第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内外でVR(ヴァーチャル・リアリティ)の話題が多く取り上げられ、VR関連ニュースに大きな注目が集まりました。また、世界的なIPを使用したスマートフォン向けゲームがリリースされ、世界中で社会現象を巻き起こしました。ライブ・エンターテイメント市場も好調で、ミュージカルや演劇等のステージ公演の成長が継続いたしました。

このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、売上高21,636百万円(前年同期比10.7%減)、営業利益3,821百万円(前年同期比3.8%減)、経常利益3,917百万円(前年同期比0.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,820百万円(前年同期比4.8%増)となりました。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 

①オンライン事業

当事業におきましては、12月でサービス開始から3周年を迎えた主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」において、新機能の実装や継続的なコラボレーションイベントの実施、3周年記念イベントの実施等により、ユーザーの拡大及び収益の回復に努めた結果、好調に推移いたしました。一方で、同タイトルの中国展開におきましては、当初想定していたような収益が見込めずサービスの中止を決定いたしました。このほか、第2四半期までに、不振タイトルのサービス提供を中止したほか、一部の開発中タイトルの開発を中止し、開発費用を一括計上いたしました。

 この結果、当事業の売上高は11,455百万円(前年同期比25.4%減)、セグメント利益は2,489百万円(前年同期比26.1%減)となりました。

 

②コンシューマ事業

当事業の自社販売部門におきましては、平成28年11月10日に発売した「Fate/EXTELLA(PS Vita・PS4)」が、シリーズ前作実績を大幅に上回るヒットとなりました。また、平成28年6月23日に発売した「牧場物語 3つの里の大切な友だち(ニンテンドー3DS)」が順調なセールスとなっているほか、平成28年7月14日に「UPPERS(アッパーズ)(PS Vita)」を発売いたしました。

アミューズメント部門におきましては、新型マシンとして平成28年6月23日より「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」を、平成28年7月7日より「ポケモンガオーレ」を、それぞれ稼動開始いたしました。

この結果、当事業の売上高は6,498百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益は1,197百万円(前年同期比83.3%増)となりました。

 

③音楽映像事業

当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「魔法つかいプリキュア!」等のパッケージ商品化を行ったほか、平成28年7月より当社主幹事TVアニメ「クオリディア・コード」の放送を開始いたしました。また、平成28年10月よりTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の放送を開始し、同タイトルのBlu-ray・DVD販売が好調に推移いたしました。加えて、当社ライブラリの映像配信や番組販売等の二次利用収入が好調に推移いたしました。

ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」、「舞台『弱虫ペダル』」、「ミュージカル『薄桜鬼』」、「舞台『K』」「超歌劇『幕末Rock』」といったシリーズ作品の新作公演を行い、それぞれ好調に推移いたしました。また、新作タイトルといたしましては、「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の公演を行い、それぞれBlu-ray・DVD販売も合わせて大好評となりました。

 この結果、当事業の売上高は3,709百万円(前年同期比25.2%増)、セグメント利益は990百万円(前年同期比24.2%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当社グループの当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、資産22,480百万円(前連結会計年度末比2,110百万円増)、負債7,256百万円(前連結会計年度末比807百万円増)、純資産15,223百万円(前連結会計年度末比1,302百万円増)となりました。

 

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加等により17,252百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,047百万円増加いたしました。

 

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、有形固定資産の増加等により5,228百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,062百万円増加いたしました。

 

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、未払金の増加等により7,194百万円となり、前連結会計年度末に比べ773百万円増加いたしました。

 

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、資産除去債務の増加等により62百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益2,820百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当による利益剰余金の減少等により15,223百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,302百万円増加いたしました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業232百万円、コンシューマ事業95百万円、総額は328百万円となりました。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。