第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内のアプリゲーム市場におきまして、日本・欧米・アジア各国のゲーム会社による有力コンテンツの配信等で、競合が益々激化いたしました。また、海外におけるアプリゲーム市場におきましても、スマートフォンの普及とともに活況が継続いたしました。家庭用ゲーム市場におきましては、新型ハード機の販売伸長が見られたものの、国内全体ではハード、ソフトともにほぼ横ばいの状況となりました。アーケードゲーム市場につきましては、市場環境が厳しい中にありつつも、新機種の登場が話題を集めました。音楽・映像分野では、パッケージ販売における厳しい状況が続く一方で、映像配信サービス市場は拡がりを見せました。また、「2.5次元ミュージカル」は観客動員数の増加とともに市場拡大が継続いたしました。

このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年6月30日)の業績は、売上高6,203百万円(前年同期比22.9%減)、営業利益638百万円(前年同期比53.7%減)、経常利益410百万円(前年同期比71.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益303百万円(前年同期比69.5%減)となりました。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 

①オンライン事業

当事業におきましては、平成28年4月28日よりiOS/Android 向けアプリ『スマッシュドラグーン』のサービスを開始いたしましたが、計画を下回る低調な推移となりました。既存タイトルにおきましては、「剣と魔法のログレス いにしえの女神」において新たなコラボレーションイベントを実施する等、収益の確保に努めてまいりました。また、採算性が低下した一部のタイトルにつきましては、サービスを終了し、コストの圧縮を進めました。

この結果、当事業の売上高は3,717百万円(前年同期比32.2%減)、セグメント利益は576百万円(前年同期比48.8%減)となりました。

 

②コンシューマ事業

当事業の自社販売部門におきましては、平成28年6月23日に「牧場物語 3つの里の大切な友だち(ニンテンドー3DS)」を発売いたしました。アミューズメント部門におきましては、平成28年6月23日より新型マシン「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」の稼働を開始いたしました。新作投入に伴うコストが先行したものの、両タイトル共に好調な立ち上がりとなりました。また、平成24年7月より約4年間に渡り運営してまいりました「ポケモントレッタ」に替わり、平成28年7月7日より新型マシン「ポケモンガオーレ」を投入するために、その移行作業を進めてまいりました。

この結果、当事業の売上高は1,542百万円(前年同期比6.8%減)、セグメント利益は123百万円(前年同期比53.0%減)となりました。

③音楽映像事業

 当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「魔法つかいプリキュア!」等のパッケージ商品化を行ったほか、当社ライブラリの映像配信や番組販売等の二次利用収入が好調に推移いたしました。

 ステージ制作部門におきましては、定番シリーズでは「ミュージカル『テニスの王子様』コンサート Dream Live 2016」の公演を行ったほか、新作タイトルといたしまして、「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の公演を行い、いずれも大好評となりました。

 この結果、当事業の売上高は945百万円(前年同期比3.7%増)、セグメント利益は253百万円(前年同期比17.3%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当社グループの当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、資産19,660百万円(前連結会計年度末比709百万円減)、負債7,058百万円(前連結会計年度末比609百万円増)、純資産12,601百万円(前連結会計年度末比1,319百万円減)となりました。

 

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少等により14,805百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,399百万円減少いたしました。

 

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、有形固定資産の増加等により4,855百万円となり、前連結会計年度末に比べ689百万円増加いたしました。

 

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、未払法人税等の減少、未払金の増加等により7,011百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円増加いたしました。

 

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、資産除去債務の増加により47百万円となり、前連結会計年度末に比べ19百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益303百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当により利益剰余金が減少し12,601百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,319百万円減少いたしました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業53百万円、コンシューマ事業16百万円、総額は69百万円となりました。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。