当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウィルス感染症の拡大は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調にあるものの、米中通商問題などの海外経済の動向に加え、世界的な拡大を見せる新型コロナウィルス感染症の影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ2億91百万円(4.2%)減少し、66億93百万円となりました。
流動資産は、仕掛品が45百万円増加した一方、主に受取手形及び売掛金が1億48百万円、現金及び預金が86百万円、電子記録債権が77百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億12百万円(9.4%)減少し30億2百万円となりました。
固定資産は、主に投資その他の資産が21百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ21百万円(0.6%)増加し36億91百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億76百万円(3.3%)減少し、51億69百万円となりました。
流動負債は、短期借入金が2億66百万円、リース債務が47百万円増加した一方、主に支払手形及び買掛金が2億35百万円、未払金が84百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ73百万円(2.2%)減少し32億75百万円となりました。
固定負債は、リース債務が60百万円増加した一方、長期借入金が1億74百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億2百万円(5.1%)減少し18億94百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が12百万円、為替換算調整勘定が75百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億15百万円(7.0%)減少し15億23百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.5ポイント減少して22.6%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は、精密成形品その他事業の売上高が、昨年インドネシアの子会社で実施した増産投資や秋元精機工業株式会社の連結子会社化の効果によって増加したものの、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が、新型コロナウィルス感染症の影響で顧客との間の検収手続きに遅れが発生したこと(射出成形用精密金型及び成形システム事業では顧客に検収をいただいた時点で売上を計上しております)などにより減少し、前年同四半期比1億25百万円(3.8%)減の32億円となりました。
損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上が減少したものの、精密成形品その他事業の売上が増加したことなどにより、営業利益は前年同四半期比20百万円(10.1%)増の2億25百万円となりました。しかしながら、主としてインドネシアの子会社での親会社(当社)よりの円建て債務などの評価替えで、急激な円高・インドネシアルピア安によって発生した為替差損1億32百万円を計上したことなどで営業外費用が1億40百万円増加したことにより、経常利益は前年四半期比1億41百万円(68.1%)減の66百万円となりました。特別損益項目、法人税等を加え、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比1億40百万円(83.8%)減の27百万円となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
売上高の約65%を占める医療機器用精密金型の売上高が、上記のとおり新型コロナウィルス感染症の影響で顧客との間の検収手続きに遅れが発生したことなどにより減少し、当セグメントの売上高は、12億76百万円(前年同四半期比20.6%減)となり、セグメント利益は前年同四半期比7百万円(4.3%)減の1億61百万円となりました。
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は高水準で推移しており、各工場の稼働率は高い状態であります。
<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は、東南アジア市場を中心に中期的な受注をいただき、インドネシア及びタイの子会社で増産設備の稼働がスタートしたことに加え、秋元精機工業株式会社の連結子会社化により、当セグメントの売上高は、20億41百万円(前年同四半期比14.7%増)となり、稼働率向上の影響もあり、セグメント利益は前年同四半期比31百万円(82.9%)増の69百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ80百万円減少し、5億41百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、2億66百万円(前年同四半期は2億47百万円の獲得)となりましたが、これは主として、税金等調整前四半期純利益64百万円、減価償却費2億39百万円及び売上債権の減少1億24百万円等があった一方、仕入債務の減少1億61百万円及びたな卸資産の増加66百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、3億81百万円(前年同四半期は3億72百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出3億24百万円及び投資有価証券の取得による支出60百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は、58百万円(前年同四半期は19百万円の支出)となりましたが、これは主として、長期借入金の返済による支出1億92百万円、リース債務の返済による支出68百万円及び配当金の支払額34百万円があった一方、短期借入金の純増による収入3億9百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありませんが、新型コロナウィルス感染症の拡大の影響については今後の経過を引き続き注視して参ります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)は高い稼働率を維持しておりますが、自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(タイ、インドネシア、中国の上海)の一部では、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、稼働調整を実施しております。
今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、稼働調整の終了後の増産に備え、平時には実施できない生産設備のメンテナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施しております。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
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会社名 |
所在地 |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金 調達方法 |
着手及び完了予定年月 |
完成後の 増加能力 |
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総額 (千円) |
既支払額 (千円) |
着手 |
完了 |
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PT. FUJI SEIKI INDONESIA |
インドネシア 共和国 西ジャワ州 |
精密成形品 その他事業 |
機械装置 |
80,180 |
59,660 |
自己資金 及び借入金 |
2020年 1月 |
2020年 11月 |
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(注)1.上記金額には、消費税等を含めておりません。
2.投資予定金額及び完了予定年月を変更しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。