第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内モバイルゲーム市場におきまして、根強い人気の旧作タイトルによりランキング上位が固定化される中、有力IP(知的財産)を用いたタイトルや中国・韓国発のタイトルなど、引き続き多くの新作がリリースされ、依然として厳しい競争環境が続きました。国内家庭用ゲーム市場では、新型ハードの発売から時間が経ったことで、ハード販売が落ち着きを見せる中、ソフト販売は堅調に推移いたしました。アミューズメント市場におきましては、引き続き好調を維持し、市場規模の拡大が継続いたしました。音楽映像市場におきましては、アニメの配信市場が拡大する一方で、パッケージ市場の縮小傾向が続き、国内外の番組販売や配信など、収益の多極化を模索する動きが進みました。ライブエンターテイメント市場におきましては、引き続き2.5次元舞台が盛況を呈し、市場規模の拡大が続きましたが、国内の深刻な会場不足等により競争がさらに激化しました。

このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)の経営成績は、売上高4,518百万円(前年同期比28.2%減)、営業利益662百万円(前年同期比1.8%増)、経常利益618百万円(前年同期比11.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益343百万円(前年同期比22.0%減)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

a.オンライン事業

当事業におきましては、リリースから2年目の「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」が引き続き好調な推移となりましたが、「剣と魔法のログレス いにしえの女神」をはじめとする長期運営タイトルの売上が減少いたしました。一方で、前期に実施いたしましたオンライン事業の構造改革が効果を見せはじめ、費用面が改善されたほか、不採算タイトルの整理を行ったことで利益率が向上いたしました。

この結果、当事業の売上高は1,658百万円(前年同期比28.0%減)、セグメント利益は328百万円(前年同期比993.4%増)となりました。

 

b.コンシューマ事業

当事業のゲームソフト販売部門におきましては、国内では新作ゲームソフトの発売はありませんでした。海外では、Marvelous USA,Inc.より、「シノビリフレ -SENRAN KAGURA-」のワールドワイド向けWindows PC版を2019年6月24日に配信開始したほか、他社からのライセンスタイトルを2タイトル発売いたしました。

アミューズメント部門におきましては、キッズアミューズメントマシン「ポケモンガオーレ」が引き続き好調に推移し、新機軸プライズマシン「TRYPOD」も順調な販売が継続いたしました。

この結果、当事業の売上高は1,761百万円(前年同期比34.0%減)、セグメント利益は392百万円(前年同期比23.0%減)となりました。

c.音楽映像事業

当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ『スター☆トゥインクルプリキュア』と2019年3月公開の『映画プリキュアミラクルユニバース』のパッケージ商品化を行ったほか、2019年1月公開で大ヒットとなった「映画刀剣乱舞-継承-」を2019年6月19日に発売し、好調なセールスを記録いたしました。

ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『薄桜鬼』」、「舞台『弱虫ペダル』」、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」といったシリーズ作品を公演いたしました。また、完全新作として「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」を2019年5月に公演し、好評を博しました。しかしながら、ステージ関連パッケージ商品の発売タイトル数が前年同期に比べ少ない状況となりました。

この結果、当事業の売上高は1,098百万円(前年同期比17.1%減)、セグメント利益は344百万円(前年同期比24.3%減)となりました。

 

②財政状態の分析

 当社グループの当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、資産24,385百万円(前連結会計年度末比1,995百万円減)、負債5,712百万円(前連結会計年度末比578百万円減)、純資産18,672百万円(前連結会計年度末比1,417百万円減)となりました。

 

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少、たな卸資産の増加等により18,364百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,042百万円減少いたしました。

 

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、無形固定資産の増加等により6,020百万円となり、前連結会計年度末に比べ46百万円増加いたしました。

 

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、未払法人税等の減少等により5,576百万円となり、前連結会計年度末に比べ599百万円減少いたしました。

 

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、役員株式給付引当金の増加により135百万円となり、前連結会計年度末に比べ、21百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益343百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当により利益剰余金が減少し18,672百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,417百万円減少いたしました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業123百万円、コンシューマ事業33百万円、総額は156百万円となりました。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。