文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移したものの、アジア新興国の景気の下振れリスクや英国のEU離脱問題、米国の経済政策の不確実性の高まりなど懸念事項も多く、先行き不透明な状況が継続しております。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「見える化」をはじめとする日々の業務の改善活動に取り組んでおります。
しかしながら、国内医療機器及び食品容器等の製造業を取り巻く設備投資意欲の回復までには至らず、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比3億16百万円(21.7%)減の11億41百万円となりました。
損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業において、売上高の減少に伴う売上総利益の減少などにより、営業利益は前年同四半期比44百万円(51.4%)減の41百万円、為替差益が発生したものの、営業利益が減少したことなどにより、経常利益は前年同四半期比20百万円(22.1%)減の72百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比9百万円(12.1%)減の68百万円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
医療機器用精密金型の受注高は前年同期を上回ったものの、当第1四半期累計期間での売上計上に至らなかったこと及び食品容器用精密金型が減少したことなどにより、当セグメントの売上高は、3億38百万円(前年同四半期比44.8%減)となり、セグメント損失3百万円(前年同四半期はセグメント利益35百万円)となりました。
<精密成形品その他事業>
自動車部品用成形品等が増加した以上に光学機器用成形品が減少したことなどにより、当セグメントの売上高は、8億3百万円(前年同四半期比4.9%減)となったものの、PT.FUJI SEIKI INDONESIAの営業黒字が拡大したことなどで、セグメント利益48百万円(前年同四半期比3.5%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。