第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、所得や雇用の改善により緩やかな回復基調が続いておりますが、新興国経済や、欧米の政策動向、株式市場の不安定さなど、当社グループを取り巻く先行きに関しては予断を許さない状況が続いております。

 このような環境の中、当社グループは、中期スローガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
 また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「見える化」をはじめとする日々の業務の改善活動に取り組んでおります。

  このような結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、精密成形品その他事業の売上高は好調に伸展したものの、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が減少したことで、前年同四半期比131百万円(5.2%)減の24億29百万円となりました。
 損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業において原価率が好転したことなどにより、前年同四半期比67百万円(158.2%)増の営業利益1億10百万円、経常利益96百万円(前年同四半期は経常損失14百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益96百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円)となりました。

   セグメント別の業績は、以下のとおりであります。

 <射出成形用精密金型及び成形システム事業>
  医療機器用精密金型の想定受注時期がずれたことで当第2四半期累計期間での売上計上にいたらず、当セグメントの売上高は、8億77百万円(前年同四半期比14.0%減)となったものの、原価率が改善したことなどにより、セグメント利益17百万円(前年同四半期はセグメント損失39百万円)となりました。
<精密成形品その他事業>
  自動車部品用成形品の受注が順調に推移したことなどにより、当セグメントの売上高は、16億49百万円(前年同四半期比1.2%増)となり、前年同四半期比21百万円(28.7%)増のセグメント利益94百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2億36百万円増加し、7億11百万円となりました。
  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動の結果、獲得した資金は、75百万円(前年同四半期は1億39百万円の獲得)となりましたが、これは主として、たな卸資産の増加3億69百万円及び為替差益68百万円等があった一方、税金等調整前四半期純利益95百万円、減価償却費1億36百万円、前受金の増加1億79百万円、売上債権の減少91百万円及び開業費償却12百万円等によるものであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動の結果、使用した資金は、1億59百万円(前年同四半期は1億97百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出1億52百万円等によるものであります。

  (財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、獲得した資金は、3億6百万円(前年同四半期は1億54百万円の使用)となりましたが、これは主として、長期借入金の返済による支出4億35百万円、社債の償還による支出51百万円、リース債務の返済による支出48百万円及び配当金の支払額19百万円があった一方、短期借入金の増加3億51百万円、長期借入れによる収入

4億20百万円及びセール・アンド・リースバックによる収入89百万円によるものであります。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(4) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。

会社名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達方法

着手及び完了予定

完成後の

増加能力

総額

(千円)

既支払額

(千円)

着手

完了

PT.FUJI SEIKI INDONESIA

インドネシア共和国

西ジャワ州

射出成型用精密金型及び成型システム事業

精密成型品その他事業

金型及び成形品製造設備

50,000

40,330

自己資金

平成29年

3月

平成29年

11月

(注)1.上記金額には、消費税等を含めておりません。

2.当第2四半期連結累計期間の既支払額の総額は40百万円であります。

3.完了予定年月を平成29年5月から平成29年11月に変更しております。