第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品による収益の安定・拡大を図るとともに、事業においては中国を中心とした映像配信権の販売に加え、国内外でアプリゲーム等ゲーム化権の販売に引き続き注力しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、国内外でアプリゲーム化権、海外で映像配信権の販売が好調に推移したことから、345億57百万円(前年同期比13.9%増)、利益については、収益性の高い版権事業や海外映像販売事業が大幅増収となったこと等から、営業利益は87億4百万円(同18.0%増)、経常利益は91億8百万円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62億33百万円(同12.3%増)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。

なお、セグメント損益は、営業利益ベースの数値であります。

 

①映像製作・販売事業

劇場アニメ部門では、3月に「映画プリキュアドリームスターズ!」、9月に「デジモンアドベンチャーtri.第5章」、10月に「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」を公開しました。前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のヒットに相当するものがなかったことから、前年同期と比較して大幅な減収となりました。

テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「キラキラ☆プリキュアアラモード」、「ドラゴンボール超」、「デジモンユニバース アプリモンスターズ」、「正解するカド」、「タイガーマスクW」の6作品を放映しました。放映本数は増えたものの、その他の映像製作やゲーム用音声製作が前年同期と比較して軟調に稼動したこと等から、減収となりました。

コンテンツ部門では、映像パッケージの販売が全体的に軟調に推移したものの、「美少女戦士セーラームーンCrystal」のブルーレイ・DVDの売上があったことから、若干の増収となりました。

海外映像部門では、中国向け大口映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収となりました

その他部門では、アプリゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシースピリッツ』が好調に稼動したものの、前年同期にあった国内での大口映像配信権契約の反動減から、ほぼ横ばいとなりました。

この結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は124億25百万円(前年同期比3.5%増)となりましたが、前年同期にあった国内での大口映像配信権契約に相当するものがなかったこと等から、セグメント利益は21億42百万円(同29.1%減)と増収減益となりました。

 

②版権事業

国内版権部門では、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前期より更に好調に稼動したことから、大幅な増収となりました。

海外版権部門では、全世界でアプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に加え、北米向け家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース2』の販売も好調に推移したことから、大幅な増収となりました。

この結果、版権事業全体では、売上高は177億75百万円(前年同期比39.1%増)、セグメント利益は83億77百万円(同41.5%増)と大幅な増収増益となりました。

 

③商品販売事業

商品販売部門では、前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のタイアップ・キャンペーンに相当するものがなく、大幅な減収となりました。

この結果、売上高は37億62百万円(前年同期比19.4%減)、セグメント利益は1億60百万円(同14.8%減)と大幅な減収減益となりました。

 

 

④その他事業

その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。前年同期にあった「聖闘士星矢」の催事関連に相当するものがなかったことに加え、「ワンピース」が前年同期に比べ軟調に推移したことから、大幅な減収となりました。

この結果、売上高は7億38百万円(前年同期比31.0%減)、セグメント損失は82百万円(前年同期は、44百万円のセグメント利益)と大幅な減収減益となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて9.2%増加し、424億77百万円となりました。これは、現金及び預金が22億36百万円、受取手形及び売掛金が8億13百万円、流動資産のその他が3億63百万円、商品及び製品が2億39百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて19.0%増加し、322億20百万円となりました。これは、有形固定資産が32億16百万円、投資有価証券が13億59百万円、投資その他の資産のその他が4億90百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて13.2%増加し、746億98百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて25.2%増加し、156億36百万円となりました。これは、流動負債のその他が21億98百万円、支払手形及び買掛金が18億15百万円それぞれ増加し、未払法人税等が7億32百万円、賞与引当金が1億38百万円それぞれ減少したことによるものです。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて22.2%増加し、23億65百万円となりました。これは、固定負債のその他が3億26百万円増加したこと等によるものです。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて24.8%増加し、180億2百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて10.0%増加し、566億95百万円となりました。これは、利益剰余金が44億60百万円、その他有価証券評価差額金が8億55百万円それぞれ増加し、為替換算調整勘定が1億76百万円減少したこと等によるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資総額

(千円)

資金調達方法

完了年月

提出会社

大泉スタジオ

(東京都練馬区)

全社

スタジオ

新設及び内装工事

7,333,414

自己資金

平成29年12月

 

(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。