当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年3月31日)における経済環境は、国内では新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大都市圏に発令された緊急事態宣言の実施期間が長期化し、依然として社会・経済が停滞し、低成長が継続しました。海外でも多くの国と地域で感染症拡大防止のための経済活動の規制や自粛が行われ、加えて米中間や中東における地政学的なリスクが高まる懸念もあり、市場の回復は緩やかなものとなりました。
このような環境の下、当社グループにおきましても、日本及び海外の多くの市場において、感染症拡大による販売店の休業等の直接的な影響や、消費マインドの冷え込みによる需要減等の副次的な影響を受けております。
この結果、当期間の連結売上高は227億94百万円(前年同期比102.1%)となりました。
国内外別では、国内市場における連結売上高は61億7百万円(前年同期比88.8%)、海外市場における連結売上高は166億86百万円(前年同期比108.0%)となりました。
また、損益につきましては連結営業利益が35億円(前年同期比96.0%)、連結経常利益が38億40百万円(前年同期比108.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億64百万円(前年同期比131.8%)となりました。
各セグメント別の状況は以下のとおりです。
国内のステイショナリー用品事業においては、販売店への客足が戻りつつはありますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による消費の冷え込みがいまだ回復せず、厳しい状況が続きました。その中でも新学期需要において、消費者の嗜好に合わせた限定デザインの商品や、ライフスタイル提案から開発された「ILMILY」シリーズ等、今後につながる商品群が市場の好評を得たことに加え、「フリクション」シリーズや「ジュース」シリーズ等の定番商品の売り場の維持拡大に努めることで来るべき回復期に備えました。
玩具事業においては国内販売の主力製品である「メルちゃん」シリーズや知育玩具が苦戦しましたが、海外向けの販売が堅調に推移しました。
以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は75億72百万円(前年同期比88.3%)、セグメント利益は32億39百万円(前年同期比93.4%)となりました。
米州地域につきましては、米国市場において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が残る中、定番商品の「G-2(ジーツー)」や「フリクション」シリーズの販売回復が進みました。反面、ブラジル市場においては依然として感染症拡大の影響が大きく、苦戦が続きました。
以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は52億76百万円(前年同期比95.8%)、セグメント利益は3億3百万円(前年同期比75.4%)となりました。
欧州地域につきましては、各国で感染症拡大防止措置が実施される中で、「フリクション」シリーズをはじめとした主力商品の復調がみられました。また、厳しい環境規制に対応する商品群の充実等の施策により、シェアの拡大に努めました。
以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は49億71百万円(前年同期比109.7%)、セグメント利益は3億62百万円(前年同期比167.5%)となりました。
アジア地域につきましては、中国や台湾、オーストラリアにおいて販売がコロナ禍以前の水準に戻り、中国では「P-500/700」、「ジュース」シリーズ、台湾では「フリクション」シリーズ等を中心に好調に推移しました。反面、その他の地域においてはコロナ禍の影響で、個人消費の低迷が続き、苦戦しました。
以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は49億74百万円(前年同期比134.2%)、セグメント利益は4億75百万円(前年同期比115.1%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比49億36百万円増加し、1,285億7百万円となりました。
流動資産は、44億61百万円増加し869億41百万円となり、固定資産は、4億75百万円増加し415億66百万円となりました。
流動資産につきましては、「現金及び預金」が20億90百万円、「受取手形及び売掛金」が8億72百万円それぞれ増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末比21億95百万円増加し、378億92百万円となりました。
流動負債は、28億31百万円増加し300億61百万円となり、固定負債は、6億36百万円減少し78億30百万円となりました。
流動負債につきましては、「支払手形及び買掛金」が27億15百万円増加したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末比27億41百万円増加し、906億15百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益26億64百万円を計上した一方で、10億84百万円の配当を実行したことによるものです。なお、自己株式を91億79百万円消却しております。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億81百万円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。