当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の動向は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症の影響により、それまでの雇用情勢や所得環境の改善による景気の緩やかな回復基調は一変し、米国、中国の対立やロシアによるウクライナ侵攻の影響も懸念されるなど海外経済の不確実性が高まり、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ6億3百万円(7.4%)増加し、87億82百万円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金が2億76百万円、仕掛品が1億48百万円増加し、一方、製品が1億34百万円、電子記録債権が22百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ4億47百万円(11.1%)増加し、44億85百万円となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が1億56百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億56百万円(3.8%)増加し、42億96百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億89百万円(3.2%)増加し、61億72百万円となりました。
流動負債は、短期借入金が1億97百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1億71百万円(3.6%)増加し、50億5百万円となりました。
固定負債は、長期借入金が55百万円増加し、一方、リース債務が39百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ17百万円(1.6%)増加し、11億67百万円となりました。
純資産は、主に為替換算調整勘定が2億98百万円、利益剰余金が85百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ4億14百万円(18.9%)増加し、26億9百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.9ポイント増加し、29.7%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期に比較して、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の両事業の売上高が減少したことにより、前年同四半期比45百万円(1.2%)減の37億42百万円となりました。
損益につきましては、主に射出成形用精密金型及び成形システム事業の収益性が低下したことにより、営業利益は、前年同四半期比1億17百万円(31.3%)減の2億58百万円となりました。経常損益では、円安傾向は続いているものの、為替差益が17百万円減少するなどで、経常利益は、前年四半期比1億25百万円(31.6%)減の2億72百万円となりました。特別損益項目、法人税等を加え、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比2億1百万円(55.0%)減の1億65百万円となりました。
なお、中国上海市で新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に実施されたロックダウンにより、同市の子会社(上海不二精机有限公司)の事業活動全般の停止を余儀なくされ、同期間中の固定費等を「新型コロナウイルス関連損失」として特別損失項目で表示しております。ロックダウンの解除以降、工場の稼働率は徐々に回復し、現在は平常通りの操業となっております。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。なお、以下の記載はセグメント間の内部売上高又は振替高を含んだ金額によっております。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
自動車部品用精密金型が増加したことから、当セグメントの売上高は前年同四半期比60百万円(3.8%)増の16億55百万円となりましたが、主力製品である医療機器用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ減少し2020年並みの水準に落ち着いたため、セグメント利益は前年同四半期比69百万円(36.0%)減の1億24百万円となりました。
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は安定的に推移しております。
<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は、東南アジア市場、中国市場において中期的な受注をいただき、当セグメントの売上高は前年同四半期比36百万円(1.6%)減の22億8百万円となり、原材料価格の上昇や半導体不足による自動車生産の減産等の影響もあり、セグメント利益は前年同四半期比56百万円(33.3%)減の1億13百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ78百万円増加し、9億77百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は1億45百万円(前年同四半期は5億19百万円の獲得)となりましたが、これは税金等調整前四半期純利益2億45百万円に、主として減価償却費の増加2億86百万円等があった一方、売上債権の増加1億61百万円及び仕入債務の減少1億8百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は2億19百万円(前年同四半期は95百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出2億16百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は72百万円(前年同四半期は3億14百万円の使用)となりましたが、これは主として、短期借入金の純増額2億50百万円、長期借入れによる収入1億30百万円があった一方、長期借入金の返済による支出1億73百万円、配当金の支払額71百万円及びリース債務の返済による支出66百万円があったことによるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありませんが、新型コロナウイルス感染症の動向については今後の経過を引き続き注視してまいります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)、自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(国内子会社、タイ、インドネシア、中国の上海)は安定的に稼働しております。
引き続き、今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、生産設備のメンテナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施してまいります。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金 調達方法 |
着手及び完了予定年月 |
完成後の 増加能力 |
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総額 (千円) |
既支払額 (千円) |
着手 |
完了 |
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提出会社 |
鈴鹿工場 (三重県鈴鹿市) |
精密成形品 その他事業 |
機械装置 他 |
(変更前) 146,652 (変更後) 153,413 |
142,857 |
自己資金 及び借入金 |
2021年 3月 |
(変更前) 2022年4月予定 (変更後) 2022年10月予定 |
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(注)精密成形品用機械装置等の追加投資のため、投資予定金額が増加いたしました。また、世界的な半導体不足、上海市のロックダウン等の影響を受け、鈴鹿工場の完了予定を当初の予定から2022年10月へと変更いたしました。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。