当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、依然として世界的な拡大を見せる新型コロナウイルス感染症の影響により、それまでの雇用情勢や所得環境の改善による景気の緩やかな回復基調は一変し、米国、中国の対立などの影響も懸念されるなど海外経済の不確実性が高まり、先行きは依然として不透明な状態で推移しました。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ4億71百万円(6.3%)増加し、79億21百万円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金が2億19百万円、現金及び預金が1億41百万円増加した一方、主に製品が1億21百万円、電子記録債権が41百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ2億99百万円(8.6%)増加し38億円となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が1億51百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億71百万円(4.4%)増加し41億20百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ20百万円(0.3%)減少し、57億49百万円となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金が1億50百万円、未払金が93百万円、未払法人税等が64百万円増加した一方、主に前受金が1億94百万円、短期借入金が39百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億58百万円(4.3%)増加し38億16百万円となりました。
固定負債は、長期借入金が1億46百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億78百万円(8.4%)減少し19億33百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が3億26百万円、為替換算調整勘定が1億33百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ4億91百万円(29.3%)増加し21億71百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ4.6ポイント増加して26.9%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の両事業の売上高が増加し、前年同四半期比5億87百万円(18.4%)増の37億88百万円となりました。
損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の両事業の売上高が増加したことにより、営業利益は前年同四半期比1億50百万円(67.0%)増の3億75百万円となりました。主としてインドネシアの子会社での親会社(当社)からの円建て債務などの評価替えで、前年同四半期には急激な円高・インドネシアルピア安によって為替差損1億32百万円を計上しましたが、当第2四半期には為替差益49百万円を計上するなどで営業外損益が1億80百万円改善したことにより、経常利益は前年四半期比3億31百万円(500.8%)増の3億97百万円となりました。特別損益項目、法人税等を加え、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比3億39百万円(1,250.7%)増の3億66百万円となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
主力製品である医療機器用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ増加したことなどにより、当セグメントの売上高は前年同四半期比3億19百万円(25.0%)増の15億95百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比33百万円(20.7%)増の1億94百万円となりました。
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は安定的に推移しております。
<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は、東南アジア市場、中国市場において中期的な受注をいただき、当セグメントの売上高は前年同四半期比2億3百万円(9.9%)増の22億45百万円となり、稼働率向上の影響もあり、セグメント利益は前年同四半期比1億1百万円(145.6%)増の1億70百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ1億46百万円増加し、9億5百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、5億19百万円(前年同四半期は2億66百万円の獲得)となりましたが、これは主として、税金等調整前四半期純利益4億73百万円、減価償却費2億62百万円及び仕入債務の増加1億32百万円等があった一方、前受金の減少2億18百万円及び売上債権の増加1億3百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、95百万円(前年同四半期は3億81百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出1億79百万円があった一方で、有形固定資産の売却による収入84百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、3億14百万円(前年同四半期は58百万円の収入)となりましたが、これは主として、長期借入金の返済による支出2億68百万円、リース債務の返済による支出64百万円及び配当金の支払額35百万円があった一方、長期借入れによる収入85百万円によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありませんが、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響については今後の経過を引き続き注視して参ります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)は安定的に稼働しておりますが、自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(タイ、インドネシア、中国の上海)の一部では、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、稼働調整を実施しております。
今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、稼働調整の終了後の増産に備え、引き続き、平時には実施できない生産設備のメンテナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施してまいります。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は12百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金 調達方法 |
着手及び完了予定年月 |
完成後の 増加能力 |
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総額 (千円) |
既支払額 (千円) |
着手 |
完了 |
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提出会社 |
鈴鹿工場 (三重県鈴鹿市) |
精密成形品 その他事業 |
機械装置 他 |
141,368 |
108,656 |
自己資金 及び借入金 |
2021年 3月 |
2021年 12月予定 |
- |
(注)1.上記金額には、消費税等を含めておりません。
2.当第2四半期において重要性が増したため、当社の鈴鹿工場設備の新設計画を記載しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。