当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の動向は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症の影響により、それまでの雇用情勢や所得環境の改善による景気の緩やかな回復基調は一変し、米国、中国の対立やロシアによるウクライナ侵攻の影響も懸念されるなど海外経済の不確実性が高まり、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ3億42百万円(4.2%)増加し、85億21百万円となりました。
流動資産は、主に受取手形及び売掛金が3億7百万円増加し、一方、製品が44百万円、仕掛品が28百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億46百万円(8.6%)増加し、43億84百万円となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が30百万円増加し、一方、投資その他の資産が32百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3百万円(0.1%)減少し、41億36百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億87百万円(3.1%)増加し、61億70百万円となりました。
流動負債は、主に短期借入金が2億30百万円増加し、一方、支払手形及び買掛金が55百万円、賞与引当金が20百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億45百万円(3.0%)増加し、49億78百万円となりました。
固定負債は、主に長期借入金が83百万円増加し、一方、リース債務が21百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ42百万円(3.7%)増加し、11億91百万円となりました。
純資産は、主に為替換算調整勘定が1億5百万円、利益剰余金が69百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億55百万円(7.1%)増加し、23億50百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.8ポイント増加し、27.6%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高は、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の売上高が共に増加したことにより、前年同四半期比1億1百万円(5.5%)増加の19億58百万円となりました。
損益につきましては、主として射出成形用精密金型及び成形システム事業において収益性の高い医療機器用精密金型の売上高が落ち着きを見せたことにより、営業利益は、前年同四半期比25百万円(12.3%)減少の1億83百万円となりました。為替差益、補助金収入の増加により営業外収益が6百万円増加し、一方、支払利息などの減少により営業外費用が8百万円減少したことにより、経常利益は、前年同四半期比11百万円(5.6%)減少の1億93百万円となりました。特別損益項目、法人税等を加え、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期比79百万円(34.7%)減少の1億49百万円となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
自動車用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ増加した一方で、これまで当事業の売上高の多くを占めてきました医療機器用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ減少したことなどにより、当セグメントの売上高は、前年同四半期比49百万円(6.0%)増加の8億76百万円となりました。原材料価格の高騰などの影響を受け、セグメント利益は、前年同四半期比47百万円(35.9%)減少の85百万円となりました。
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は、安定的に推移しております。
<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は東南アジア市場を中心に中期的な受注をいただき、売上高はタイ及びインドネシアの子会社では好調に推移いたしましたが、中国上海の子会社では前年同四半期を下回りました。一方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けておりましたが、国内においては情報分野へのディスクケースなどの売上が増加しました。その結果、当セグメントの売上高は、前年同四半期比87百万円(8.4%)増加の11億34百万円となり、セグメント利益は、前年同四半期比16百万円(23.6%)増加の87百万円となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありませんが、新型コロナウイルス感染症の動向については今後の経過を引き続き注視してまいります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)、自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(国内子会社、タイ、インドネシア)は安定的に稼働しております。
ロックダウンの影響を受けた中国上海の子会社の正常化に取り組むとともに、引き続き、今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、生産設備のメンテナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施してまいります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金 調達 方法 |
着手及び完了予定年月 |
完成後の 増加能力 |
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総額 (千円) |
既支払額 (千円) |
着手 |
完了 |
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提出会社 |
鈴鹿工場 (三重県鈴鹿市) |
精密成形品 その他事業 |
機械装置 他 |
153,413 |
139,573 |
自己資金 及び借入金 |
2021年 3月 |
2022年 10月予定 |
- |
(注)世界的な半導体不足、上海市のロックダウン等の影響を受け、鈴鹿工場の完了予定を当初の予定から2022年10月へと変更いたしました。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。