当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内の家庭用ゲーム市場におきましては、半導体不足の長期化によるゲーム機本体の品薄が続き、前年の市場規模を下回りました。モバイルゲーム市場におきましては、新規参入タイトルを取り巻く環境が依然厳しく、競争環境はさらに厳しさを増しており、優勝劣敗の傾向が強まっています。アミューズメント市場におきましては、復調傾向が継続しており、コロナ禍前の水準に近づきつつありますが、現下の感染再拡大により、今後の影響が懸念されます。音楽映像市場におきましては、大手配信サービスの会員数減少が注目されるなど、好調であった動画配信市場におきましても、巣ごもり需要の終了による踊り場感が強まっています。ライブエンターテイメント市場におきましては、復調の兆しを見せつつも、観客動員の回復の動きが鈍く、また、出演者やスタッフの感染による公演中止も多発するなど、依然厳しい市場環境が続きました。
このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)の経営成績は、売上高5,319百万円(前年同期比17.8%減)、営業利益780百万円(前年同期比46.7%減)、経常利益1,132百万円(前年同期比23.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益752百万円(前年同期比30.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
a.デジタルコンテンツ事業
当事業のコンシューマ部門におきましては、マルチプラットフォーム対応の完全新作ゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を、ダウンロード専売タイトルとして2022年5月19日に全世界同時に配信いたしました。しかしながら、目標を下回る販売推移となりました。また、前年5月に発売し、好調な販売を記録した『ルーンファクトリー5』の反動減により、前年同期比で減収減益となりました。
オンライン部門におきましては、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』のコラボ施策や、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』の4.5周年を記念した新キャラクターの追加などが好評を博しました。また、2021年11月に配信を開始した『千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)』におきましては、2022年5月に実施したハーフアニバーサリーイベントでユーザー数・売上が増加いたしましたが、収益への貢献は限定的となりました。
この結果、当事業の売上高は3,030百万円(前年同期比32.6%減)、セグメント利益は252百万円(前年同期比82.5%減)となりました。
b.アミューズメント事業
当事業におきましては、主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、2022年4月21日より稼動を開始した「スーパータッグ5弾」が非常に好調に推移し、過去最高の売上を達成いたしました。一方で、海外展開中の『ポケモンガオーレ』につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大地域における一部営業自粛や営業制限実施といった影響が続きましたが、その他の地域におきましては順調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は1,726百万円(前年同期比40.9%増)、セグメント利益は702百万円(前年同期比101.9%増)となりました。
c.音楽映像事業
当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「遊戯王」シリーズの最新作『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』と、TVアニメ『アオアシ』を2022年4月から放送開始いたしました。また、アニメ『刀剣乱舞-花丸-』シリーズの新作三部作の第1弾「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」が同年5月20日より劇場公開となりました。
ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」、「舞台『刀剣乱舞』」といったシリーズ作品の新作公演を実施いたしました。当第1四半期計上となる公演タイトル数の減少により売上は減少いたしましたが、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上などもあり、大幅な増益となりました。
この結果、当事業の売上高は562百万円(前年同期比24.9%減)、セグメント利益は229百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)となりました。
②財政状態の分析
当社グループの当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、資産35,216百万円(前連結会計年度末比1,315百万円減)、負債7,060百万円(前連結会計年度末比497百万円減)、純資産28,155百万円(前連結会計年度末比817百万円減)となりました。
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の減少等により26,679百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,426百万円減少いたしました。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、無形固定資産の増加等により8,536百万円となり、前連結会計年度末に比べ111百万円増加いたしました。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、買掛金、未払金の減少等により6,645百万円となり、前連結会計年度末に比べ497百万円減少いたしました。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、414百万円となり、前連結会計年度末からの増減はありませんでした。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益752百万円を計上したものの、前連結会計年度の配当により利益剰余金が減少したことにより28,155百万円となり、前連結会計年度末に比べ817百万円減少いたしました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、デジタルコンテンツ事業107百万円、アミューズメント事業21百万円、音楽映像事業4百万円、総額は132百万円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。