文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、所得や雇用の改善により緩やかな回復基調が続いておりますが、海外の経済動向や政情不安に加え、為替相場や株式市場が大きく変動するなど景気の先行きは、足踏み傾向が見られ、概ね横ばいとなりました。一方、世界経済は景気の減速や急速な円高の進行などから不透明感の強い状況が続いており、さらに中国の景気は民間企業の設備投資が減速傾向に推移し、当社グループを取り巻く先行きに関しては予断を許さない状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、中期スローガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「見える化」をはじめとする日々の業務の改善活動に取り組んでおります。
このような結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比29百万円(1.2%)減の25億61百万円となりました。
損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業において原価率が悪化したことなどにより、前年同四半期比48百万円(53.5%)減の営業利益42百万円、経常損失14百万円(前年同四半期は経常利益36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益49百万円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
医療機器用精密金型の受注が前年同四半期より減少したことなどにより、当セグメントの売上高は、10億20百万円(前年同四半期比4.1%減)となり、さらに当該事業の利益率が悪化したことなどにより、セグメント損失39百万円(前年同四半期はセグメント利益64百万円)となりました。
<精密成形品その他事業>
自動車部品用成形品の受注が順調に推移したことなどにより、当セグメントの売上高は、16億30百万円(前年同四半期比3.8%増)となったことなどにより、前年同四半期比46百万円(173.6%)増のセグメント利益73百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2億30百万円減少し、4億54百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、1億39百万円(前年同四半期は87百万円の獲得)となりましたが、これは主として、仕入債務の減少1億1百万円、税金等調整前四半期純損失35百万円及び賞与引当金の減少23百万円等であった一方、減価償却費1億50百万円、たな卸資産の減少98百万円及び未収入金の減少39百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は、1億97百万円(前年同四半期は0百万円の獲得)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出2億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は、1億54百万円(前年同四半期は6百万円の支出)となりましたが、これは主として、長期借入れによる収入6億27百万円があった一方、長期借入金の返済による支出3億81百万円、社債の償還による支出2億48百万円、自己株式の取得による支出1億3百万円及びリース債務の返済による支出45百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は0百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。