第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内外でVR(ヴァーチャル・リアリティ)の話題が沸騰いたしました。VR関連のニュースは、各メディアで非常に多く取り上げられ、東京ゲームショウ2016でも「VR元年」がテーマとして強く掲げられました。今後も世界を巻き込んだVR市場の動向に大きな注目が集まりそうです。

 このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、売上高12,999百万円(前年同期比21.0%減)、営業利益1,317百万円(前年同期比53.6%減)、経常利益1,055百万円(前年同期比62.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益799百万円(前年同期比58.2%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

①オンライン事業

 当事業におきましては、主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」において新たなコラボレーションイベントの実施や新機能の実装等により、ユーザーの拡大及び収益の回復に努めてまいりました。また、現地パブリッシャーを通じた同タイトルの中国展開をスタートいたしました。一方で、4月に配信を開始した新規タイトルの売上が振るわず、サービスの提供を中止したほか、一部の開発中タイトルの開発を中止し、開発費用を一括計上いたしました。

 この結果、当事業の売上高は7,248百万円(前年同期比31.7%減)、セグメント利益は956百万円(前年同期比58.0%減)となりました。

 

②コンシューマ事業

 当事業の自社販売部門におきましては、平成28年6月23日に発売した「牧場物語 3つの里の大切な友だち(ニンテンドー3DS)」が累計出荷本数22万本を突破し、順調なセールスとなっているほか、平成28年7月14日に「UPPERS(アッパーズ)(PS Vita)」を発売いたしました。

 アミューズメント部門におきましては、平成28年6月23日より新型マシン「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」の稼動を開始し、平成28年7月7日には新型マシン「ポケモンガオーレ」の稼動も開始いたしました。新型マシン投入に伴うコスト負担があったものの、計画通りの推移となりました。

 この結果、当事業の売上高は3,512百万円(前年同期比6.1%減)、セグメント利益は359百万円(前年同期比39.2%減)となりました。

 

③音楽映像事業

 当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「魔法つかいプリキュア!」等のパッケージ商品化を行ったほか、平成28年7月より当社主幹事TVアニメ作品「クオリディア・コード」の放送を開始いたしました。また、当社ライブラリの映像配信や番組販売等の二次利用収入が好調に推移いたしました。

 ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」や「舞台『弱虫ペダル』」をはじめとしたシリーズ作品の新作公演を行い、好調に推移いたしました。また、新作タイトルといたしましては、「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の公演を行い、いずれも大好評となりました。「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」は、平成28年9月に発売した同作のパッケージ販売においても、当社のステージ作品としては過去最高の販売本数を記録しております。

 この結果、当事業の売上高は2,249百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益は599百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当社グループの当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、資産19,233百万円(前連結会計年度末比1,136百万円減)、負債6,147百万円(前連結会計年度末比301百万円減)、純資産13,085百万円(前連結会計年度末比835百万円減)となりました。

 

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少等により13,954百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,250百万円減少いたしました。

 

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、有形固定資産の増加等により5,278百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,113百万円増加いたしました。

 

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、買掛金、未払法人税等の減少等により6,083百万円となり、前連結会計年度末に比べ337百万円減少いたしました。

 

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、資産除去債務の増加により63百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益799百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当による利益剰余金の減少等により13,085百万円となり、前連結会計年度末に比べ835百万円減少いたしました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2,748百万円減少し、6,037百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における資金の増減は、営業活動による収入2,487百万円(前年同期比621百万円減)があったものの、投資活動による支出が3,594百万円(前年同期比1,868百万円増)、財務活動による支出が1,551百万円(前年同期比1,534百万円減)であったことにより、2,748百万円の資金の減少(前年同四半期連結累計期間は1,721百万円の減少)となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、法人税等の支払額531百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益1,077百万円、売上債権の減少943百万円、減価償却費862百万円等の要因により、2,487百万円となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果支出した資金は、有形固定資産の取得による支出1,531百万円、無形固定資産の取得による支出800百万円、投資有価証券の取得による支出134百万円、定期預金の預入による支出1,135百万円等の要因により、3,594百万円となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果支出した資金は、配当金の支払額1,551百万円等の要因により、1,551百万円となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業149百万円、コンシューマ事業55百万円、総額は205百万円となりました。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。