第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次
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第59期
|
第60期
|
第61期
|
第62期
|
第63期
|
決算年月
|
2020年7月
|
2021年7月
|
2022年7月
|
2023年7月
|
2024年7月
|
売上高
|
(千円)
|
8,522,729
|
8,787,265
|
8,643,663
|
9,054,715
|
9,853,840
|
経常利益
|
(千円)
|
839,601
|
1,042,438
|
1,135,767
|
939,722
|
1,019,931
|
親会社株主に帰属する 当期純利益
|
(千円)
|
567,709
|
741,032
|
778,980
|
665,190
|
721,008
|
包括利益
|
(千円)
|
563,257
|
751,057
|
816,148
|
683,047
|
743,919
|
純資産額
|
(千円)
|
4,448,986
|
5,092,204
|
5,794,515
|
6,324,796
|
6,876,716
|
総資産額
|
(千円)
|
9,055,468
|
9,806,406
|
10,962,966
|
11,038,119
|
11,901,675
|
1株当たり純資産額
|
(円)
|
2,518.18
|
2,882.25
|
3,269.23
|
3,568.41
|
3,905.90
|
1株当たり 当期純利益金額
|
(円)
|
321.37
|
419.43
|
439.99
|
375.30
|
407.66
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額
|
(円)
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
自己資本比率
|
(%)
|
49.1
|
51.9
|
52.9
|
57.3
|
57.8
|
自己資本利益率
|
(%)
|
13.5
|
15.5
|
14.3
|
11.0
|
10.9
|
株価収益率
|
(倍)
|
5.7
|
5.9
|
6.1
|
7.0
|
7.0
|
営業活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
35,697
|
1,447,332
|
551,966
|
△311,128
|
1,144,263
|
投資活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
△282,417
|
△64,524
|
△487,572
|
△86,122
|
△144,030
|
財務活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
△110,208
|
△213,729
|
△304,922
|
△93,920
|
△344,552
|
現金及び現金同等物の 期末残高
|
(千円)
|
1,676,750
|
2,859,271
|
2,664,170
|
2,178,608
|
2,857,340
|
従業員数 〔外、平均臨時雇用者数〕
|
(名)
|
191
|
195
|
198
|
208
|
208
|
〔50〕
|
〔39〕
|
〔42〕
|
〔44〕
|
〔49〕
|
(注) 1 株主資本において自己株式として計上されている役員向け株式交付信託が保有する当社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式数から控除する自己株式数に含めており、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第61期の期首から適用しており、第61期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
(2) 提出会社の経営指標等
回次
|
第59期
|
第60期
|
第61期
|
第62期
|
第63期
|
決算年月
|
2020年7月
|
2021年7月
|
2022年7月
|
2023年7月
|
2024年7月
|
売上高
|
(千円)
|
7,163,547
|
7,980,470
|
7,380,335
|
7,579,275
|
8,392,157
|
経常利益
|
(千円)
|
849,770
|
1,194,881
|
1,051,977
|
939,431
|
973,138
|
当期純利益
|
(千円)
|
614,210
|
883,444
|
734,496
|
687,056
|
706,510
|
資本金
|
(千円)
|
251,577
|
251,577
|
251,577
|
251,577
|
251,577
|
発行済株式総数
|
(株)
|
1,798,800
|
1,798,800
|
1,798,800
|
1,798,800
|
1,798,800
|
純資産額
|
(千円)
|
4,680,589
|
5,457,438
|
6,080,473
|
6,628,862
|
7,146,270
|
総資産額
|
(千円)
|
8,384,797
|
8,987,669
|
10,023,959
|
10,541,310
|
11,381,099
|
1株当たり純資産額
|
(円)
|
2,649.27
|
3,088.98
|
3,430.57
|
3,739.97
|
4,059.00
|
1株当たり配当額 (うち1株当たり 中間配当額)
|
(円)
|
60
|
70
|
80
|
80
|
100
|
(25)
|
(25)
|
(25)
|
(30)
|
(35)
|
1株当たり 当期純利益金額
|
(円)
|
347.69
|
500.04
|
414.86
|
387.63
|
399.46
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額
|
(円)
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
自己資本比率
|
(%)
|
55.8
|
60.7
|
60.7
|
62.9
|
62.8
|
