当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約は次のとおりであります。
技術受入契約
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契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約内容 |
契約期間 |
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㈱マーベラス |
任天堂㈱ |
日本 |
Nintendo Switch Content License and Distribution Agreement |
「Nintendo Switch」用ゲームソフトの開発・販売及び「登録商標」表示等の許諾 |
自平成29年7月31日 至平成32年7月30日 以後1年毎自動更新 |
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内のモバイルゲーム市場におきまして、多くの新作タイトルが配信される中で、根強い人気の旧作タイトルも多数あり、全体的な底上げから成長が継続いたしました。国内家庭用ゲーム市場におきましては、新型ハードの牽引やソフトラインナップの充実等から、市場規模はハードもソフトも前年同期を上回りました。また、アミューズメント市場におきましては、VR(ヴァーチャル・リアリティ)関連の話題や取り組みが引き続き活発となりました。音楽映像市場におきましては、依然としてパッケージ市場が厳しい状況ではありますが、アニメ関連やライブエンターテイメント市場は引き続き好調を維持しております。
このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日)の業績は、売上高11,014百万円(前年同期比15.3%減)、営業利益1,764百万円(前年同期比33.9%増)、経常利益1,784百万円(前年同期比69.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,236百万円(前年同期比54.7%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①オンライン事業
当事業におきましては、新作スマートフォン向けゲームアプリ「戦刻ナイトブラッド」を平成29年5月29日より、「おそ松さん よくばり!ニートアイランド」を平成29年9月19日より、サービスを開始いたしました。また、「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」、「ORDINAL STRATA –オーディナル ストラータ」の事前登録を開始いたしました。一方で、一部の不採算タイトルはサービスの終了を決定し、開発費用を一括計上いたしました。既存の主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」は、前期と比べて低調に推移したことに加え、新たなテレビCM展開の実施により広告宣伝費が増加いたしましたが、新規ユーザーの獲得は好調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は4,573百万円(前年同期比36.9%減)、セグメント利益は441百万円(前年同期比53.9%減)となりました。
②コンシューマ事業
当事業の自社販売部門におきましては、前期にPS Vita・PS4向けにリリースした「Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ」のNintendo Switch版を国内・北米・欧州向けに、PC版をワールドワイドにリリースいたしました。また、同じく前期にリリースした「閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH(PS4)」を北米・欧州においてリリースいたしました。それぞれ、今作に加え、前期にリリースしたタイトルのリピート販売と合わせて好調に推移いたしました。
アミューズメント部門におきましては、好評稼働中の「ポケモンガオーレ」において、特に夏季商戦のイベントが好調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は3,497百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益は939百万円(前年同期比161.5%増)となりました。
③音楽映像事業
当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」等のパッケージ商品化を行ったほか、前期に放送したTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」のBlu-ray・DVD販売が引き続き好調に推移いたしました。また、これらのタイトルを含めたライブラリ作品の配信・番組販売・商品化といった二次利用収入が引き続き好調に推移いたしました。
ステージ制作部門におきましては、平成29年4月に「ミュージカル『薄桜鬼』原田左之助 篇」、「ミュージカル『テニスの王子様』TEAM Live HYŌTEI」、5月に「ミュージカル『テニスの王子様』コンサートDream Live 2017」、「舞台『ジョーカー・ゲーム』」、6月から7月にかけて「舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜」、「舞台『東京喰種トーキョーグール』〜或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録〜」の公演を実施し、第2四半期までに実績を計上いたしました。また、7月から8月にかけて「B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』」、7月から10月1日にかけて「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs立海」、9月に「舞台『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~」の公演を実施いたしました(それぞれ実績は第3四半期計上)。このほか、各シリーズのパッケージ販売、ライブビューイング、国内配信事業等が好調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は2,962百万円(前年同期比31.7%増)、セグメント利益は1,030百万円(前年同期比72.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、資産22,666百万円(前連結会計年度末比1,561百万円減)、負債6,446百万円(前連結会計年度末比1,242百万円減)、純資産16,220百万円(前連結会計年度末比319百万円減)となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、受取手形及び売掛金の減少等により18,153百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,131百万円減少いたしました。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、有形固定資産及び投資その他の資産の減少により4,513百万円となり、前連結会計年度末に比べ429百万円減少いたしました。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、未払金及び未払法人税等の減少等により6,396百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,230百万円減少いたしました。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、資産除去債務の減少により50百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益1,236百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当により利益剰余金が減少し16,220百万円となり、前連結会計年度末に比べ319百万円減少いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ99百万円増加し、10,436百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における資金の増減は、営業活動による収入が1,979百万円(前年同期比507百万円減)であった一方、投資活動による支出が230百万円(前年同期比3,363百万円減)、財務活動による支出が1,666百万円(前年同期比115百万円増)であったことにより、99百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間は2,748百万円の減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、未払金の減少1,053百万円、法人税等の支払額977百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益1,810百万円、売上債権の減少1,601百万円、減価償却費760百万円等の要因により、1,979百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、有形固定資産の取得による支出46百万円、無形固定資産の取得による支出466百万円、投資有価証券の取得による支出80百万円、定期預金の預入による支出554百万円等があったものの、定期預金の払戻による収入904百万円等の要因により、230百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、短期借入金の減少100百万円、配当金の支払額1,566百万円等の要因により、1,666百万円となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業135百万円、コンシューマ事業48百万円、総額は184百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。