促宣伝費増加により、売上高は53億68百万円(前年同期比3.1%減)、営業損失は2億45百万円(前年同期は営業利益2億9百万円)となりました

 

④  海外事業

売上高は6億64百万円(前年同期比62.6%増)、営業損失は1億32百万円(前年同期は営業損失1億47百万円)となりました

 

⑤  テクノロジー事業

売上高は5億77百万円(前年同期比17.2%増)、営業損失は4億34百万円(前年同期は営業損失3億15百万円)となりました

 

⑥  その他

売上高は5億77百万円(前年同期比43.7%増)、営業利益は14百万円(前年同期は営業損失46百万円)となりました

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて102億41百万円減少し、948億63百万円となりました。これは主に、現金及び預金が70億51百万円及び受取手形及び売掛金が21億2百万円それぞれ減少したことによるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べて113億37百万円減少し、354億28百万円となりました。これは主に、未払法人税等が56億32百万円及び未払金が33億75百万円それぞれ減少したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べて10億95百万円増加し、594億35百万円となりました。これは主に、利益剰余金が39億67百万円減少したものの、自己株式が50億45百万円減少(純資産は増加)したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年5月27日開催の取締役会において、㈱サイバーエージェントを割当先として第三者割当による自己株式の処分(以下、「本自己株式処分」という。)を行うこと及び㈱サイバーエージェントとの間で本自己株式処分に係る引受契約書を締結することを決議し、同日付で㈱サイバーエージェントと引受契約を締結いたしました。また、本自己株式処分に係る払込は、2021年6月14日に完了しております。