第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内のモバイルゲーム市場におきましては、市場が僅かながら減少傾向となる中、新規大型タイトルの台頭により既存タイトルの一部に低迷が見られるなど、競争環境はさらに厳しさを増しました。家庭用ゲーム市場におきましては、引き続きハード・ソフトともに好調に推移いたしました。アミューズメント市場におきましては、4月に発出された3回目の緊急事態宣言の解除に伴い復調の兆しを見せつつも、引き続き厳しい市場環境が続きました。音楽映像市場におきましては、パッケージ市場の縮小傾向が続く中、引き続き動画配信市場は活況を呈し、特にアニメのニーズがグローバルで高まっています。ライブエンターテイメント市場におきましては、緊急事態宣言による公演中止やイベント人数規制により、非常に厳しい状況が続きました。

このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)の経営成績は、売上高6,473百万円(前年同期比38.6%増)、営業利益1,464百万円(前年同期比64.6%増)、経常利益1,474百万円(前年同期比65.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,074百万円(前年同期比81.1%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

a.オンライン事業

当事業におきましては、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の4月に実施したコラボ施策が好調に推移いたしましたが、リリースから8年目を迎える中、前期の売上には及ばず、減収となりました。また、4年目となる『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』や、13年目となる『ブラウザ三国志』につきましても、経年に加え、オンライン市場における競争環境の激化により、売上が減少いたしました。

この結果、当事業の売上高は1,448百万円(前年同期比30.0%減)、セグメント利益は241百万円(前年同期比58.6%減)となりました。

 

b.コンシューマ事業

当事業のゲームソフト販売部門におきましては、「ルーンファクトリー」シリーズ最新作となる『ルーンファクトリー5』を、Nintendo Switch向けに国内で2021年5月20日に発売し、好調なセールスを記録いたしました。また、前期に発売した『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のダウンロード版を中心に北米・欧州の売上が今期にも計上となりました。さらに、『天穂のサクナヒメ』をはじめとしたリピート販売も好調に推移いたしました。

アミューズメント部門におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けつつも、主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が堅調に推移いたしました。一方で、海外展開中の『ポケモンガオーレ』につきましては、感染拡大地域における一部営業自粛や営業制限実施といった影響を受けました。

この結果、当事業の売上高は4,277百万円(前年同期比163.5%増)、セグメント利益は1,550百万円(前年同期比250.7%増)となりました。

 

c.音楽映像事業

当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ『ヒーリングっど♥プリキュア』、『アクダマドライブ』、『ミュークルドリーミー』等のパッケージ商品化を行いました。

ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』、「舞台『刀剣乱舞』」といったシリーズ作品を公演いたしましたが、引き続き新型コロナウイルスによる影響を大きく受け、緊急事態宣言の影響等による公演中止や動員の伸び悩みが響き、大幅な減収減益となりました。

この結果、当事業の売上高は748百万円(前年同期比23.5%減)、セグメント利益は18百万円(前年同期比93.6%減)となりました。

 

②財政状態の分析

 当社グループの当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、資産33,546百万円(前連結会計年度末比83百万円増)、負債7,690百万円(前連結会計年度末比978百万円増)、純資産25,856百万円(前連結会計年度末比895百万円減)となりました。

 

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、棚卸資産の増加等により24,823百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円増加いたしました。

 

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、無形固定資産の増加等により8,723百万円となり、前連結会計年度末に比べ48百万円増加いたしました。

 

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、買掛金、未払印税の増加等により7,478百万円となり、前連結会計年度末に比べ978百万円増加いたしました。

 

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、212百万円となり、前連結会計年度末からの増減はありませんでした。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益1,074百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当により利益剰余金が減少したことにより25,856百万円となり、前連結会計年度末に比べ895百万円減少いたしました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、オンライン事業88百万円、コンシューマ事業80百万円、総額は169百万円となりました。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。