自己資本利益率
|
(%)
|
13.9
|
17.4
|
12.7
|
10.8
|
10.3
|
株価収益率
|
(倍)
|
5.3
|
4.9
|
6.5
|
6.8
|
7.1
|
配当性向
|
(%)
|
17.3
|
14.0
|
19.3
|
20.6
|
25.0
|
従業員数 〔外、平均臨時雇用者数〕
|
(名)
|
158
|
160
|
162
|
168
|
168
|
〔37〕
|
〔32〕
|
〔34〕
|
〔35〕
|
〔39〕
|
株主総利回り
|
(%)
|
94.9
|
129.4
|
144.6
|
146.5
|
162.0
|
(比較指標:配当込みTOPIX)
|
(%)
|
(98.1)
|
(127.3)
|
(133.0)
|
(163.6)
|
(201.4)
|
最高株価
|
(円)
|
2,282
|
2,690
|
3,000
|
2,898
|
3,300
|
最低株価
|
(円)
|
1,464
|
1,767
|
2,253
|
2,500
|
2,550
|
(注) 1 株主資本において自己株式として計上されている役員向け株式交付信託が保有する当社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式数から控除する自己株式数に含めており、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2 第60期の1株当たり配当額70円には、創業60周年記念配当10円を含んでおります。
3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第61期の期首から適用しており、第61期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
5 最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。
2 【沿革】
当社は、1969年10月31日を合併期日とし、株式会社ゼネラルパッカー(1962年6月8日設立、各種機械の製造・修理)を吸収合併し、商号をゼネラルパッカー株式会社に変更し現在に至っております。
年月
|
概要
|
1961年12月
|
自動包装機の販売を目的として東陽商事有限会社(名古屋市中区、資本金500千円)を設立。
|
1962年6月
|
自動包装機の製造を目的として株式会社ゼネラルパッカー(名古屋市西区、資本金500千円)を設立。
|
1965年11月
|
東陽商事有限会社の商号をゼネラルパッカー販売有限会社に変更。
|
1966年2月
|
ゼネラルパッカー販売有限会社の組織を変更し、ゼネラルパッカー販売株式会社に変更。
|
1967年2月
|
株式会社ゼネラルパッカーの本店を愛知県西春日井郡西春町(現 愛知県北名古屋市、現在地)へ移転。
|
1969年10月
|
ゼネラルパッカー販売株式会社が、株式会社ゼネラルパッカーを吸収、商号をゼネラルパッカー株式会社に変更。合併後の本店は愛知県西春日井郡西春町(現 愛知県北名古屋市、現在地)とし、資本金10,000千円となる。
|
1977年7月
|
現在地に社屋を新設。
|
1985年2月
|
東京都千代田区に東京営業所を開設。
|
1989年7月
|
本社に隣接して北館を新設。
|
1989年10月
|
愛知県西春日井郡西春町(現 愛知県北名古屋市)に東第1工場を新設。
|
1997年8月
|
有償株主割当増資により、資本金20,000千円となる。
|
1997年12月
|
有償第三者割当増資により、資本金50,000千円となる。
|
1998年7月
|
有償第三者割当増資により、資本金155,000千円となる。
|
1998年8月
|
東第1工場に隣接して東第2工場を新設。
|
2003年12月
|
当社株式を日本証券業協会へ店頭登録。
|
2003年12月
|
有償一般募集増資により、資本金243,400千円となる。
|
2004年1月
|
有償第三者割当増資により、資本金251,577千円となる。
|
2004年8月
|
本社に隣接して南館を新設。
|
2004年9月
|
東京営業所を東京営業部に名称変更するとともに東京都千代田区内で移転。
|
2004年12月
|
日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
|
2006年1月
|
2005年度愛知ブランド企業に認定。
|
2006年3月
|
市町村合併のため、2006年3月20日付で本店所在地の住所表示が「愛知県西春日井郡西春町」から「愛知県北名古屋市」に変更となる。
|
2007年9月
|
賃借工場であった東第1工場及び東第2工場を廃止し、本社に隣接して東館(工場兼事務所棟)を新設。
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2010年4月
|
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
|
2010年10月
|
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
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2011年12月
|
名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。
|
2012年1月
|
株式会社ワイ・イー・データ(現 株式会社FAMS)と資本業務提携契約を締結。
|
2012年12月
|
ISO9001認証取得。
|
2013年7月
|
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
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2016年3月
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中国江蘇省常熟市に蘇州日技通用包装机械有限公司(現・連結子会社)を設立。
|
2016年9月
|
オサ機械株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得し完全子会社化。
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2021年8月
