第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品による収益の安定・拡大を図るとともに、事業においては中国を中心とした映像配信権の販売に加え、国内外でアプリゲーム等ゲーム化権の販売に引き続き注力しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、国内外でアプリゲーム化権や映像配信権の販売が好調に推移したことから、234億44百万円(前年同期比18.6%増)、利益については、収益性の高い版権事業や海外映像販売事業が大幅増収となったこと等から、営業利益は59億62百万円(同34.7%増)、経常利益は62億81百万円(同36.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億91百万円(同25.0%増)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。

なお、セグメント損益は、営業利益ベースの数値であります。

 

①映像製作・販売事業

劇場アニメ部門では、3月に「映画プリキュアドリームスターズ!」、9月に「デジモンアドベンチャーtri.第5章」を公開しました。前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のヒットに相当するものがなかったことから、前年同期と比較して大幅な減収となりました。

テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「デジモンユニバース アプリモンスターズ」、「キラキラ☆プリキュアアラモード」、「ドラゴンボール超」、「正解するカド」、「タイガーマスクW」の6作品を放映しました。前年同期に比べ放映本数が増えたことから、増収となりました。

コンテンツ部門では、「美少女戦士セーラームーンCrystal」のブルーレイ・DVDの売上があったものの、映像パッケージの販売が全体的に軟調に推移したことから、ほぼ横ばいとなりました。

海外映像部門では、中国向けに複数作品の映像配信権、北米向けに「ドラゴンボール」シリーズ等の映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収となりました。

その他部門では、定額映像配信市場の拡大もあり、国内での映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収となりました。

この結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は76億67百万円(前年同期比7.2%増)となりましたが、前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のヒットに相当するものがなかったこと等から、セグメント利益は10億10百万円(同36.0%減)と増収減益となりました。

 

②版権事業

国内版権部門では、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前期より更に好調に稼動したことから、大幅な増収となりました。

海外版権部門では、全世界でアプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に加え、北米向け家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース2』の販売も好調に推移したことから、大幅な増収となりました。

この結果、版権事業全体では、売上高は130億19百万円(前年同期比52.5%増)、セグメント利益は60億97百万円(同56.5%増)と大幅な増収増益となりました。

 

③商品販売事業

商品販売部門では、前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のタイアップ・キャンペーンに相当するものがなく、大幅な減収となりました。。

この結果、売上高は23億41百万円(前年同期比29.7%減)、セグメント利益は63百万円(同49.4%減)と大幅な減収減益となりました。

 

④その他事業

その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。前年同期にあった「聖闘士星矢」の催事関連に相当するものがなかったことに加え、「ワンピース」が前年同期に比べ軟調に推移したことから、大幅な減収となりました。

この結果、売上高は5億27百万円(前年同期比42.4%減)、セグメント利益は0百万円(同99.3%減)と大幅な減収減益となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて4.0%増加し、404億53百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が22億21百万円、商品及び製品が1億95百万円それぞれ増加し、現金及び預金が6億63百万円、仕掛品が1億54百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて12.7%増加し、304億99百万円となりました。これは、有形固定資産が23億95百万円、投資有価証券が6億43百万円、投資その他の資産のその他が4億60百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて7.5%増加し、709億53百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて15.7%増加し、144億53百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が17億68百万円、流動負債のその他が2億61百万円それぞれ増加し、未払法人税等が1億13百万円減少したこと等によるものです。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて13.6%増加し、21億98百万円となりました。これは、固定負債のその他が1億97百万円増加したこと等によるものです。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて15.4%増加し、166億51百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.3%増加し、543億1百万円となりました。これは、利益剰余金が25億17百万円、その他有価証券評価差額金が4億54百万円それぞれ増加し、為替換算調整勘定が2億21百万円減少したこと等によるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間に比べ32億43百万円増加し、189億27百万円となりました。

なお、四半期連結貸借対照表に掲記されている現金及び預金勘定249億27百万円との差異は、預入期間3ヶ月超の定期預金60億円であります。

当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、46億77百万円(前第2四半期連結累計期間は34億26百万円の獲得)となりました。資金の増加の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益61億57百万円、仕入債務の増加18億7百万円、資金の減少の主な内訳は、売上債権の増加22億47百万円、法人税等の支払額19億8百万円であります。なお、減価償却費2億円は、資金流出の発生しない費用であるためキャッシュ・フロー計算書では、資金増の要因となっております。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、42億50百万円(同2億97百万円の使用)となりました。資金の増加の主な内訳は、定期預金の払戻による収入15億円、資金の減少の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出24億46百万円、定期預金の預入による支出30億円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、18億64百万円(同13億62百万円の使用)となりました。これは、配当の支払等によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。