第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図りました。特に、6月公開の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月公開予定の映画「ONE PIECE FILM RED」と連動した営業活動に注力しました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は180億61百万円(前年同期比37.0%増)となりました。

一方、劇場作品の製作や広告宣伝に係る費用を計上したことにより、当該期間の収益性は低下し、営業利益は41億10百万円(同3.2%減)となりました。

また、営業外収益として、出資先からの受取配当金や円安進行に伴う為替差益の計上があったこと等から、経常利益は53億7百万円(同25.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は40億23百万円(同32.0%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。

なお、セグメント損益は、営業利益及び営業損失ベースの数値であります。

 

①映像製作・販売事業

劇場アニメ部門では、3月に「映画おしりたんてい シリアーティ」、6月に映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を公開しました。「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の製作収入を計上したことにより、前年同期と比較して大幅な増収となりました。

テレビアニメ部門では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の6作品を放映しました。前年同期と比較して作品数は減少したものの、ゲーム向け音声製作が好調に稼働したこと等から、売上高はほぼ横ばいとなりました。

コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した映画「魔女見習いをさがして」のブルーレイ・DVDの反動減等により、減収となりました。

海外映像部門では、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の海外上映権販売に加えて、海外映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。

その他部門では、国内の映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して増収となりました。

この結果、映像製作・販売事業全体では売上高は76億84百万円前年同期比78.1%増)、利益については、大型劇場作品に係る製作原価が増加したことを主因に、セグメント利益は5億54百万円同41.6%減)と大幅な増収減益となりました。

 

②版権事業

国内版権部門では、「ワンピース」や「ドラゴンボール」シリーズ等の商品化権販売、特に両作品の劇場公開と連動した販売促進が好調に稼働したことに加え、遊技機の大口契約があったことから、大幅な増収となりました。

海外版権部門では、「ワンピース」や「デジモンアドベンチャー」シリーズのゲーム化権販売に加え、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。

この結果、版権事業全体では、売上高は95億63百万円前年同期比12.6%増)、セグメント利益は44億86百万円同5.2%増)と増収増益となりました。

 

 

③商品販売事業

商品販売部門では、「ワンピース」のショップ事業や「美少女戦士セーラームーン」シリーズの商品販売が好調に稼働したこと等から増収となりましたが、コロナ禍前の水準には至りませんでした。

この結果、売上高は5億35百万円前年同期比61.6%増)、セグメント損失は36百万円前年同期は、87百万円のセグメント損失)となりました。

 

④その他事業

その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。「ワールドトリガー」の催事が好調に稼働したことから増収となりました。

この結果、売上高は3億18百万円前年同期比394.6%増)、セグメント利益は48百万円前年同期は、88百万円のセグメント損失)と増収増益となりました。

 

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.7%減少し、922億88百万円となりました。これは、現金及び預金が3億4百万円、受取手形及び売掛金が2億46百万円それぞれ増加し、仕掛品が6億72百万円、流動資産のその他が3億46百万円、有価証券が1億51百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.4%増加し、341億4百万円となりました。これは、投資有価証券が1億85百万円増加したこと等によるものです。

この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて0.4%減少し、1,263億92百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.5%減少し、274億9百万円となりました。これは、未払法人税等が12億75百万円、流動負債のその他が5億58百万円、支払手形及び買掛金が5億50百万円、賞与引当金が1億72百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて17.8%増加し、10億27百万円となりました。これは、固定負債のその他が1億13百万円増加したこと等によるものです。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて7.8%減少し、284億37百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.0%増加し、979億55百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が17億22百万円、利益剰余金が1億76百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。