|
米国イリノイ州にGeneral Packer America Corporation(現・連結子会社)を設立。
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2022年4月
|
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。また、名古屋証券取引所の市場区分見直しに伴い、名古屋証券取引所市場第二部からメイン市場に移行。
|
2022年7月
|
本社に隣接する南館に新工場を増築。
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3 【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社3社、持分法非適用関連会社1社及びその他の関係会社1社で構成されており、「包装機械」「生産機械」の各セグメントにおいて設計・製造・販売・保守サービス等の事業展開を行っております。
当社グループにおける「包装機械」「生産機械」の事業の位置づけは、次のとおりであります。
(包装機械)
当社が自動包装機械及び包装システムの設計・製造・販売・保守サービス等を行っている他、蘇州日技通用包装机械有限公司及び錦通日技包装科技(江蘇)有限公司が自動包装機械の製造・販売、General Packer America Corporationが自動包装機械の販売・保守サービスを行っております。また、その他の関係会社である株式会社FAMSより、包装関連機器等の仕入を行っております。
(生産機械)
オサ機械株式会社がチョコレート製造機械及び装置の設計・製造・販売・保守サービス等を行っております。
事業の系統図は、次のとおりであります。
4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社
名称
|
住所
|
資本金又は出資金 (百万円)
|
主要な事業 の内容
|
議決権の 所有割合 (%)
|
関係内容
|
オサ機械株式会社 (注)3
|
横浜市緑区
|
18
|
生産機械
|
100
|
役員の兼任あり。
|
蘇州日技通用包装机械 有限公司 (注)2
|
中華人民共和国 江蘇省常熟市
|
50
|
包装機械
|
100
|
当社製品の製造・販売。
|
General Packer America Corporation (注)2
|
米国イリノイ州
|
80 (万米ドル)
|
包装機械
|
100
|
当社製品の販売・保守サービス。 役員の兼任あり。
|
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 特定子会社に該当しております。
3 オサ機械株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報における生産機械の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)の割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
(2) その他の関係会社
名称
|
住所
|
資本金 (百万円)
|
主要な事業 の内容
|
議決権の 被所有割合 (%)
|
関係内容
|
株式会社FAMS
|
新潟県見附市
|
100
|
メカトロニクス事業
|
15.04
|
ロボット応用システムの仕入先。 役員の兼任あり。
|
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2024年7月31日現在
セグメントの名称
|
従業員数(名)
|
包装機械事業
|
177
|
〔39〕
|
生産機械事業
|
31
|
〔10〕
|
合計
|
208
|
〔49〕
|
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託、人材会社からの派遣社員を含む)は当連結会計年度の平均人員を〔 〕外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2024年7月31日現在
従業員数(名)
|
平均年齢(歳)
|
平均勤続年数(年)
|
平均年間給与(円)
|
168
|
〔39〕
|
39.3
|
14.0
|
6,297,878
|
セグメントの名称
|
従業員数(名)
|
包装機械事業
|
168
|
〔39〕
|
合計
|
168
|
〔39〕
|
(注) 1 従業員数は就業人員(当社から他社への出向者を除く)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、嘱託、人材会社からの派遣社員を含む)は当事業年度の平均人員を〔 〕外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
当社グループでは、国内連結子会社1社で労働組合が組織されております。なお、労使関係は円満に推移しております。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当事業年度
|
管理職に占める 女性労働者の割合(%) (注)1
|
男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2
|
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、(注)3
|
全労働者
|
正規雇用労働者
|
パート・有期労働者
|
0.0
|
80.0
|
62.6
|
68.2
|
63.3
|
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3 労働者の男女の賃金の差異について、賃金制度・体系において性別による差異はありません。男女の賃金の差異は、主に男女間の管理職比率及び雇用形態の差異によるものです。パート・有期労働者については、正規雇用労働者の所定労働時間(1日8時間)で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。
② 連結子会社
連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象外であるため、記載を省略しております。